2014年09月19日

カレー強化週間 3日目 〜 Anjumのレシピから + フードプロセッサーのアルーナン

念願だった “インド産赤玉ねぎ” が手に入ったことを祝い、 “カレー強化週間” 実施中です。
3日目の本日金曜日も、Anjum Anandのレシピ本 『Indian Food Made Easy』 を参考に。

彼女のオリジナルはこんな感じ ⇒ Curried lamb meatballs
もちろん材料も含めてかなり脱線しております。

子供からお年寄りまで家族全員で楽しめる “ラム肉のミートボール” を使ったマイルドなカレー。
カレー強化週間にあらずばほぼ選ばないであろうタイプのカレーではありますが、諸事情により。

・・・というのも、随分 (本当に随分) 前に作ったイノシシハンバーグが冷凍庫に鎮座していたから。
日々の備忘録を読み返してみると・・・この時の “イノシシ+キクイモのハンバーグ” ね。
ハンバーグのリメイクを目論み、今回このレシピが大抜擢。

ならばついでに、同じく冷凍庫にあった “キクイモとおからのハンバーグ” もリメイクしてしまおう。
冷凍ハンバーグのリメイクカレー、朝食にはギーをからめたフェットチーネを添えてみましたよ。





そしてお昼は・・・ギーをからめたフェットチーネ、お弁当にするには少々忍びない。
なので、お弁当用に “アルーナン” を焼いてみましたよ (以前のレシピから ⇒

過去に数回作ったことのあるアルーナンですが、今回はフードプロセッサーver.で。
生地の捏ねはフードプロセッサー任せなので本当に簡単です。
じゃが芋の茹で時間の関係で、発酵等々の過程が以前と前後しておりますが上々の出来です。

アジョワンシード風味のポテトをたっぷり包んだアルーナン、フードプロセッサーって本当に偉大。
カレー強化週間以降も、アルーナンの登場頻度が上がることはこれで確実です。

冷凍ハンバーグのリメイクカレー、フードプロセッサー仕様のアルーナン、どちらも本当に簡単です。
先ずはリメイクカレーから。










いつもスタータースパイスとしてホールのスパイスを多用するのですが、今回はシンプルそのもの。
ベイリーフとシナモンだけです。
それ故仕上がりにやや不安を感じておりましたが、これが予想を大いに裏切って実に美味しい!
お料理している時の香りにうっとりすること請け合いです。
  1. やや多めの油・ベイリーフ・シナモン・たっぷりのみじん切り玉ねぎをお鍋に合わせ入れ、玉ねぎが色づくまでしっかりと炒め合わせます。

    セロリ (茎部分のみ) ・人参・生姜・ニンニク・青唐辛子をみじん切りにして加え、更に炒め合わせた所にざく切りにしたトマトも加えて炒め合わせます。

  2. トマトが崩れてやわらかくなってきたら、フォン ド ヴォー コルセも加えましょう。
    フォン ド ヴォー コルセは、取り寄せたものをキューブ状に冷凍してあります。

    オリジナルではお水を加えておりますが、何分冷凍ハンバーグのリメイクですもの。
    お肉の旨味をプラスしないとね。

  3. 軽く煮込んだところに、グリーンコリアンダーパウダー・ガラムマサラ・カイエンペッパー・ターメリック・お塩を加えてひと煮立ち。
    解凍して室温に戻しておいた冷凍ハンバーグを加え、同時に金時草も加えます。

    金時草がしんなりする程度に軽くひと煮立ちさせて出来上がり。

    たっぷりのお湯を沸かしてお塩を加え、フェットチーネを指示通り茹でてザルにあけます。
    熱々のうちにギーをまぶしてカレーに添え、セロリの葉っぱを散らして召し上がれ。











Anjumのオリジナルレシピからは随分と逸れてはしまいましたが、これ美味しいです。
美味しいと言えば、お弁当用に作ったアルーナン。
フードプロセッサーで生地作りなんて大丈夫かしら・・・なんて心配は全く不要でありました。
これも美味しい。






我が家のフードプロセッサーは山本電気製 (
よくあるパン生地用カッターに付け替える必要はありません。
以下の分量で、やや小ぶりなアルーナン2枚分です。

然るべくタイミングで、オーブンは250℃に予熱しておきましょう。
その際鉄板も一緒に温めておきます。

  1. 熱湯 大さじ1・お水 大さじ1を混ぜ合わせたところに、インスタントドライイースト 小さじ1/4 (1g) を振り入れてよく混ぜ合わせておきましょう。

  2. 強力粉 60g
    強力粉タイプの全粒紛 40g
    お砂糖 小さじ1

    以上をフードプロセッサーに合わせ入れ、お砂糖目がけて1のイーストを加えましょう。
    菜箸で素早くお砂糖となじませたら、お塩をひとつまみを加えます。
    ダイヤルを2に合わせ、フードプロセッサーを軽く数秒回しましょう。

  3. 全体が細かなそぼろ状になったら、いちど蓋を開けてヨーグルトを加えます。
    大さじ1/2程度ずつ数回に分けてヨーグルトを加えては混ぜる・・・を生地がひとつにまとまるまで2〜3回繰り返しましょう。
    結果として、ヨーグルトは大さじ1.5〜2ほど加えたかしら。

  4. 生地を台の上に移し、軽く捏ねて丸めます。
    オリーブオイルを薄くぬった金製のボールに移しましょう。

    大きめのお鍋にぬるま湯を張り、生地の入ったボールを浮かべましょう。
    ぴったりとお鍋の蓋をして、生地が倍になるまで40〜50分発酵させます。

    もちろん濡れ布巾とラップをかけ、温かい場所で発酵させても。要は同じことですものね。

  5. 生地を発酵させている間に、じゃが芋を皮付きのままやわらかく茹でます。
    熱いうちに皮をむいて丁寧につぶし、アジョワンシードを混ぜて丸めておきましょう。

  6. 発酵が完了した生地の空気を抜き、包丁で2等分します。
    断面を包み込むようにしながら丸くまとめ、これを平らにして丸めたじゃが芋を包みましょう。
    オーブンシートの上に並べ、濡れ布巾を被せて10分ほどおきます。

  7. 生地にラップを被せ、それぞれめん棒で薄くのばします。
    250℃に予熱したオーブンにオーブンシートごと素早く移し、7〜8分焼けば出来上がり。

    フードプロセッサーのアルーナン作り、初回とは思えぬほどの大成功。











ギーをたっぷりまぶしたフェットチーネに合わせた本日のカレー。
カレー強化週間ということでもなければ、前述の通り作ることはなかったでしょう。

でもこれが思いのほか相性がよろしい、かなりの好相性です。
ハンバーグがちょっと崩れたところなんて、フェットチーネにからんで本当に美味しい。
そしてお昼のアルーナンとも実に相性良しで、もちろん主人も大はしゃぎ。

実は、まだまだ作ってみたいカレーがAnjumのレシピ本には満載です。
カレー強化週間だけでは足らないかも。

ただやっぱり不本意なのはコリアンダー・・・何故日本ではハーブがこうも高価なのかしら。
そして何故私の畑では、コリアンダーは上手く栽培出来ないのかしら。

週末はジャパニーズカレーでも作ってみようかしら。
これもカレーと言えばカレーよね?
ね、主人?

posted by しんさん at 15:55 | Comment(0) | エスニックなお料理・カレー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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