2013年09月04日

地味だけど大好き!“弘法芋の味噌和え” と “炒り大豆ご飯”

あまり全国的には知られていませんが、飛騨・美濃地方の伝統野菜のひとつに “弘法芋” というお芋があります。

見た目はどこから見ても小ぶりなじゃが芋ですが、その肉質に大きな特徴あり。
普通のじゃが芋のように、単に炒めただけ・オーブンで焼いただけではやわらかくならないのです。

でも私としてはそこがお気に入りのところ。
季節になると、ワクワクして根尾の叔母からの連絡を待つのです。
そう、この “弘法芋” は、根尾の特産物でもあるのです。

その “弘法芋” 、今年も叔母が育ててくれました。そして先日、どっさりと持たせてくれました。
まずは、同じく根尾の叔母が持たせてくれた “冷凍木の芽” と合わせて木の芽味噌和えに。

弘法芋に上品な白味噌なんて合いません。赤味噌です。

本来ならえごま味噌でいきたいところですが、まずは木の芽味噌から。
ぷりっとした食感の弘法芋に木の芽味噌、ちょっと甘めに仕上げるのが美味しさのコツ。





そして弘法芋に合わせたかのように、本日は地味な地味な炊き込みご飯。
炒り大豆とじゃこを炊き込んだ押し麦ご飯です。

ほんのり赤い部分は、根尾の叔母が漬けた梅干しを一緒に炊き込んだから。
ただし梅干しの種だけね。
梅肉の方はスープに使ってしまったもの。種だけでも、なんとも良い旨味がご飯に移ります。

この炒り大豆の炊き込みご飯。
大豆をひと晩お水に浸すことなくお料理出来るので、ふと大豆が食べたくなった時にとっても重宝。

“弘法芋の木の芽味噌和え” “炒り大豆とじゃこの炊き込みご飯”
どちらもとっても地味ですが、どちらもとっても美味しいの。よろしければご覧になってって下さいな。





まずは弘法芋から参りましょうか。
  1. 弘法芋を綺麗に洗い、たっぷりのお水と共に火にかけます。
    煮立ったらやや火を弱め、20分ほど茹でてザルにあけましょう。
    下茹でなしでいきなり味付けに入っても、弘法芋はやわらかくなりませんからね。

  2. 弘法芋を茹でている間に、和え味噌を作ります。
    冷凍木の芽は凍った状態のまますり鉢に。
    ある程度擂ってから赤味噌を加え、滑らかに擂り混ぜます。

  3. しっかりと水を切った弘法芋、大きいものは食べやすい大きさに切ります。
    皮はむかないで下さいね。美味しさが半減しちゃいますから。
    これを胡麻油でさっと炒め、ここに・・・えぇ、今回根尾の叔母特製の“甘酢らっきょうの漬け汁” を注いで炒りつけます。

    根尾の叔母の甘酢漬けらっきょう。
    お砂糖がしっかり使ってあるので、照り焼き風や今日のようなお料理にぴったりなのです。
    叔母のらっきょうがないご家庭は、お酒・みりん・お砂糖・お酢などで炒りつけてみて下さい。
  4. 3の水気が飛んだら火を止め、2の木の芽味噌と和えます。
    器に盛り、白胡麻を散らして召し上がれ。







炒り大豆とじゃこの炊き込みご飯に参りましょう。
  1. お米を洗ってざるにあけ、土鍋に移してお水を注ぎます。
    お水はお米1合に対して1.5合分程度。30分ほどおいて充分に吸水させましょう。
  2. その間に大豆を炒ります。
    大豆をさっと洗ってザルにあけ、キッチンペーパー等でしっかり水気を拭いてから厚手のフライパンに移します。
    表面がこんがり色づいて薄皮がはじけるまで、じっくりじっくり炒りつけましょう。

    大豆を1の土鍋に移し、次はじゃことお酒を合わせ入れて炒りつけましょう。
    これも1の土鍋に加え、梅干しの種を数個散らして蓋をします。

  3. 強火にかけて一気に沸騰させます。
    蓋の縁からふつふつっと勢いよく煮立ってきたら、弱火にして約5分。
    10秒ほど強火にして火を止めます。蓋を外さず、そのまま15分ほど蒸らして出来上がり。

    梅干しの種を取り除き、全体をさっくり混ぜてからお茶碗に。
    美味しくて美味しくて、つい食べ過ぎてしまいます。










地味だけど私の好きな味ばかり。
そうは言ってもあまりに地味だったので、オクラを巻いた出汁巻き卵なんぞを作ってみましたよ。

炒り大豆のご飯、弘法芋、出汁巻き卵。
特にお気に入りの弘法芋は、叔母特製の甘酢漬けらっきょう (・・・の漬け汁) ・叔母が冷凍しておいてくれた木の芽まで使用して叔母の味が満載です。

そう言えば、梅干しも根尾の叔母特製だったわ。
我が家の料理には、根尾の叔母の味が要所要所に出現します。





ご飯に炊き込んだ梅干しの種。
梅肉はスープに使用しました。
干し貝柱の戻し汁をベースに、冬の間に仕込んでおいた蒸し干し大根を使ったスープです。
  1. 干し貝柱はひと晩お水に浸けて戻します。
    これを戻し汁ごとお鍋に移し、貝柱を軽くほぐしておきましょう。
  2. 蒸し干し大根・いちょう切りにした人参・包丁の腹でつぶしてから刻んだ生姜を1に加え、干しシイタケを割り入れます。梅肉も適当にちぎって加え、鰹だしを注いで火にかけます。
    人参・蒸し干し大根がやわらかくなれば出来上がり。
    梅干しの塩分で充分美味しいと思いますが、味をみて薄ければお塩を加えて下さい。











はい、朝食の時間ですよ。
いつもはちょっとウイてる納豆も、今日は周囲のお菜たちにしっくりなじんでおります。
やっぱり朝のご飯とお味噌汁は心にしみます。

近頃朝食の必須アイテムとなっておりますのが、梅シロップの寒天。
これもやっぱり根尾の叔母が漬けてくれたもの。
叔母の保存食が我が家の食卓を支えてくれている、こう言っても過言ではありませんです。はい。

キッチンカウンターにちょこんと置いてあるアボカド。
良い感じに熟して参りましたので、明日はアボカドを使いましょうか。

只今岐阜地方、滝のような大雨が降っております。
雷鳴も轟いております。
ベランダにまで思いっきり雨が振り込み、玉ねぎが大変なことになっております。

玉ねぎの一気大量消費を試みねば・・・

posted by しんさん at 16:23 | Comment(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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