日頃は空腹感で目覚める私ではありますが、流石にこんな日は・・・うぅーん、あまり食べたくない。
かと言って、何も食べないでいると1日が始まらない気がするのが悲しい性。
在庫食材一掃の為、食材調達を一切断ち切ったお盆休みを楽しんでおります。
あり合わせの材料で、食欲のない朝にも優しい冷たいデザート感覚の食事はいかが?
あまり好みでなくてなかなか減らないパンダンリーフティーも鎮座しております。
あら、ならばこれらを使って、ゆるい “カヤジャム” を作ってみましょうか。
パンダンの存在感漂うとろりとした甘いココナッツミルク、ぷりっとしたブラックタピオカ・・・美味しそう。
そうそう、棚の奥に桃缶詰もあったっけ・・・アーモンドやオートミールも使ってみようかしら。
という訳で、これら全部を使っての朝食と相成りました。
思惑通り、私好みの仕上がりであります。
先ずはゆるいカヤジャムを作ります。
- 卵 1個をよくときほぐしておきます。
- ココナッツミルク 100cc
パンダンリーフティー 適量
ココナッツシュガー 50g
以上を小鍋に合わせて弱火でじっくりと温め、パンダンの香りをココナッツミルクに移します。
ぐらぐらと沸騰させる必要はありません。
これをバーミックス等で攪拌して漉し、軽く粗熱をとりましょう。 - 1のとき卵に、混ぜながら2を少しずつ少しずつ加えていきます。
2が熱過ぎると、熱で卵が白く固まってしまいますので気をつけて。 - 卵とココナッツミルクが滑らかに混ざった所に、更にココナッツミルク 250cc弱を加えます。
なるべく泡立てないよう優しく混ぜましょう。
これを湯せんにかけ、丁寧に混ぜながら少しとろみがつくまで煮詰めます。
この煮詰め具合が、カヤジャムになるか否かの分かれ道。
今回は、なんとなくとろみがついたかな?くらいでストップしましょう。
冷やすと若干かために仕上がりますので、 “何となくとろみ・・・” がポイントです。
ゆるいカヤジャムが冷えるのを待ちながら、フィリングの準備を致しましょう。
- 粗熱がとれたゆるいカヤジャムを器に移しましょう。
桃缶のシロップを軽く切り、食べやすくカットしてカヤジャムの上にたっぷり散らします。
冷蔵庫でうんと冷やしておきましょう。
- ブラックタピオカは、たっぷりのお水にひと晩浸しておきます。
- 1を浸け水ごと圧力鍋に移し、必要ならばお水を足して3分間加圧します。
自然に圧が抜けるのを待って蓋を開け、タピオカをお水にとってザルにあけます。 - タピオカの水を切り、桃缶のシロップに浸けておきましょう。
これもまた冷蔵庫へ。
- アーモンドはざっくり粗く刻みます。
オートミールと共に乾煎りし、器にとって冷ましておきます。
器もカヤジャムも、タピオカもうんと冷えた頃かしら・・・仕上げをしましょう。
- 冷えたカヤジャム・桃の上に、桃缶のシロップに浸したタピオカをたっぷりと・・・
ちろりと桃缶のシロップをまわしかけ、アーモンド+オートミールをトッピング。
うんうん、いい感じ。
冷たい朝食のおかげで、お昼過ぎにはすっかり食欲も戻って参りました。
それは主人も同じ様子で、お腹が空いた・・・お腹が空いた・・・と体全体で表現致しております。
畑で収穫してきたばかりのフレッシュ唐辛子もあることだし、確か冷凍庫には豚挽き肉が。
トマト缶は常備してあることですし、あり合わせではありますがカレーでも作りましょうか。
我が家のカレーにインド産バスマティライスは必需品。
- たっぷりのお湯を沸かし、極少量のオリーブオイル・お塩を加えます。
- さっと洗ったバスマティライスを加えてさっと混ぜ、蓋をせずに5分間煮立てましょう。
火加減は基本強火。
吹きこぼれないように気をつけながら。 - お鍋を傾けてお湯を流し捨て (ザルを使って慎重に) 、蓋をして強火にかけ10秒数えます。
蓋をとらずに20分ほど蒸らせば、さらさらふわふわ美味しいバスマティライスの炊き上がり。
挽き肉の解凍を待って、いつも以上に十分蒸らしたからかしら・・・
よく 『お米が立つ』 とは聞きますが、それってこぉゆぅことなのかしら。
蓋をとったら、バスマティライスがニョロニョロのようにひょいひょい立っておりました。
スパイスをがっつり効かせた我が家のカレー。
本日は豚挽き肉・トマト缶を使ったシンプルなカレーとなりました。
日頃、いかに無駄な食材調達をしていたのかを痛感いたしました。
おかげで食在庫がすっきりとしつつあります。
そして折角出来たこの隙間を、主人がまた無理矢理埋めることとなるのでしょう。。。
まぁ良いけどね。