2014年09月12日

モチモチでしっとり・・・すりおろしじゃが芋のソーダブレッド

フードプロセッサーを主人に買ってもらい、日々オモチャ感覚で楽しみながら愛用しております。
そしてふと思いました。
『おやおや?そう言えば、まだ “グレーター機能” を試しておりませんよ』 ・・・と。

まだまだ在庫豊富なじゃが芋をあっという間にすりおろし、こんなソーダブレッドを焼いてみました。
そしてオープンサンドにしてみましたよ。

じゃが芋たっぷりのソーダブレッドは、ゴツゴツした本来のソーダブレッドよりうんとソフトな仕上がり。
もちもちとしたその食感は、サンドイッチにしても抜群に美味しいの。

発酵バター・ベーコン・ザワークラウト・黒胡椒のシンプルなオープンサンドは、実に我が家好み。
朝食用には半熟卵とアボカドを添え、赤ワインビネガー・オリーブオイル・フルールドセルで。

手前味噌ではありますが本当に美味しい。

フードプロセッサーを使った “簡単じゃが芋ソーダブレッド”
生地がゆる過ぎて失敗かとも思いましたが、いえいえなかなかの上出来です。
今後もこのレシピで参りましょう。





本当に簡単です。
ただし、フードプロセッサーのグレーター機能はどうしても水分が多く出ます。
大根おろし等純粋にすりおろし料理を食べたい時は、今後もやはり銅のおろし金を使うことでしょう。



  • オーブンは190℃に予熱しておきます。
  • 薄力粉・全粒紛タイプの薄力粉 各75g
    ベーキングパウダー 小さじ1
    重曹 小さじ1/4
    お塩・キャラウェイシード 各適量

    以上を大きめのビニール袋に合わせ入れ、よくふり混ぜておきましょう。



  1. じゃが芋は小ぶりのものを3つ、皮付きの状態で200g強でした。
    フードプロセッサーにグレーターをセットし、皮をむいたじゃが芋 (正味180g弱) をすりおろします。

  2. マルチブレード (通常の刃です) に変え、合わせておいた粉類を加えてざっと混ぜます。
    全体が軽くそぼろ状になったら、様子を見ながらとき卵を加えて更に数秒混ぜます。

    じゃが芋等の状態にもよりますが、とき卵は1/2個分ほど加えました。
    いつものソーダブレッド生地より随分とやわらかめです。

  3. オーブンシートを敷いた鉄板の上に生地を移し、スパチュラで円形にまとめます。
    スバチュラをさっと水にくぐらせながら作業すると簡単ですよ。
    茶こしを使って薄力粉をふりかけ、包丁で軽く十文字の切れ込みを入れましょう。

  4. 190℃に予熱したオーブンに移し、設定温度を180℃にして焼くこと35分。
    ヴィジュアル的にはビスコッティのようですが、香ばしい香りはしっかりソーダブレッド。

    網の上で粗熱をとってお好みの厚さに切り分け、室温に戻しておいた発酵バター (無塩) を満遍なくぬりましょう。

    さっと焼いた薄切りベーコン・漬け汁をしっかり絞ったザワークラウト (市販品) をこの上に。
    黒胡椒をたっぷり挽いて出来上がり。











生地がやわらかくて失敗をも覚悟致しましたが、結果オーライです。
今日は久しぶりにスープも添えてみましたよ。

そして最近お気に入りのデザート、コーヒーとココナッツのツートン寒天。
上にはタピオカがたっぷりです。






先ずは、ソーダブレッドで残ったとき卵を使って小さなおかずを一品。
スタッフ ド ピーマン・とき卵ver.とでも申しましょうか。
  1. ピーマンは種を除きて厚さ2cm程度の輪切りにし、油をひいたフライパンに並べ入れます。
  2. バジルペースト (自家製ですのでお塩不使用です) ・塩胡椒を残ったとき卵に加えてよく混ぜ合わせ、ピーマンにそっと流しいれましょう。火加減はうんと弱火で。
    茹でたひよこ豆を2〜3個卵の中に埋め、ぴったりと蓋をして蒸し焼き状態に。
  3. 卵の表面が何となくかたまってきたら裏返し、両面焼いて出来上がり。






朝夕は肌寒さすら感じる気候になりましたので、気分的にスープも復活させましょう。
在庫野菜を圧力鍋に放り込むだけの簡単シンプルスープ、男気のあるスープです。
  1. ひよこ豆はひと晩お水に浸しておき、浸け水にお水を足して3分加圧しましょう。
    茹で汁ごと別容器に取り出し、空いた圧力鍋をさっと洗います。
  2. 圧力鍋にオリーブオイルを熱し、みじん切りにしたニンニクと玉ねぎを炒め合わせます。
    ここにさいの目に切った人参・ゴボウを加えて炒め合わせ、ひよこ豆を茹で汁ごと加えます。
    コンソメ (市販品をキューブ状に冷凍してあります) も加え、3分加圧して圧を抜きましょう。
  3. 牛乳・彩りのピーマンを加えてひと煮立ち。
    塩胡椒で味を整えて器に盛り、バジルペーストを添えて出来上がり。






最近お気に入り、黒と白のツートン寒天。
コーヒーとココナッツクリーム・ココナッツシュガーがこんなに好相性だとは・・・美味です。
ちなみに、 “ココナッツミルク” ではなく “ココナッツクリーム” を使用しております。
  1. ブラックタピオカはひと晩たっぷりのお水に浸しておきます。
    浸け水ごと圧力鍋に移し、水が少なければ足して3分加圧しましょう。
    これを冷水にとってザルにあけ、お水・上白糖を混ぜ合わせたシロップに浸しておきます。
  2. 濃いめに淹れたコーヒー 200cc
    ココナッツシュガー 大さじ1
    粉寒天 小さじ1/2強

    以上をお鍋に合わせ入れ、弱めの中火で煮立てます。
    1分ほど沸々と煮立て、漉しながら容器に注ぎ入れて冷やしかためます。

  3. お鍋をざっと洗いましょう。

    お水 200cc
    ココナッツシュガー 大さじ1
    粉寒天 小さじ1/2弱
    を1と同じ要領で煮立て、火からおろしてココナッツクリーム 100ccを加えます。

    ココナッツクリームを加える時は、先ずは少量のココナッツクリームを寒天液に加えてよく混ぜ、これを寒天液に戻し入れるといった手順で丁寧に。
    かたまらない程度に少し冷まし、茶こしで漉しながら1の上にそっと注ぎます。

    冷やしかため、ブラックタピオカをたっぷりと上にあしらって召し上がれ。











ベーコンを焼いた後のフライパンで半熟卵を焼きましょう。
じゃが芋ソーダブレッドの上にベーコン・半熟卵をあしらって、アボカド・ザワークラウトを添えます。
赤ワインビネガー・フルール ド セル・オリーブオイルをふって、朝食の準備完了。

主食はパンでも、納豆+たっぷりのみじん切り玉ねぎはもちろんスタンバイ。

今週は何かと理由をつけてお弁当をサボった週でありました。
明日から3連休の楽しい週末です。
畑仕事をするにも心地の良い気候になって参りましたし、窓を開けて料理するのも快適です。

・・・どんな3連休になるのかは、火を見るよりも明らかです。

posted by しんさん at 15:53 | Comment(2) | じゃが芋を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは、しんさん。
しんさんのツボにスマッシュヒットを放ったなみです(笑)

お琴にそんなに反応されるとは・・・。
少し驚きましたけど、何だか褒めてもらっているようで嬉しかったです♪

しんさんも、憧れておられるのなら習われたらどうですか?
私の通っているところにも、40の手習いから
果ては80歳から始めた方もおられます。
いくつからでも始められるのがお琴のよさです。意外に簡単に弾けますよ。

聞くと弾くのでは、印象ががらりと変わるかも知れませんが、
それもまた一興です。


今日の朝食は、洋風なのですね!
ザワークラウトと黒胡椒の組み合わせが、本当に美味しそうです。
基本的に和食で育っていますが、神戸にいるせいかパンも大好きで、
シンプルなオープンサンドにとても心惹かれます!

パン、実は何もつけずにそのまま頂くのが一番好きなのですけれど(笑)


ご主人のウンチク込のカレー、頂いてみたいです。
食べ物に関しては、ウンチク大好きですから!!!
岐阜にお邪魔しようかしら・・・。
本当に食べさせて頂けます?!
そろそろ栗の季節ですし、栗ツアーも兼ねて♪
(一度、小布施堂の朱雀というお菓子を食べてみたいのです。しんさん、ご存知ですか?)
Posted by なみ at 2014年09月13日 12:17
こんにちは、なみさん^^

知人で幼少の頃からお琴を習っていた子のお話です。
高校の何かの授業で、自分の得意とする楽器を演奏しなさいという課題があったそうです。
彼女のお兄さんが軽トラでお琴を学校まで運んだそうで・・・(笑)

この話を聞いた時、何故だか私の中で“お琴”は憧れるだけの存在で在り続けるものだという境界線が引かれたのであります。

でも、お琴を弾いている方への憧れは消えません。
お琴は遠くから愛でるもの・・・
スマッシュヒットは傍観するもの・・・
意気地のない私を笑って下さい(笑)

パン、実は私も何もつけずに食べるのが大好きです!
なみさんとの共通点って、何故だか嬉しい^^

あら!
なみさんがお越しになるとあらば、いい加減な有り合わせカレーなどはお出し致しかねます。
近々カレー強化週間を作って、イチから出直さねば!
栗の季節までに、お口の肥えたなみさんを納得させるカレー・・・なんだかワクワクしますね♪

小布施堂の朱雀、もちろん食べたことはありません。
でも、もちろん存じております。
そして憧れております。

なみさん、是非是非お口にしてご感想をいつの日か・・・
ちなみに岐阜の栗菓子も有名ですが(もちろん朱雀ほどではあらねど)、“堂上蜂屋柿”というなく子も黙る干し柿がありますよ♪
Posted by しんさん→なみさんへ at 2014年09月16日 17:21
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