辛味が全くなく甘い・・・インド料理の基本は赤玉ねぎ・・・などと以前から噂は聞いておりました。
えぇ、主人からね。
カレー好きの彼。
入手困難なインド産玉ねぎを自ら調達するとは、よほどこの赤玉ねぎが気になっていたのでしょう。
そんな彼の情熱に負け、
『本日より7日間、朝食・昼食はカレー!カレー強化週間と致します!』
などと無茶な約束をしてしまいました。とほほ。でも約束しちゃったものは仕方がない・・・
お小遣いももらってしまったもの・・・要は買収されたのね、私。
いつもは玉ねぎピュレ (☆) からスタートする我が家のカレー作り。
折角のインド産赤玉ねぎですので、本日はシンプルにみじん切りにて。
いつものように圧力鍋を使用しております。
- 油・ホールスパイスを合わせ入れて火にかけます。ここで使用したスパイスは、クミン・カルダモン・黒胡椒・ブラウンマスタード・クローブといったところかしら。
- ブラウンマスタードがプチプチとはじけ始めたら、カレーリーフ (ドライ) ・カスリメティ・みじん切りにしたニンニク・生姜・青唐辛子も加えて炒め合わせます。
同時にみじん切りにした赤玉ねぎもたっぷり加えましょう。 - 豚挽き肉も加えて炒め合わせ、じんわりと脂がにじみ出てきたところでターメリックパウダーも加えて炒め合わせます。
- ターメリックが全体になじんだところでざく切りにしたトマトも加え、トマトを崩すようにしながら炒め合せましょう。
トマトが崩れてきたら、ムングダル・お水を加えて鍋底からよく混ぜ合わせます。
圧力鍋の蓋をし、3分加圧して自然に圧を抜きましょう。 - 圧力鍋の蓋をあけ、小口に切ったオクラを加えて軽くひと混ぜ。
ネバネバ仲間なんだし・・・ということで、ジャンボなめこも一緒に入れてしまいましょうか。
お塩・グリーンコリアンダーパウダー・ガラムマサラ・カイエンペッパーを加え、軽くひと煮立ちさせて出来上がり。
1週間限定の朝・昼カレー生活・・・ふんふん、考えてみるとちょっと楽しそうよね。
久しぶりにAnjum Anandの本でも眺めて構想を練ろうかしら。
そんなこと思いながら、ちょちょいのちょいでお弁当が完成いたしました。
どうせならば、インド産赤玉ねぎ本来の味を確認してみたいじゃない?
ヨーグルトを使ったインド風のサラダ、有り合わせではありますがライタを作ってみましょうか。
もちろん食べたことはありませんから空想の世界ですけどね。
- セロリ・人参はそれぞれあられ切りにし、少量のお塩をまぶしてしばらくおきます。
しんなりしたら水気をしっかりとしぼり、少量のオリーブオイルで和えておきましょう。 - トマトは種を除いてあられ切りに。
セロリの葉っぱ・ミント (フレッシュ) は合わせて刻みます。
赤玉ねぎはたっぷりとみじん切りに。 - 以上を全てボールに合わせ、ヨーグルト・ハチミツ・チリパウダーを加えて和えます。
お塩で味を整えて出来上がり。
どうしても水気が出るのでお弁当にはあまり向きませんが、カレーの箸休めにぴったりです。
本日は、ターメリックライスも赤玉ねぎで。
- お鍋に油を熱し、みじん切りにした赤玉ねぎを炒めます。
ここにターメリックパウダーも加え、しっかりと炒め合わせましょう。 - さっと洗ったバスマティライス (壊れやすいので優しく優しく) ・押し麦も加え、同時にお水を注ぎます。
お水の量は (お米+押し麦の量) +αといったところ。日本米を炊く時と変わりません。 - 強火で煮立て、全体が煮立ったらピッタリを蓋をして弱火で5分。
強火にして数秒数えて火を止め、蓋をしたまま20分ほど蒸らせば出来上がり。
フォークやスパチュラでさっくり混ぜ、ふわふわサラサラのターメリックライスを召し上がれ。
ちょっと涼しくなってきたことですし、今朝は久しぶりにチャイでも淹れてみましょうか。
- 包丁の腹でつぶした生姜・唐辛子・カスリメティ・シナモン・カルダモンをお鍋に合わせ入れ、牛乳・茶葉を加えてゆっくりゆっくり煮出します。
ココナッツシュガーを溶かし、温めたカップに漉しながら注ぎましょう。
カレー強化週間でも、それでもやっぱり納豆が食卓に上ります。
自家製・又は根尾の伯母製玉ねぎがある間は、納豆の薬味はたっぷりのみじん切り玉ねぎ。
ですが本日は、やはりインド産赤玉ねぎということで。
・・・ところがこの赤玉ねぎ、想像していた程には衝撃を感じられなかったのですが・・・
うーん・・・それでもカレー強化週間は明日も続くのです。