2013年12月30日

飛び切り美味しい “いか人参” ・・・ やり始めると止まらない “鶴子芋”

いよいよ今年も残すところ、本日を入れて2日となってしまいました。
風もなくて大掃除日和・・・
・・・ではありますが、大掃除からは目を逸らしてキッチンで主人とふたりのんびりしております。

そうそう、昨日漬けておいた “いか人参” が美味しく漬かった頃じゃないかしら。

福島県の郷土料理である “いか人参”
細く切ったスルメを、人参と一緒に合わせ調味料に漬け込むだけ。
実にシンプルで簡単なお料理なのに、これがまた飛び切り美味しいのです。

ちょうど頂き物のスルメがあったので、昨日仕込んでおきました。本当に簡単ですよ。
今回は人参1.5本弱に対し、スルメが1/2枚強といったところかしら。
但しスルメの大部分は脚を使用・・・身の部分は炙ってお正月に食べるんだ♪





  1. みりん・お酒・白醤油 各50cc
    以上を全て合わせてひと煮立ちさせ、冷ましておきましょう。
  2. スルメの脚部分は1本ずつばらし、4センチ程度の長さに切り揃えます。
    身の部分は長さを4センチほどに揃え、出来るだけ細く切っておきましょう。
    ハサミを使うと簡単。
  3. 人参は皮をむいて4センチほどに切り揃え、これをマッチ棒程度の細切りに。
  4. 密封容器に人参・スルメを入れ、上から冷ましておいた合わせ調味料を注ぎます。

    時々全体を混ぜながら冷蔵庫で1晩おけば出来上がり。
    ぽりぽりの人参・やわらかなスルメ・・・あっさりしてお正月にはぴったりのお料理。
    つい箸が止まらなくなってしまいます。











さて・・・と。
大掃除は簡単に済ませてしまったし、年の瀬とは言いながら我が家はいつも以上にのんびりムード。
時間もあることだし、お正月のお煮しめ用の里芋でも準備しておこうかしらね。

自家製の里芋、器量の良い芋たちだけを選り分けておきました。
鶴の口ばしを形取った鶴子芋は、言わずと知れたお正月料理の定番よね。
意外と簡単なんですよ。





  1. 里芋は丁寧に皮をむき、まずは六方剥きにしましょう。
    座りが良いよう上下を切り落として縦に置き、真上から見て両端を切り落とします。
  2. 6画になるよう上下それぞれ2辺を切り落とし、亀の甲羅のような六角形に形を整えます。
  3. 鶴の口ばしを意識して縦に切り込みを入れ、横から包丁を入れて切り落とせば出来上がり。






口ばしを作る時、2辺を一気に切り込むと切り落とす時が大変です。
里芋が白いので、入れた切り込みが見辛いですからね。1辺を切り落としてから次に行くのが賢明。
言葉で説明するとチンプンカンプンでしょうが、やってみると納得出来るハズ。意外と簡単です。

切り落とした切れっ端は、お味噌汁やスープの具に。まとめて冷凍しておけば重宝しますよ。










こんなことしてキッチンで遊んでおりましたら・・・あら、いつの間にやらもうお昼?
主人がいそいそと一升瓶を抱えて参りましたよ。

じゃ、一杯だけ一緒に飲みましょうか。
幸い冷蔵庫には、お正月用に準備した黒豆・・・結び昆布・・・漬かったばかりのいか人参。

結び昆布の切れっ端で昆布出汁もとっておいたもの。
昆布出汁で “鶴子芋” の切れっ端をやわらかく煮て、小ぶりなお餅を焼いて即席のお雑煮に。
常備してあるイワシを焼いて、自家製菊芋の味噌漬けを添えれば・・・

もう一杯飲みたい気持ちをぐっと抑えて。
早くも我が家には、のんびりとしたお正月ムードが漂っております。

午後からは、Apple TVが大活躍するでしょう。
今年の月末〜年明けは映画三昧となる予定です。

posted by しんさん at 15:09 | Comment(0) | 保存食・調味料・常備菜等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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