2014年07月01日

ふんわりしっとりじゃが芋フォカッチャ 〜 イカのすり身揚げサンドver.

根尾の伯母からたっぷり持たせてもらったじゃが芋。
伯母が育てるじゃが芋は、ぎゅっと凝縮していて・・・それでいてホコホコしていて本当に美味しい。

美味しい伯母のじゃが芋を使って、ふわふわしっとりのフォカッチャを焼いてみましたよ。
そしてそのじゃが芋フォカッチャで、イカのすり身揚げをがっつりサンドしてみましたよ。

今週のお魚として、昨日 月曜日に登場した () イカ。

昨日は、イカの醍醐味とも言える胴体部分をさっさと冷凍保存してしまいました。
イカワタ・イカスミ・ゲソを優先致しましたのには、イカのすり身揚げ・・・これを作ってみたかったから。

あらみじん切りにした玉ねぎ、その他野菜をたっぷり混ぜ込んだイカのすり身揚げ。
じゃが芋フォカッチャと共に、上々の仕上がりです。





じゃが芋のフォカッチャ、意外と簡単ですよ。
以下の分量で、やや小ぶりな丸型フォカッチャ 4つ分です。
タイミングを見計らい、オーブンは250度に予熱しておきます。
  1. じゃが芋は中くらいのものを1個。綺麗に洗って皮つきのままやわらかく茹でます。
    熱々のうちに皮をむいて大きめのボールに移してつぶしましょう。
    皮をむいてつぶした状態で170g。
    ここにお水 大さじ2を加えて素早く混ぜ合わせ、熱々のじゃが芋を少し冷ましましょう。
  2. 強力粉 100g・全粒紛タイプの強力粉 50g ・てんさい糖 10g・
    インスタントドライイースト 小さじ1/2
    以上を大きめのビニール袋に合わせ入れて振りまぜ、1のボールに加えます。
    指先でかくように素早く混ぜ合わせ、全体がそぼろ状になったところでお塩をひとつまみ。

  3. 更に素早く混ぜ合わせ、様子を見ながらお水を大さじ3〜4加えましょう。
    全体が程よくなじんだら、ラード 10gを加えて捏ね混ぜます。
    ボールの中で生地がひとつにまとまったら台の上に移し、程良い力加減で捏ねましょう。

    私は通常 『捏ね』 は10分間を基準にしておりましたが、そんなに頑張らずともOKです。
    5分そこそこ捏ねれば、もっちり滑らかな生地に捏ね上がりましたよ。
    薄く油をぬったボールに移し、オーブンの発酵機能 (40度) +スチーム機能で30分程。
    生地が倍の大きさになるまで1次発酵致しましょう。

  4. フィンガーチェックをしてOKならば、生地の空気を抜いて4分割します。
    断面を包み込むように丸め、オーブンシートを敷いた鉄板に並べてベンチタイム。
    生地の上にふんわりと濡れ布巾をかぶせ、15分ほどおきましょう。

  5. ベンチタイムが終了したら、オーブンシートの上で生地を平らにのばします。
    再度、オーブンの発酵機能 (40度) +スチーム機能で30分ほど2次発酵させましょう。
  6. 発酵が完了したら、生地の表面に薄くオリーブオイルをぬりましょう。
    菜箸等のお尻にオリーブオイルをちょっとつけて窪みを作り、岩塩をちろりとふります。
  7. 250度に予熱したオーブンに移し、設定温度を210度にして焼くこと 13〜15分。
    焼き上がったら、網の上に並べて冷ましておきましょう。

    我が家のオーブンは、220〜250度間の設定が出来ない気難し屋であります。
    温度設定の微妙な調整は、お手持ちのオーブンとご相談なさって下さいね。





じゃが芋フォカッチャを冷ましている間に、イカのすり身揚げを仕上げてしまいましょう。
  1. イカの胴体は、薄皮をむいて冷凍してあります。
    半解凍の状態でざく切りにしてミンサーにかけ、粗挽きにしておきましょう。
    貝印のミンサーは玩具みたいな佇まいですが、お値段もお手頃でとっても使えるヤツです。
    お肉でもお魚でも、半解凍の状態ってところがポイントですよ。

  2. 充填絹ごし豆腐・たっぷりのおろし生姜・小麦粉・てんさい糖・お塩を1に加え、よく混ぜ合わせましょう。
    更に、あられ切りにした玉ねぎ・人参・シイタケ、粗みじんにした青紫蘇、塩茹でにして莢から出した枝豆に少量の小麦粉をまぶして加えます。

  3. 手の平を軽くお水で湿らせて円盤型に整え、中温に熱した油で両面に綺麗な色がつくまで揚げましょう。網の上に並べてしっかりと油を切っておきます。






じゃが芋フォカッチャ・イカのすり身揚げの粗熱が取れたところで、サンドイッチを仕上げましょう。
  1. 茹で卵は白身と黄身に分け、白身はみじん切り・黄身はフォーク等でつぶします。
  2. みじん切りにしたらっきょうの甘酢漬け・塩茹でにして小口切りにしたインゲン・マヨネーズ・塩胡椒を1に加えてよく混ぜ合わせます。
    年代物の甘酢漬けらっきょうは、もちろん伯母の特製品。コクがあって抜群に美味しい。
  3. じゃが芋フォカッチャをカットします。
    マヨネーズと粒マスタードを混ぜ合わせ、断面に薄く均一にぬりましょう。
    2の卵ソースをたっぷりあしらい、イカのすり身揚げをふたつ並べてフィリングに。
    ボリューム満点のじゃが芋フォカッチャサンド、完成です。











フォカッチャサンドだけでもお腹いっぱいになると言うのに・・・
またちょこちょこと添えてしまった・・・主人のお腹周りが心配です。






  • 種とワタを除いて輪切りにしたピーマンをフライパンに並べ、とき卵を流し入れてチーズを散らして焼きます。
    ・・・が、とき卵が流れ出して大惨事。何とか帳尻を合わせてはみたものの・・・とほほな惨敗。





  • 上記で残ったピーマンの端っこ・イカのすり身揚げで残った野菜の切れっ端等々、全部合わせて寒天寄せに。いつぞやのズッキーニのハーブ蒸しも、知らん顔して加えてしまおう。

    お水 250cc・粉寒天 2gを合わせて火にかけて煮立て、粉寒天がしっかり溶けたら白醤油・みりん・人参等を加えて2〜3分更に煮立てましょう。
    火の入りやすい野菜等々を加え、ひと煮立ちさせたら火を止めます。
    型に移し、冷やしかためて出来上がり。











イカのすり身揚げ、朝は大根おろしで頂きましょうか。
味付けを極々控えめなな塩だけにしているので、洋風・和風なんでもアレです。

昨日のイカワタ煮が、ぐっと美味しくなっておりました。
今夜はこれを焼酎の肴に盛り上がりましょう。そしてイカワタ煮はおしまい。
ナスの煮浸しも然り。
冷やして食べる夏のおばんさいって、作り置きすればする程美味しくなるから嬉しい。

でも、冷たいものばかりでは体がなまってしまいますものね。
熱々のナメコ雑炊でバランスをとりましょう。
もちろん大好きな 『へしこ糠+蕎麦茶のふりかけ』 をたっぷりトッピングしてね。

今日も主人は、アイス片手にご帰宅かしら。

posted by しんさん at 15:57 | Comment(0) | じゃが芋を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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