なので保存食・缶詰・干し野菜・時々自家製野菜等々を使い、細々とした食生活を送っております。
先日寒空の下、鼻を真っ赤にして収穫したキクイモが中途半端に一個だけ残ってしまいました。
ふと思いました。キクイモのシュウマイなんてどうかしら・・・と。
キクイモのしゃくしゃくっとした食感、とても食べ心地の良いシュウマイに仕上がりましたよ。
但しこのシュウマイも、文字通りの有り合わせ。
豚挽肉がなかったので、冷凍庫にあった鶏ももミンチであっさり代用。
シュウマイの皮がなくったって、シイタケのカサに詰めてしまえば良いのよね。
ふんわりとライスペーパーをかけて蒸せば、ほらほら・・・シュウマイらしい佇まいになったでしょ?
ただ残念だったのは、ライスペーパーの下に梅人参をあしらうのを忘れてしまったこと。
透き通ったライスペーパーの下に春を思わせる梅人参・・・あぁ、想像しただけで美しい。
味は主人のお墨付き、有り合わせのキクイモシュウマイ。
梅人参を忘れたことだけが残念で仕方がありません・・・ちょっとむなしい銀メダル。
キクイモシュウマイ、とっても簡単ですよ。
味付けは味噌漬けにしたキクイモの味噌床を有効利用致しました。
お醤油・紹興酒・白味噌・合わせ味噌・・・お手元のお好みの調味料でもきっと美味しいハズ。
- キクイモは綺麗に洗い、皮つきのまま刻みます。
小ぶりなシイタケの軸部分を切り落とし、軸部分をキクイモ同様細かく刻みましょう。
以上をボールに合わせ入れ、鶏ももミンチ・片栗粉・味噌漬けキクイモの味噌床を加えて混ぜ合わせましょう。手の平を軽くお水で湿らせ、お団子にしておきます。 - シイタケのカサの水気をよく拭き、茶こしを使って内側に薄く小麦粉をふります。
ここに1の肉種を乗せて形を整え、カットしたオーブンシートの上にひとつずつ乗せます。
梅人参をあしらうならここで。 - ライスペーパーをさっとお水にくぐらせて戻し、適当な大きさに包丁で切り分けます。
これをふんわり2にかぶせ、蒸気の上がった蒸し器にオーブンシートごと並べましょう。 - 水滴が落ちないよう蒸し器の蓋を布巾で包み、中火で蒸すこと7〜8分。
なんとも色白で愛らしいキクイモシュウマイの蒸し上がりです。
しつこいようですが、ちゃんと型で抜いて用意してあっただけに・・・梅人参だけが無念です。
残された梅人参があまりに悲しかったので、お弁当のキクイモシュウマイの上に散らしてみました。
・・・違うんだなぁ・・・ライスペーパーの下にふんわり透ける梅人参が良かったんだなぁ・・・
いつもと順序が変わってしまいましたが、本日の主食はハンバーガーです。
当然主人は大喜び・・・たとえそのフィリングがサバ缶だとしてもね。
サバ缶で作る鯖バーガー、これがまた意外な程美味しいのであります。
キクイモシュウマイ同様とても簡単ですよ。
- 鯖缶は “味噌味タイプ” を使用致しました。
ザルにあけてしばらくおき、自然に缶汁を切っておきます。缶汁はお味噌汁に有効利用。 - サバをボールに移してフォーク等でざっくりほぐし、みじん切りにした玉ねぎ ニンニク 生姜・黒胡椒・粒マスタード・自家製柚子胡椒・片栗粉を加えてよく混ぜ合わせます。
- フライパンに少量のオリーブオイルを熱し、ハンバーグ型に整えた2を並べ入れます。
こんがりと両面焼き、発酵バターをぬったパンの上に。
スライスした玉ねぎをたっぷりと盛り、市販のトマトソースをトッピングしてサンドしましょう。
ピックで留めれば出来上がり。
残った生地で作ったミニタイプは、しっかりと冷ましてからラップに包んで冷凍保存。
後ほどミートパイやその他別の姿になって、ふたりのお腹を満たしてくれることでしょう。
手前味噌ではありますが、本日はスープも上々の出来でありました。
今週はいつもの牛乳が品切れだった為、我が家の冷蔵庫には牛乳がありません。
なので在庫豊富なココナッツミルクで代用してみました。
ミックスビーンズの缶詰・自家製のバジルペーストが名脇役の美味しいスープに仕上がりました。
- 圧力鍋に薄切り人参・スープストックを合わせ入れ、強火で圧をかけて火を弱めます。
5分煮込み、自然に圧を抜いてバーミックス等でピュレにしましょう。 - ミックスビーンズの缶詰を缶汁ごと1に加えます。
ココナッツミルクも加えて弱めの中火にかけ、ゆっくりとひと煮立ちさせましょう。
軽く塩胡椒し、バジルペーストを加えてひと混ぜすれば出来上がり。
抜群に美味しくて、きっと体にも嬉しい人参のポタージュです。
代用品でどーにでもなるものだから、ついつい危機感が喪失しちゃうのよね。
食材調達の足がどんどんと鈍くなってくる昨今。
今朝は冷凍してあった “むかごご飯” を解凍し、キクイモの味噌床をトッピングして味噌お握り風に。
- お酒をさっと全体にぬってから、味噌床をトッピングしてオーブンで焼くだけ。
明日は乙女らが楽しみにしているバレンタインだと言うのに・・・こんなに出不精で良いのかしら。
冬季オリンピックに係わらず、どうも最近人混み嫌いに拍車がかかった気が致します。
明日のバレンタイン、何とか手近なもので大きな愛を表現できないものか・・・
今日一日じっくり考えてみよう。