2014年06月26日

すり身無しでも美味しい青紫蘇揚げ・・・そして “へしこふりかけ” リターンズ

しばらく鎮火気味だった主人の食材調達熱、夏を前に再加熱致しております。
それもかなりグレードアップして。

なので今の私がすべき事は、出来るだけスーパー等に並ぶ生鮮食材を買い控えること。
これ以上食材が増えては、フードストッカー・冷凍庫・冷蔵庫がいくらあっても足りませんもの。

先日、立派な枝付きの青紫蘇を頂戴したので青紫蘇巻きを作りたいのだけど・・・
白身魚のすり身なんて包んで、薄い衣を付けてかりっと揚げたアレね。美味しいものね。
すり身なしでも、立派な青紫蘇揚げが出来ましたよ。

白身魚を買いに行くことも考えましたし、山芋を使ったやまと揚げも候補に挙がりました。
でも、これ以上我が家に食材が増えるのが本当にイヤだったの。
決してお財布を死守したワケではなくってよ。

でもほら・・・すりおろしたじゃが芋+高野豆腐で、もっちりした青紫蘇巻きがからりと揚がりましたよ。
じゃが芋生地には、シラス・人参・玉ねぎ・塩昆布等々をどっさり加えて具沢山。
主人もお気に召した様子ですよ。





なにしろ貧乏性です。
味付けの一環として、残り少なくなった “味噌漬けキクイモの味噌床” を使っております。
お好みで、食べる際におろし醤油・天つゆ等を添えても美味しいのではないかしら。

先ずは何より最初に、塩昆布を乾いた包丁・乾いたまな板で刻んでおきましょう。
じゃが芋はすりおろして時間が経つと変色してしまいます。使うぎりぎりにすりおろしましょう。
  1. みじん切りにした人参と玉ねぎ・シラス・キクイモの味噌床を加えて混ぜ、更にすりおろした高野豆腐とじゃが芋・刻んだ塩昆布を加えて混ぜます。

  2. 1をひと口サイズの俵型に整え、青紫蘇でくるりと巻いて爪楊枝でとめておきましょう。

  3. よく冷えた炭酸水・薄力粉を 3:1 程度の割合でざっくりと混ぜ、2をさっとくぐらせます。
    中温の揚げ油でさっくりと揚げれば出来上がり。
    網の上でしっかりと油を切って召し上がれ。熱々でも冷めても美味しいのです。











本日の食卓は、主菜の青紫蘇揚げを主役とする意向だったのですが・・・
主食の為に作った “へしこ糠のふりかけ” が、これまた飛び切り美味しくて美味しくて。

以前作ってすっかり気に入ってしまった “へしこ糠のふりかけ” →
お弁当用には、小さな小さなまん丸おにぎりさんにたっぷりとまぶしてお弁当箱へ。

糠のふりかけはたまに見かけますが、蕎麦茶の香ばしさが加わるともはや最強です。
さらに本日は蕎麦茶に加え、エゴマも追加してみましたよ。
ご飯が進んで進んで・・・困ってしまいます。





レシピって程でもありませんが・・・
  • サバへしこの糠・蕎麦茶・エゴマを厚手のフライパンに合わせ入れ、弱火で焦がさないよう木べらで混ぜながらゆっくりゆっくり乾煎りするだけ。

    以前作った時は蕎麦茶を後で加えていたようですが、兎に角焦がさなければそれでOK。
    ゆっくりと炒っていると、サバの脂分がほんのり糠からにじみ出てきて楽しくなります。
    全体がぱらりとなれば出来上がり。味付けは何も要りませんよ。











我が家のお弁当も、いよいよ夏色が濃くなって参りました。

主人がお客様から頂戴したナス、それはそれはナス紺が鮮やかで惚れ惚れしてしまいます。
こんな綺麗なナスは、やっぱり皮ごと食べてあげたいもの。





ナスの定番、ナスの鍋しぎなんてどうかしら。
赤味噌・濃い口醤油を使って、半端なく真っ黒に仕上げる鍋しぎが大好き。
普段アンチ赤味噌派ですが、綺麗なナスを見るとやっぱりこれが作りたくなってしまいます。
  1. 赤味噌・お酒・てんさい糖はそれぞれ同量ずつ、ちょっと量をおさえて濃い口醤油を加えて予め混ぜ合わせておきましょう。
    今回はナス2本に対し、赤味噌・お酒・てんさい糖が15g・濃い口醤油が10g。
  2. ナスに細かく包丁を入れながら乱切りにし、胡麻油で炒めます。
    ナスに油がなじんだところで1を加え、しんなりするまで炒め合わせて十分にからめます。
  3. 火を止め、千切りにした青紫蘇・さっと塩茹でにしたインゲン・白胡麻を加えて混ぜます。
    食す直前にも、たっぷり白胡麻をひねって召し上がれ。






主人の食材調達熱は、出汁分野にも及んでおります。
先日は煮干しが1箱分届き、昨日は枕のような干しシイタケの袋が届けられました。
  • 干しシイタケを十六雑穀と合わせ、圧力鍋で加熱してポタージュ風にしてみたのですが・・・
    うーん、これはちょっと無理矢理感が否めないかな?
    もうちょっと改善してから備忘録しよう。今日は写真だけ。











お弁当用に今朝はご飯を炊いたので、朝食の主食はこれを使って雑炊と致しましょう。
鰹だしで煮込んだ後、ふんわり卵でとじて卵雑炊にね。






  • そしてぱらりと “へしこ糠のふりかけ” を。
    絶対に蕎麦茶の香ばしさがあった方が良いと思うのです。






主人の食材調達熱は、更に悪化の一途を辿っております。
岐阜の夏と言えば枝豆・・・本日は、お百姓さん宅に寄って枝豆を分けてもらうのだとか。
スーパーで買うような慎ましやかな量ではないはず・・・大鍋と大ザルを用意しておかなければ。

今夜は、枝豆をおつまみに焼酎ロックとなることでしょう。
夏だなぁ・・・

posted by しんさん at 16:20 | Comment(3) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
青紫蘇きれいな色ですね。
もっちり青紫蘇揚げ美味しそう〜☆

ポタージュワシントン作ってみました!
本当に「しみわたる」という言葉がぴったりな味わいですね^^
やっぱりちゃんと作って食べていると体も気持ちも元気になります♪

そして先日福井に行った知人より「へしこ」をいただきました。
次はこれまた気になっていたへしこ茶漬けにも挑戦してみたいと思います!
Posted by うめ☆つき at 2014年06月26日 17:44
こんにちは、うめ☆つきさん^^

ポタージュワシントン、本当に美味しいですよね。
飯田深雪さんのレシピは、『古き良き時代のお料理』という表現にぴったり当てはまる気が致します。
そしてなにより、うめ☆つきさんのお口にも合ったことが嬉しいです♪

今の主流“時短料理”に逆らったポタージュワシントン、なかなかのお手間でしたでしょうに・・・
昨日主人と飲みながら、うめ☆つきさんの噂話をしておりました(笑)
きちんとした方なんでしょうね・・・などと。

さてさて。
次回のへしこ茶漬けもお気に召して下さいますように。
そして騙されたと思って、是非蕎麦茶入りのへしこ糠ふりかけも・・・

そんな貧乏くさいの、ダメかしらね(;^_^A

Posted by しんさん→うめ☆つきさんへ at 2014年06月27日 13:31
ごめんなさい、うめ☆つきさん。
追伸です。

うめ☆つきさんの和菓子を見て、来週行く京都で着る着物が決まりました。
初夏の清流・・・テーマはこれで参ります。

どうしてもお礼が申し上げたくて・・・
素敵な和菓子のお写真、いつもありがとうございます。
Posted by しんさん→うめ☆つきさんへ at 2014年06月27日 14:15
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。