昨日お魚屋さんで主人が選んだお魚は “アカウオ” ・・・まぁ、大雑把なくくりではありますけどね。
切り身を調達して参りましたので、主人お気に入りの煮付けにしてみましたよ。
本日は木の芽風味です。
- まだまだ手探り状態のお魚料理ですが、とにかく下処理をしっかりすれば問題なし・・・と。
たっぷりの熱湯を沸かし、コップ1杯のお水とお酢を少々。
80度程度にしたお湯でお魚を霜降り状態にし、冷水にとってしっかりお掃除します。
これで仕上がり時の生臭さはほぼなし。後の手順はほぼいつも同じです → ☆
本日は生姜汁を加える時、一緒に木の芽 (冷凍してあるものです) を加えるバージョンで。
主食のご飯は、この季節だけのご馳走 “菜の花ご飯” と参りましょう。
ひとり暮らしの伯母に、ご近所さんが自作のおかず・ご飯を色々と持ってきてくれるのですって。
田舎というお土地柄、ひとり分以上の量を頂くことも多いそうで・・・
それらは全て丁寧に冷凍され、我が家へと里子に出されるのが常であります。
- 冷凍して日が経ったご飯でも、蒸せばつやつやもちもちの仕上がりに。
蒸しすの上にオーブンシートを敷き、この上に冷凍したままのご飯を。
十分に蒸気の上がった状態で5分も蒸せば、まるで炊きたてご飯です。
水滴が落ちないよう、蓋を布巾で包むことをお忘れなく。
さっと茹でて薄口醤油で醤油洗いした菜の花、切り揃えてご飯に混ぜ込めば・・・
はい、リメイク菜の花ご飯の出来上がり。
栗に菜の花って・・・ちょっと無理矢理な気も致しますけどね。
根尾の伯母が持たせてくれたものの中に、 “エゴマ” が入っておりました。
伯母お勧めのエゴマ料理、里芋とエゴマの和え物です。
- 里芋は皮をむき、鰹だしでやわらかくなるまで茹でてザルにあげておきましょう。
- エゴマを乾煎りし、すり鉢でしっとりするまで丁寧に擂ります。
ここに赤味噌・酒粕・みりん・鰹だし・黒砂糖を加え、更に滑らかに擂り混ぜましょう。 - 里芋を2に加え、丁寧に和えれば出来上がり。
普段はやや敬遠しがちな赤味噌ではありますが、このお料理には赤味噌がお約束です。
さ、月曜日です。
今日も主人好みのお菜が並びましたよ。
少し前に見かけたNHKの何かの番組で、 “絶対失敗しない煮付け地の黄金比” によると・・・
- お酒 300cc
お醤油とみりん 各60cc
お砂糖 20g
薄切り生姜 適量
これで煮汁まで残さず飲めてしまうとか。
・・・いえね、今朝これを実行しようとしたのです。
でもねぇ・・・お酒 300ccってなかなか勇気がいるものですね。
結果、 『いいわ、私煮魚の煮汁飲まないから』 という結論に達しました。
そうゆう贅沢な煮魚は主人に作ってもらおう。もしくはプロの料理人に任せよう。
私は貧乏性料理一貫で参ります。