2014年08月18日

お酢でさっぱり “イワシのお酢煮” ・ 煮汁を有効利用 “大豆の山椒煮”

1週間あった主人のお盆休みではありますが、本日お盆休み明けでございます。
我が家においては、在庫食材整理の為に極力食材調達を控えた1週間でもありました。

この1週間で、在庫食材を駆使すれば日常生活がどーにかなると悟ってしまった私・・・
久しぶりのスーパーではありましたが、はしゃいでアレコレ調達することなんざ致しません。
アレコレ欲しがる主人をクールに睨みつけ、必要最低限の食材だけを調達して帰宅致しましたよ。

お盆休み明けの本日月曜日。
丸々したイワシを調達して参りましたので、 “イワシのお酢煮” なんていかがかしら。

イワシと言えば “梅干し煮” が定番ではありますが、貧乏性は “お酢” で煮るのです。
煮汁で黒々とした梅干しがなんだか惜しい気が致しますので、 “お酢” だけで十分である・・・と。
いやぁね、貧乏性って。

でもまぁそれはさて置き。
いつもの煮魚の要領にお酢を足し、圧力鍋で骨までやわらかく仕上げたイワシは夏にぴったり。
イワシの存在感はばっちり残っているのに、お酢のおかげでさっぱりと食べられます。





そして、更に貧乏性は主張します。

“イワシのお酢煮” の煮汁を使った “山椒豆” は抜群に美味しい。

圧力鍋でじっくり煮込んだ大豆ではありますが、和えてほんのりシワを寄せてかために仕上げます。
木の芽と干しエビの風味+ちょっと甘めの味付けが、田舎風で実に実に私好み。

そう。
主人が厳選して調達してくれる我が家の調味料、煮魚等の後に捨てるのが忍びなかったのです。

おからを炊いたりその他色々と有効利用しては参りましたが、煮魚の後は煮豆・・・
しばらくはこれらが定番の抱き合わせメニューになりそう。

お盆休み明けも、我が家では相変わらず圧力鍋が大活躍ですよ。





イワシのお酢煮。
ちょっとした下準備で、皮もはじけず綺麗に仕上がりますよ。
  1. 丸々太ったイワシは4尾、頭を落として内臓を綺麗に取り除きます。
    たっぷりのお水の中でしっかりとふり洗いをし、水気をしっかり拭き取りましょう。
    表面を数箇所爪楊枝でつつき、皮がはじけるのを防ぎます。

  2. お水 300cc
    お酢 ・ お酒 各60cc
    みりん 大さじ2
    白だし醤油 大さじ1.5
    濃い口醤油 ・ てんさい糖 各大さじ 0.5

    以上を圧力鍋に煮立て、下処理したイワシを重ならないように並べ入れます。
    上に千切り生姜をたっぷりと散らし、10分〜15分加圧して自然に圧を抜きましょう。

  3. シシトウのヘタを除き、表面を数箇所爪楊枝でつついておきます。
  4. 圧力鍋の圧が抜けたら蓋を開け、別鍋にイワシをそっと移します。
    ここに千切り生姜を含めた煮汁をひたひたに注ぎ、シシトウを加えて煮汁を回しかけながら弱火でしばらく煮詰めましょう。

    イワシを別鍋に移して仕上げるのは、もちろんこの後圧力鍋を大豆に使いたかったから。
    煮汁がひたひた程度にすくい取り、引き続き圧力鍋で仕上げてももちろん問題なし。

    シシトウが十分に煮汁を含んだら、お酢を大さじ1ほど回しかけましょう。
    軽くひと煮立ちさせて出来上がり。











甘めに味付けした山椒豆は、前述の通りイワシの煮汁を有効利用。
美味しいお魚の煮汁というものは、旨味はあれど生臭くはないのです・・・エッヘン。
貧乏性が過ぎるとドン引きすることなかれ。
  1. 大豆を綺麗に洗い、ひと晩たっぷりのお水に浸しておきましょう。
    これを浸け水ごと圧力鍋に移し、お水が少なければ大豆の1〜2cm上にくるよう足します。
    強火にかけ、アクを丁寧にすくい取りましょう。
  2. アクを除いたら直ぐにイワシの煮汁を加え、同時にハチミツ・てんさい糖も加えます。
    圧力鍋の蓋をして10分加圧し、自然に圧が抜けるのを待ちましょう。
    大豆がやわらかくなる前に、煮汁・甘味を一気に加えてしまうのがシワを寄せるポイント。
  3. これを別鍋に移し (もちろん圧力鍋でそのまま続行してもかまいません) 、ふつふつと軽く煮立つ程度の火加減でしばらく煮詰めます。
    煮汁がひたひた程度になったところで、木の芽 (冷凍してあるものを軽く砕いて凍ったまま加えます) ・ 乾燥小エビを加えましょう。煮汁が殆どなくなるまで煮詰めれば出来上がり。

    私好みの歯応えのあるシワ豆、見事に仕上がりました。










気付けば、挨拶上はもう残暑なのね。
ヨーグルトに添えた果物もそう言えば梨・・・真夏と早秋の入り混じる食卓がしばらくは楽しめそう。






久しぶりに納豆も再来、いつもの朝食が戻って参りました。
畑で収穫した白いゴーヤは、優しい苦味を活かして胡麻和えにしてみましょうか。
  1. ゴーヤの種とワタを除き、薄切りにして少量のお塩を軽くもみ込みます。
    しんなりするまでしばらくおき、さっと洗い流してから水気をしっかりと絞りましょう。
  2. 白胡麻は乾煎りし、すり鉢に移して粗く擂ります。
  3. トマトは湯むきしてあられ切りにしておきましょう。
    お弁当用ではないので水分が出てもさほど問題ありませんもの、種もそのまま使いましょう。
  4. 以上を全て合わせ、オリーブオイル・極少量の練り胡麻・白だし醤油で味付けをします。
    みじん切り玉ねぎ・たっぷりの鰹節を加え、丁寧に和えれば出来上がり。






お盆中多かった雨天。
その上に夏の日差しとくるものですから、畑のオクラが急成長して刀のようになってしまいました。
塔の立ってしまったかためのオクラ、力技でお味噌汁にねじ込んでみましょう。
  1. いつも通り煮干し出汁をとっておきます。
  2. オクラをさっと下茹でしてザルにあけ、煮干し出汁を少量加えてバーミックスで攪拌します。
  3. 煮干し出汁を火にかけ、白味噌・赤味噌をお好みの配分で溶かし入れましょう。
    納豆・2のおくらピュレを加え、さっとひと煮立ちさせて出来上がり。






岐阜県内も昨日の雨で色々被害があったようです。
マンション前の道路も完全に水没してはおりましたが、幸い駐車場以下建物の場所は全く被害ゼロ。
水もあっという間に引き、幸い何事もなく現状に至っております。

お盆休み中のいつだったか・・・雷が突然前触れもなく近所に落ち、飛び上がったことがありました。
自然の猛威に今更ながら気付く昨今であります。
お盆中の目標 “最低本を1冊” は、無理くりのこじつけで達成致しました。

posted by しんさん at 15:54 | Comment(0) | 月曜はお味噌汁を尊ぶ朝食を | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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