2014年07月02日

“挽き割りムングダル” と “モロッコいんげん” のカレー

先日根尾の伯母宅を訪ねた際、早々と収穫された夏野菜をたっぷり持たせてもらいました。
その中でも、モロッコいんげんの美しいことといったら!

スーパーに並ぶモロッコいんげんと味が違うのは当然ですが、手触りまでもがこう違うだなんて。
びっしりビロードのような産毛が生えていて、ついうっとり・・・危ない人になってしまいます。

昨晩はモロッコいんげんを天ぷらにして頂いた (もちろん焼酎と共に) のですが、本日は・・・と。

夏野菜って、スパイスと抜群の相性なのよね。
挽き割りムングダル・根尾の伯母が育てた味濃い人参と一緒に、カレーにしてみましたよ。
モロッコいんげんと挽き割りムングダルのカレーです。





いつも、カレーがお弁当の日は朝食もカレーなのですが・・・
近頃、夏野菜で常備菜を作るのが楽しくて楽しくて冷蔵庫の中は常備菜でいっぱい。
そろそろ全部食べてしまわないと、いくらなんでもマズいんじゃない?という訳で。
今朝はスパイスの残り香漂う中、純和風の朝食となりました。
まぁそれも良し。

カレーの手順はいつもとほぼ同じ。
でも折角トマトも旬を迎えたことですので、いつものトマト缶はやめてフレッシュトマトを使いましょう。
本日は、ギー不使用の軽いバージョンです。
  • スタータースパイスは、クミンシード・カルダモン・ブラウンマスタード・黒胡椒・クローブ・カスリメティ・・・こんなところかしら。多めの油を使い、圧力鍋で炒め合わせます。

    香りが十分に立ったところで、みじん切りにしたニンニク・生姜・青唐辛子を加えて炒め合わせ、更にターメリックパウダー・玉ねぎピュレを加えましょう。
    丁寧に炒め合わせたところに、さっと水洗いした挽き割りムングダル・ざく切りにしたトマトを加えましょう。お水をひたひたに注いで丁寧に混ぜ、3分間加圧します。

    圧が自然に抜けるのを待って蓋を開け、ほぐしたシメジ・さっと塩茹でにして食べやすく切ったモロッコいんげんをたっぷりと加えて軽くひと煮立ちさせましょう。
    仕上げにグリーンカルダモンパウダー・ガラムマサラ・カイエンペッパー・お塩を加えます。

    軽くひと煮立ちさせて出来上がり。






根尾の伯母は、じゃが芋作りの名人です。
自慢のじゃが芋をたっぷり持たせてもらったので、本日はバスマティライスの代わりにじゃが芋を。
じゃが芋のサブジです。
  1. 圧力鍋に蒸しすをセットしてお水を注ぎ、皮付きのじゃが芋を1分間加圧します。
    自然に圧が抜けるのを待って蓋を開け、皮つきのままひと口大に切っておきます。
  2. クミンシード・アジョワンシード・マスタードシード・油を熱し、香りが十分に立ってきたらみじん切りにした生姜とニンニク・ターメリックパウダーを加えて丁寧に炒め合わせます。
    ここにじゃが芋・ガラムマサラ・極少量のお塩を加え、さっと炒め合わせれば出来上がり。











カレーの日の我が家、キッチンだけでなく小さなお家中がスパイスの香りに満たされます。
うっとりとした顔で主人が起きてきます・・・

前述の通り、本日の朝食はスパイスの香り漂う中での和食です。
お盆の上に並んだお皿たちがあまりに涼しげだったので、食卓に並べる前にちょっと記念写真。
ナスの煮浸しも、大根のイカワタ煮も今朝でおしまい。





  • 伯母が育てたモロッコいんげん。

    もちろんカレーも良いけれど、やっぱりシンプルにその美味しさを味わいたいじゃない?
    乾煎りして粗めに擂った白胡麻に、京都しま村さんの白味噌・愛知県碧南市 七福醸造さんの白だし醤油を加えてもうひと擂り。
    さっと湯がいたモロッコいんげんを加えて丁寧に和えれば・・・自分の作った料理にうっとり。






  • 汁物はもずく汁に致しましょう。
    シャキシャキとした食感の生もずくは、私の大好物。
    15年以上は楽々食べ続けております、カップ1杯 お昼のもずく酢・・・継続は得意なんです。

    さっと洗った生もずくを、お好みに味付けしたお出汁に加えてさっと火を入れるだけ。






さぁさ、今日も並びましたよ。
1日のスタートですものね、朝食はきっちりがっつり頂きますよ・・・って、ちょっと多過ぎかしら?

主人がどぉぉぉしてもと言い張るので、お昼用のカレーも1品に。
今朝の食事で常備菜が随分と片付いて、冷蔵庫の中にもかなり余裕が出てきました。

煮浸しや焼き浸し等々、調理した後に冷やして食べるのが美味しい夏野菜。
これからのシーズンは、この手のお料理が増えそうです。

そしてまた、これらって焼酎に合うのよねぇ。
主人の焼酎ブームはもう少し続きそう。

posted by しんさん at 13:47 | Comment(0) | エスニックなお料理・カレー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。