2014年03月23日

伯母の味には敵いませんが・・・ずいきの白和え

先日、久しぶりに根尾の伯母宅を訪ねました。
春分の日だというのに根尾は大雪・・・未だノーマルタイヤに交換していなくて本当にラッキーでした。

ずらり並んだ温かな伯母の料理を囲み、 “女ふたり+主人ひとり” で話も弾みついつい長居。
シカ肉・イノシシ肉・伯母自慢のお漬物等々、いつものようにどっさりお土産を手に帰宅致しましたよ。

伯母に持たせてもらった食材の中、普段実家の母親に任せてある唯一のものが “ずいき”
正確に言うならば生のものが “ずいき” で、干したものは “芋がら” と言い分けられております。
要は里芋の茎なのですが、 “ずいき” という呼び名の方がメジャーなのでこれで一貫致します。

いつも母親任せのずいきの炒め煮ですが、ふと自身でお料理してみたくなりました。
根尾の伯母お勧めのずいき料理、 “ずいきの白和え” に挑戦してみましたよ。

何分ひよっ子がつくったものですので、伯母がいつも作ってくれる味とは・・・うーん、随分違うわね。
でも、ずいき特有のしゃくしゃく感はばっちりです。
うんうん、初めてにしては上々の出来なのではないかしら。





ずいきの戻し方等々・・・備忘録、と。
  1. これがずいき。正確には芋がら。

    大きめのボールにたっぷりとぬるま湯を張り、じゃばじゃばと数回水を換えながら洗います。
    水がほぼ濁らなくなったら、たっぷりのお水に15分浸しましょう。
    しっかりと水を絞り、食べやすい長さに切り揃えます。

  2. お豆腐はたっぷりの熱湯で茹でてから重石をし、20分ほどおいてしっかりと水切りをします。
    生のまま白和えにするより日持ちするからと、伯母はいつもこうしているんですって。

  3. 胡麻を香ばしく乾煎りし、すり鉢でしっとりするまで丁寧に擂ります。
    ここに2のお豆腐を加えて滑らかに擂り混ぜ、白味噌・酒粕・お砂糖等でお好みの味付けを。

  4. フライパンに胡麻油・鷹の爪を熱し、1のずいきを炒めます。
    お酒・みりん・白醤油で軽く味付けをして粗熱を取り、3に加えて和えれば出来上がり。

    炒め煮にしたずいきを本格的に和える前に、和え衣にちょっと付けてまずは味見を。
    もしここで薄くても、和え衣に調味料を足せばどうにでも調節できますからね。










朝からぽかぽか陽気に恵まれた日曜日。
本日の任務は、先週ばっちり下準備してきた畑にじゃが芋を植えること。
なので、焼きおにぎり+ずいきの白和えで軽い朝食と参りましょう。






  • かたくて食べ辛いサンマの丸干しをコンフィにし、オイルサーディン風にしてみました。
    焼きおにぎりは、このオリーブオイルとお醤油を薄くぬってフライパンで軽く焼いたもの。
    干物の旨味が出ていて美味しかったのだけど、肝心なサンマは・・・
    ・・・やっぱりカチカチのままでした。ちょっと失敗だな、この案は。






畑仕事が何とも気持ちの良い季節となりました。
そろそろ真冬の作業つなぎでは汗ばむ陽気に、主人とペアで綿・麻の夏用つなぎを購入致しました。
つなぎってとっても軽くて楽チンなんです。

・・・普段着がつなぎになってしまいそうで、ちょっと危機感を抱く昨今。
それ程につなぎライフは快適なのです。

posted by しんさん at 14:15 | Comment(2) | お弁当以外のお料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。
今日こちらは雨で、ちょっと寒くなりました。
そちらはいかがでしたか?

あー!ずいき!
どうして、私の食べたいものが次々に出てくるのでしょう!
数年前に一度食べたきりなのですが、しゃきしゃきして
とても美味しかったのを覚えています。
(確か、和風に煮たか、酢の物にした気がします)
買うと、少量でも結構高くて、さらにこちらではめったに見かけないのです。

それが、数千円分くらいありませんか?!
食べたいです!
白和えもとても美味しそう!!!

・・・興奮してしまいました。


さて、金時草って加賀伝統野菜ですよね。
金沢に旅行に行った際に食べました。
ちょっと粘り気があり、美味しかったです。
(モロヘイヤっぽい)
沢山収穫できるといいですね。
また成長期楽しみにしています。
もちろん、お料理も!
Posted by なみ at 2014年03月26日 20:26
こんにちは、なみさん^^

“ずいき”にそんな熱狂的ファンがおられるとは・・・(笑)
岐阜県の山間部、根尾に住む伯母が知ったら大喜びすること請け合いです。

伯母宅の2階には、“ずいきの束”が無造作に干されております。
なみさんをご招待したいほどの宝の山ですね。

ところで・・・ずいきの酢の物は本当に美味しいです。
この辺りでは“酢炒り”(漢字はあやふやですσ(^_^;))と呼ばれています。

干す前の瑞々しいずいきを下処理し、乾煎りしてから甘酢に漬け込みます。
するとあら不思議・・・ミョウガのような美しいピンク色にそまった酢炒りの出来上がり。
シャクシャクとして本当に美味しいのです。

おぉっ!
金時草は4月中旬に植え付け予定ですが、なみさんのお墨付きとなると期待大ですね。
暖かくなってきましたし、畑仕事に力が入りそうです。

ずいきの話ばかりになってしまいましたが、桜のシーズンも間もなくですね。
心地良い春をお過ごし下さい。
Posted by しんさん→なみさんへ at 2014年03月27日 12:49
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