10月に入りそろそろ今シーズンのイノシシ便りが届く頃と予想し、最後のイノシシ肉を解凍しました。
本日はイノシシ三昧ですよ。
圧力鍋でイノシシをがっつり煮込んで、お弁当の主食はやわらかイノシシのサンドイッチ。
当初は生姜をたっぷり効かせた定番メニューにするつもりだったのですが・・・
あれ?生姜の在庫がない!
主人がカレーを作った時、想像以上に生姜を使用したことが判明。
全く・・・殿方の料理にも困ったもの。仕方がないので、八角・シナモンを使いましょう。
叔母が冷凍しておいてくれるイノシシ肉、今回はひと口大にカットした状態でした。
半解凍状態にし、脂身を含めた半量はミンサーで挽き肉に。
前夜新聞紙に包んで冷蔵庫に移しておけば、朝良い具合に半解凍状態になっていますよ。
- イノシシ肉を極少量の胡麻油で炒めます。
イノシシ肉から出る脂を利用して炒める要領で、胡麻油は極少量に。
表面が白っぽくなったところで、大きめに切った大根・人参も加えて炒め合わせましょう。 - 油がなじんだら、八角・シナモン・ひと晩お水に浸しておいた大豆を浸け水ごと加えます。
お酒・甘酢漬けらっきょうの漬け汁・お水を注いでひたひたにし圧力鍋の蓋をします。 - 強火で圧をかけ、弱火で10分煮込んで自然に圧をぬきます。
圧力鍋の蓋を開けて浮いたアクをすくい、唐辛子ピクルスを漬け汁ごと加えます。
濃い口醤油・お砂糖も足してもう一度圧をかけ、弱火で5分煮込みましょう。
自然に圧を抜けば、ほろほろのイノシシが美味しいイノシシシチューの出来上がり。
朝食用に適量を別鍋に移し、ざく切りにしたツルムラサキを加えてひと煮立ち。
ほろほろのイノシシ肉・・・圧力鍋って偉いわ。
お鍋から器量の良さそうなイノシシ肉を選別してザルに並べ、自然に煮汁を切ってサンドイッチに。
- 室温に戻したバター・マヨネーズ・粒マスタードをよく混ぜ合わせ、軽くトーストした食パンにたっぷりとぬります。
サラダスピナーでしっかりと水を切ったクレソンをたっぷりとひろげ、イノシシ肉を並べます。
黒胡椒をたっぷり挽いてパンで挟み、しばらく適度な重石をして具とパンをなじませます。
パンナイフでさっくり切り分けて出来上がり。
ちょっと聞こえは猛々しいけれど、バランスの良いとっても美味しいサンドイッチに仕上がりました。
イノシシとクレソンのサンドイッチを主食に、今日もお弁当が出来上がりましたよ。
昨日の夕食で、卵黄が1個だけ残ってしまいました。今朝はどうしてもこれを使ってしまわないと!
トマトのファルシーと参りましょうか。
- 小ぶりなトマトの上部を切り取り、種部分をくり抜きます。
くり抜いた種部分はスープの具にしてしまいましょ。 - 卵黄・少量の牛乳・おろしたパルミジャーノ・黒胡椒をよく混ぜ合わせます。
ここにみじん切りにした玉ねぎ・トマトの頭部分・唐辛子ピクルスを加えて混ぜ、トマトのカップに詰めます。 - 210℃に予熱したオーブンで20分程焼けば出来上がり。食べやすくカットしてお弁当箱へ。
少し残った卵液は、刻んだツルムラサキと混ぜてシリコンカップへ。朝食の一品です。
本日のスープは、押し麦とツルムラサキのスープ。ほんのりパルミジャーノの香り。
- ファルシーで除いたトマトの種部分・濃い目にとった鰹だし・押し麦をお鍋に合わせ入れ、押し麦がやわらかくなるまでことこと煮込みます。
ここにおろしたパルミジャーノ・ざく切りにしたツルムラサキ・同じくざく切りにした干しえのき (炒ってあります) を加え、牛乳を少量注いでひと煮立ち。
必要ならばお塩を加えて出来上がり。
圧力鍋で大豆・大根・人参と共にたっぷりと煮込んだイノシシ肉。
朝食には、シチューとして堂々と食卓に上ります。
半解凍の状態でミンチにしてしまえば、ミンサーのなかで空回りすることもなく楽々ミンチに。
我が家は明日もイノシシ三昧です。
主人、カレーではないですからね。イノシシカレーにはしませんよ。
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