週末が近づくと 『今週のカレーの日はいつ?』 『明日こそはカレー?』 ・・・ほんのちょっとウルサイ。
でもまぁその食材にとやかく言うことを決してしない彼なので、イジワルしないで作ってあげましょう。
畑で摘んできたたっぷりの正月菜、たっぷりもりもり使っても良いのならね。
・・・そうなんです。
私、実家の母親も含め生粋の岐阜県人ですので “正月菜” は標準野菜だと思っておりましたの。
・・・違うんですね・・・正月菜って、意外とマイナーな野菜なのですね。
この辺りのシンプルなお雑煮に入れる数少ない必須野菜 “正月菜” 、またの菜を “もち菜”
試しに 『正月菜 カレー』 でgoogle検索したら、確かに1件もそれらしい画像にヒットせず。
ちょっと小ぶりでやわらかめな小松菜とでもご理解下さいね。
ほうれん草等の青菜をカレーで使う時、我が家では圧力鍋で滑らかなピュレにしてから加えることが殆どです。そのほうが大量消費につながりますからね。
でも本日は、あえてざく切りにした正月菜で。
玉ねぎピュレも作らず、ささっと作る本来のカレーと参りましょう。
- ひよこ豆は、ひと晩たっぷりのお水に浸しておきます。
これを浸け水ごと中火にかけ、煮立ったら少し火を弱めてやわらかくなるまで茹でましょう。
茹で上がったら、茹で汁に浸したまま冷まします。 - スタータースパイスを油で炒め、香りが立ったところでみじん切りにした生姜・ニンニク・赤唐辛子を加えて炒め合わせます。
本日のスタータースパイスは、クミンシード・ブラウンマスタード・クローブ・黒胡椒、そして極々少量のカリスメティです。 - たっぷりのみじん切り玉ねぎも加えて炒め合わせましょう。
嵩が半分以下になるまでしっかり炒めたら、ターメリックパウダーも加えて炒め合わせます。 - ターメリックが全体に十分なじんだら、ひよこ豆を茹で汁ごと加えます。
同時にトマト缶も加えましょう。
トマト缶は、ひよこ豆の茹で汁具合によってはトマトの実だけにしておきます。
煮汁が少し減るまでしばらく煮詰めましょう。焦がさないよう時々鍋底から混ぜて下さいね。 - 良い感じに水気が飛んだら、パウダースパイスを加えます。
ここは定番のコリアンダーパウダー・ガラムマサラ・カイエンペッパーで。
同時にお塩も加えます。
お塩をしっかり効かせると、全体の味がしまって美味しく仕上がりますよ。 - 最後にたっぷりの正月菜を加えましょう。
根元部分は小口切り・葉っぱ部分はざく切りにし、根元部分から時間差で加えます。
色よく全体がなじんだらお好みでギーを加えて、はい!出来上がり。
色鮮やかなターメリックライス。
みじん切り玉ねぎ等を加えることもありますが、本日は極々シンプルにバスマティライス+押し麦で。
日本米の時のように土鍋は使いませんが (ターメリック色素が付着しそうで・・・) 、基本同じです。
我が家のターメリックライスは、ターメリックを油で炒めてから使います。
- ピッタリと蓋の出来るお鍋に油を軽く熱し、ターメリックパウダーを加えます。
小さな泡がふつふつと立ってきたら、素早くバスマティライス・押し麦を加えましょう。
そして素早く “お米の量 +α” のお水を加えます。 - 全体をさっと混ぜ、ぴったりと蓋をして強火で煮立てます。
全体が煮立ったら火を弱めて5分程。
強火でゆっくり10秒ほど数えて火を止めます。 - 蓋をしたまま20分ほど蒸らせば出来上がり。全体を優しくふんわり混ぜて召し上がれ。
週にいちどのカレーの日。
この日は朝食もお弁当もカレーにして欲しいと、主人から切実に懇願されております。
これも彼の優しさ・・・いや、ただカレーが食べたいだけなんだろうな。ありがと。
好きな時に好きなだけ収穫出来るキクイモは、実に優等生な食材だと思うのです。
本日はキクイモのオーブン料理にチャレンジしてみました。
野生的なキクイモの風味と、ちょっと泥っぽい香りのするターメリックで好相性ですもの。
キクイモのターメリック焼きなんてどうかしら。オーブンで簡単にね。
- キクイモを綺麗に洗います。
大きなものは食べやすい大きさに切り、しっかり水気を拭き取ってビニール袋に移しましょう。 - オリーブオイル・ターメリックパウダー・黒胡椒・お好みのお塩をふり入れ、もみ込むようにしながらキクイモ全体になじませます。
- オーブンシートを敷いた鉄板にひろげ、200℃に予熱したオーブンへ。
途中全体を軽く混ぜながら、食感が残る程度に15〜20分焼けば出来上がり。
野性味溢れるキクイモの1品です。
最近、スープの代わりに寒天を使ったデザートをお弁当にすることも増えました。
本日は寒天でかためたココナッツミルクプリン。カルダモンの香りがなんとも上品。
粉寒天使用なので、とってもお気軽です。ブラックタピオカをたっぷりとトッピングしてみましたよ。
- ブラックタピオカ (パールタイプ) は、ひと晩たっぷりのお水に浸しておきます。
これを浸け水ごと火にかけ、芯がなくなるまで5〜10分茹でて冷水にとりましょう。
これをザルにあけて水を切り、濃いめのお砂糖水に浸しておきます。 - 牛乳 200cc・刻んだパームシュガー 60g・縦2等分したカルダモン 3〜4個・粉寒天 2g (小袋タイプのもの1袋分です) ・・・以上をお鍋に合わせ入れて弱火にかけます。
泡だて器でゆっくり丁寧に混ぜながら、沸騰直前まで温めましょう。 - 火を止めて、ココナッツミルク 200cc・牛乳 150ccを加えて優しく混ぜ合わせます。
茶こしで漉しながら容器に流し入れ、余分な泡をスプーン等で除きます。
冷蔵庫で冷やしかためたら、タピオカをトッピングして召し上がれ。
はい、主人。お待たせいたしました。
嬉しい楽しいカレーの朝食ですよ。
明日からの3連休。
連休1日目の明日は、久しぶりに根尾の伯母宅を訪ねる予定です。
伯母のちょっと遅めの誕生日をお祝いし、ささやかなお寿司持参で参ります。
朝はゆっくりだし・・・今夜はきっと、いつもよりちょっと多めに飲んじゃうと致しましょう。
今日のしとしと雨が明日は止みますように。
地元のお野菜なんですね^^
こちら静岡県なのでそれほど離れていないと思いますが聞いたことなかったです。
あとキクイモも見たことがないのですが、シャクシャクした食感…気になります。
こんなに美味しそうなカレーなら旦那様でなくとも毎日でも食べたい…
あ、でもバラエティ豊かな素敵なお料理も食べたいし…
旦那さんが本当にうらやまし〜☆
お元気ですか?
私も正月菜、知りませんでした。
(小松菜とかほうれん草の類かなぁと思っていましたが)
この前、デパートの東北展で、山形の「せいさい菜」という
お漬物を見ました。
高菜を品種改良したものだそうです。
地方によって、色々なお菜っ葉があるのですね。
キクイモは、こちらでもちらちら売っているのを見たりしますが、
かなりマイナーです。
数年前に一度、母が和風の煮物にしてくれましたが、
なんだか土っぽい味で箸が進まず・・・。
料理の仕方が合っていなかったのかも知れません。
カレーなら合うのかな?
そうそう、茎わかめの酢の物、作ってみました!
でも、砂糖の量を間違えて、しんさんのレシピの
半分量で作っていたことに後から気付いて(笑)
かなり酸っぱかったですけど、コリコリとして
美味しかったです。
茎わかめ自体がちょっと塩辛かったのが謎ですが。
そんなものなのでしょうか・・・。
静岡と岐阜って、近いようでなかなか遠い位置関係ですよね。
食材豊富な静岡、食材が地味ぃな岐阜県民にとっては憧れの地です。
あ・・・いえ、岐阜市の食材が地味寄りなんですよね。
幼少の頃、他県の華やかなお雑煮を羨ましく思いつつ、この地方の質素極まりないお雑煮をすすっておりました。
そうそう!
“三種の桜餅セット”・・・素敵なアイデアですね。
先日実家の妹が、
『関東風の桜餅を食べてみたいのに売ってないのよねー』
などとボヤいていたのを思い出しました。
季節を先取りする美しい和菓子にいつも魅了されています。
春の陽気にも促され、ばっちり元気です。
野菜の中でも、葉野菜って本当に地方によって呼び方が様々で楽しいですよね。
ちなみに今目論んでいるのは、“金時草”の栽培です。
岐阜辺りでは全く知られていない葉野菜なのですが、美味しいとの噂を聞きつけて苗を購入致しました。
とても繁殖力が強いそうなので、キクイモ同様わっさと収穫出来ると期待致しております。
そうそう・・・キクイモって、風味が土っぽいですよね。
野性味溢れる味というか。
苦手だという方のお気持ち、とってもよく分かります。
意外とターメリックと相性良しだと思うのですが・・・
ターメリックも土っぽいですものね(;^_^A
存じませんでしたが、茎わかめも状態によって塩抜きが必要なのでしょうか・・・
先日購入した茎わかめは、なんともエグミが残った仕上がりになってしまいました。
今年は、店頭に並ぶ茎わかめが例年より少量な気が致しております。
春しか食べられない生の茎わかめ。
なみさんのお口に合う美味しい茎わかめが沢山出回りますように^^