春分の日だというのに根尾は大雪・・・未だノーマルタイヤに交換していなくて本当にラッキーでした。
ずらり並んだ温かな伯母の料理を囲み、 “女ふたり+主人ひとり” で話も弾みついつい長居。
シカ肉・イノシシ肉・伯母自慢のお漬物等々、いつものようにどっさりお土産を手に帰宅致しましたよ。
伯母に持たせてもらった食材の中、普段実家の母親に任せてある唯一のものが “ずいき”
正確に言うならば生のものが “ずいき” で、干したものは “芋がら” と言い分けられております。
要は里芋の茎なのですが、 “ずいき” という呼び名の方がメジャーなのでこれで一貫致します。
いつも母親任せのずいきの炒め煮ですが、ふと自身でお料理してみたくなりました。
根尾の伯母お勧めのずいき料理、 “ずいきの白和え” に挑戦してみましたよ。 何分ひよっ子がつくったものですので、伯母がいつも作ってくれる味とは・・・うーん、随分違うわね。
でも、ずいき特有のしゃくしゃく感はばっちりです。
うんうん、初めてにしては上々の出来なのではないかしら。
ずいきの戻し方等々・・・備忘録、と。
- これがずいき。正確には芋がら。
大きめのボールにたっぷりとぬるま湯を張り、じゃばじゃばと数回水を換えながら洗います。
水がほぼ濁らなくなったら、たっぷりのお水に15分浸しましょう。
しっかりと水を絞り、食べやすい長さに切り揃えます。 - お豆腐はたっぷりの熱湯で茹でてから重石をし、20分ほどおいてしっかりと水切りをします。
生のまま白和えにするより日持ちするからと、伯母はいつもこうしているんですって。 - 胡麻を香ばしく乾煎りし、すり鉢でしっとりするまで丁寧に擂ります。
ここに2のお豆腐を加えて滑らかに擂り混ぜ、白味噌・酒粕・お砂糖等でお好みの味付けを。 - フライパンに胡麻油・鷹の爪を熱し、1のずいきを炒めます。
お酒・みりん・白醤油で軽く味付けをして粗熱を取り、3に加えて和えれば出来上がり。 炒め煮にしたずいきを本格的に和える前に、和え衣にちょっと付けてまずは味見を。
もしここで薄くても、和え衣に調味料を足せばどうにでも調節できますからね。
朝からぽかぽか陽気に恵まれた日曜日。
本日の任務は、先週ばっちり下準備してきた畑にじゃが芋を植えること。
なので、焼きおにぎり+ずいきの白和えで軽い朝食と参りましょう。
- かたくて食べ辛いサンマの丸干しをコンフィにし、オイルサーディン風にしてみました。
焼きおにぎりは、このオリーブオイルとお醤油を薄くぬってフライパンで軽く焼いたもの。
干物の旨味が出ていて美味しかったのだけど、肝心なサンマは・・・
・・・やっぱりカチカチのままでした。ちょっと失敗だな、この案は。
畑仕事が何とも気持ちの良い季節となりました。
そろそろ真冬の作業つなぎでは汗ばむ陽気に、主人とペアで綿・麻の夏用つなぎを購入致しました。
つなぎってとっても軽くて楽チンなんです。
・・・普段着がつなぎになってしまいそうで、ちょっと危機感を抱く昨今。
それ程につなぎライフは快適なのです。
今日こちらは雨で、ちょっと寒くなりました。
そちらはいかがでしたか?
あー!ずいき!
どうして、私の食べたいものが次々に出てくるのでしょう!
数年前に一度食べたきりなのですが、しゃきしゃきして
とても美味しかったのを覚えています。
(確か、和風に煮たか、酢の物にした気がします)
買うと、少量でも結構高くて、さらにこちらではめったに見かけないのです。
それが、数千円分くらいありませんか?!
食べたいです!
白和えもとても美味しそう!!!
・・・興奮してしまいました。
さて、金時草って加賀伝統野菜ですよね。
金沢に旅行に行った際に食べました。
ちょっと粘り気があり、美味しかったです。
(モロヘイヤっぽい)
沢山収穫できるといいですね。
また成長期楽しみにしています。
もちろん、お料理も!
“ずいき”にそんな熱狂的ファンがおられるとは・・・(笑)
岐阜県の山間部、根尾に住む伯母が知ったら大喜びすること請け合いです。
伯母宅の2階には、“ずいきの束”が無造作に干されております。
なみさんをご招待したいほどの宝の山ですね。
ところで・・・ずいきの酢の物は本当に美味しいです。
この辺りでは“酢炒り”(漢字はあやふやですσ(^_^;))と呼ばれています。
干す前の瑞々しいずいきを下処理し、乾煎りしてから甘酢に漬け込みます。
するとあら不思議・・・ミョウガのような美しいピンク色にそまった酢炒りの出来上がり。
シャクシャクとして本当に美味しいのです。
おぉっ!
金時草は4月中旬に植え付け予定ですが、なみさんのお墨付きとなると期待大ですね。
暖かくなってきましたし、畑仕事に力が入りそうです。
ずいきの話ばかりになってしまいましたが、桜のシーズンも間もなくですね。
心地良い春をお過ごし下さい。