2013年10月01日

イノシシ三昧 〜 イノシシのシチュー、そしてサンドイッチ

5月頃、根尾の叔母に持たせてもらった “イノシシ肉”
10月に入りそろそろ今シーズンのイノシシ便りが届く頃と予想し、最後のイノシシ肉を解凍しました。

本日はイノシシ三昧ですよ。
圧力鍋でイノシシをがっつり煮込んで、お弁当の主食はやわらかイノシシのサンドイッチ。

早々に使い切りたい大根があったので、定番のイノシシ+大根を圧力鍋で煮込んでみました。
当初は生姜をたっぷり効かせた定番メニューにするつもりだったのですが・・・

あれ?生姜の在庫がない!
主人がカレーを作った時、想像以上に生姜を使用したことが判明。
全く・・・殿方の料理にも困ったもの。仕方がないので、八角・シナモンを使いましょう。





叔母が冷凍しておいてくれるイノシシ肉、今回はひと口大にカットした状態でした。
半解凍状態にし、脂身を含めた半量はミンサーで挽き肉に。
前夜新聞紙に包んで冷蔵庫に移しておけば、朝良い具合に半解凍状態になっていますよ。
  1. イノシシ肉を極少量の胡麻油で炒めます。
    イノシシ肉から出る脂を利用して炒める要領で、胡麻油は極少量に。
    表面が白っぽくなったところで、大きめに切った大根・人参も加えて炒め合わせましょう。
  2. 油がなじんだら、八角・シナモン・ひと晩お水に浸しておいた大豆を浸け水ごと加えます。
    お酒・甘酢漬けらっきょうの漬け汁・お水を注いでひたひたにし圧力鍋の蓋をします。

  3. 強火で圧をかけ、弱火で10分煮込んで自然に圧をぬきます。
    圧力鍋の蓋を開けて浮いたアクをすくい、唐辛子ピクルスを漬け汁ごと加えます。
    濃い口醤油・お砂糖も足してもう一度圧をかけ、弱火で5分煮込みましょう。
    自然に圧を抜けば、ほろほろのイノシシが美味しいイノシシシチューの出来上がり。

    朝食用に適量を別鍋に移し、ざく切りにしたツルムラサキを加えてひと煮立ち。
    ほろほろのイノシシ肉・・・圧力鍋って偉いわ。





お鍋から器量の良さそうなイノシシ肉を選別してザルに並べ、自然に煮汁を切ってサンドイッチに。
  • 室温に戻したバター・マヨネーズ・粒マスタードをよく混ぜ合わせ、軽くトーストした食パンにたっぷりとぬります。
    サラダスピナーでしっかりと水を切ったクレソンをたっぷりとひろげ、イノシシ肉を並べます。

    黒胡椒をたっぷり挽いてパンで挟み、しばらく適度な重石をして具とパンをなじませます。
    パンナイフでさっくり切り分けて出来上がり。

ほろ苦くてぴりっと刺激のあるクレソン、そしてイノシシ、粒マスタード・・・
ちょっと聞こえは猛々しいけれど、バランスの良いとっても美味しいサンドイッチに仕上がりました。










イノシシとクレソンのサンドイッチを主食に、今日もお弁当が出来上がりましたよ。






昨日の夕食で、卵黄が1個だけ残ってしまいました。今朝はどうしてもこれを使ってしまわないと!
トマトのファルシーと参りましょうか。
  1. 小ぶりなトマトの上部を切り取り、種部分をくり抜きます。
    くり抜いた種部分はスープの具にしてしまいましょ。
  2. 卵黄・少量の牛乳・おろしたパルミジャーノ・黒胡椒をよく混ぜ合わせます。
    ここにみじん切りにした玉ねぎ・トマトの頭部分・唐辛子ピクルスを加えて混ぜ、トマトのカップに詰めます。
  3. 210℃に予熱したオーブンで20分程焼けば出来上がり。食べやすくカットしてお弁当箱へ。
    少し残った卵液は、刻んだツルムラサキと混ぜてシリコンカップへ。朝食の一品です。






本日のスープは、押し麦とツルムラサキのスープ。ほんのりパルミジャーノの香り。
  • ファルシーで除いたトマトの種部分・濃い目にとった鰹だし・押し麦をお鍋に合わせ入れ、押し麦がやわらかくなるまでことこと煮込みます。
    ここにおろしたパルミジャーノ・ざく切りにしたツルムラサキ・同じくざく切りにした干しえのき (炒ってあります) を加え、牛乳を少量注いでひと煮立ち。
    必要ならばお塩を加えて出来上がり。











圧力鍋で大豆・大根・人参と共にたっぷりと煮込んだイノシシ肉。
朝食には、シチューとして堂々と食卓に上ります。

脂身の多いイノシシ肉ですが、脂身はミンチにしてまた明日の食材に。
半解凍の状態でミンチにしてしまえば、ミンサーのなかで空回りすることもなく楽々ミンチに。

我が家は明日もイノシシ三昧です。
主人、カレーではないですからね。イノシシカレーにはしませんよ。

posted by しんさん at 15:15 | Comment(0) | お家ジビエ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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