2013年07月24日

『きゅうりの日本酒漬け』 と 『青紫蘇の醤油漬け』

実家の母親から、不揃いな器量の悪いきゅうりをもらいました。
冷蔵庫の中には、2週間ほど近く前に摘んだ青紫蘇の葉が所在無げに佇んでおりました。
どちらも早々に使った方が良いことは重々承知の上。さてどうしよう。

困った時は取り合えず漬けましょうか。
昨年我が家で小さなブームとなりました 『きゅうりの辛子漬け』。 でも今年は辛子がないぞ・・・と。
じゃ、我が家に常備しております日本酒で漬けてみましょうか。きっと色も綺麗に仕上がるはず。

ほらね。

色鮮やかな夏野菜ですもの。大好きなキューちゃん漬けも良いけれど、色鮮やかに仕上げたい。
しかも、キューちゃん漬けよりうんと手軽な 『きゅうりの日本酒漬け』
ほんのり甘くて美味しいのです。
日本酒を使っているという感じはあまりしませんよ。多分お酒の弱い方でも大丈夫。多分・・・ね。





  • きゅうりは適量。
    今回は形も大きさもばらばらなきゅうりが4〜5本。グラムにして720g強。
    綺麗に洗って水気を拭き取り、両端を落として苦い部分をくるりと除いておきます。
    漬け込む容器やビニール袋に合わせ、長さを2〜3等分しても問題ありません。

    漬け汁を作りましょう。
    日本酒 50cc・てんさい糖 70g・海塩 15g
    以上を丈夫なビニール袋に合わせ入れ、袋をもんでお砂糖を出来るだけ溶かします。
    無理に溶かさなくても大丈夫。きゅうりを漬け込んでいる間に少しずつ溶けていきますから。

    きゅうりをビニール袋に入れて軽く空気をぬき、漬け汁が漏れないようビニール袋ごとボールに入れて冷蔵庫へ。漬け汁が全体にしみるよう時々全体を軽くもみながら1日おきます。
    きゅうりからびっくりするくらいのお水が出て、全体が漬け汁にしっかり漬かった常態に。

    色鮮やかな 『きゅうりの日本酒漬け』
    適当な大きさに切り分けてよーく冷やして・・・ささ召し上がれ。

    我が家では、料理用のお酒も飲用可能なものを使っております。もちろん飲みませんけど。
    安いお酒で充分なので、料理酒と言われるタイプでないものをお勧めします。
    お砂糖はてんさい糖を使いましたが、ご都合で上白糖でも問題ないと思いますよ。










さ、これできゅうりの賞味期限は延長されました。お次の課題は青紫蘇です。
青紫蘇は醤油漬けにしましょうか。醤油漬けにして、本日のお弁当に利用しましょう。

本日のお弁当は、 『青紫蘇の醤油漬け』 を使った可愛らしいおにぎりさんですよ。

『きゅうりの日本酒漬け』 に比べると手順・材料は増えますが、漬け込むだけですもの。
青紫蘇を使い切った後の漬け汁は、炒飯等々に利用して下さいね。
材料は全て適量で。要は、容器に重ねた青紫蘇が漬かれば良いのです。





  • 煮干しは適当にちぎって小鍋に移し、少量の日本酒をふりかけておきます。
    出汁醤油・お好みのお醤油を1:1の割合で煮干しのお鍋に注ぎ、小口に切った唐辛子・包丁の腹でつぶしたニンニク・すり胡麻・極少量の胡麻油を加えてひと煮立ち。
    これを完全に冷ましておきましょう。

    青紫蘇の葉っぱを摘み取って綺麗に洗い、1枚1枚しっかりと水気を拭き取ります。
    適度な大きさのタッパーに青紫蘇を重ねて入れ、漬け汁を注いで蓋をします。

    冷蔵庫で半日〜1日おけば出来上がり。
    青紫蘇を使うその都度上下を返し、底にあった分から使っていくと全体が均一に漬かります。






炊飯器を使わず土鍋で炊くご飯、1合以下でも美味しく炊けるのでとても便利。
本日は十六雑穀を混ぜ込んで。
  • 『青紫蘇の醤油漬け』 にしっかりとお醤油味がついているので、ご飯の塩気は不要です。
    でもこの時期、やっぱり怖い食中毒。お塩を使わないと更に怖い。
    ならば簡単。寿司酢を使えば良いのです。
    炊きたてご飯を準備し、手を綺麗に拭いたら手の平に寿司酢をのばします。
    これで可愛い雑穀米おにぎりさんを握り、青紫蘇でくるりと巻けば出来上がり。

    青紫蘇は大きなものは半分に切って巻きます。

    我が家の寿司酢は黒酢を使用。
    黒酢 100cc・てんさい糖 大さじ2・お塩 小さじ2を弱火にかけてお砂糖・お塩を溶かし、火を止め昆布を加えて冷まします。沸騰させる必要はありません。
    多めに作っておき、冷蔵庫に保存しておくととっても重宝します。










きゅうりも青紫蘇も前日に漬けこんでおいたので、今朝は本当に楽でした。

小さなトラブルといったら・・・“根尾の伯母が持たせてくれた冷凍ツクシ” だと思っていたのが “冷凍した干し柿” だったってことくらいかしら。
さぁ解凍してお料理しましょ!と思ったら、なーんだか食感が変。
冷凍ツクシの山椒煮を作ろうと思っていたのが、急きょ変更となりました。





  • 本日のお菜は “人参とセロリの黒胡麻和え”
    お酒で炒りつけた人参・セロリに塩麹で味付けをし、その後黒すり胡麻で和えるだけ。
    黒胡麻は軽く炒ってから、食感が残る程度に粗く擂って使います。






  • 余裕の朝はお菜も増えます。久しぶりに出汁巻き卵なんて作ってみようかしら。
    鰹出汁を多めに加えてお砂糖・お塩を。ちょっと甘めでお出汁の効いた出汁巻き卵。
    左端に配置した控えめなオクラが愛らしいでしょ?

    ・・・もちろんこれは想定外ですけどね。





  • 本日のスープ・・・これはスルーしときまひょか。
    すりおろしたじゃが芋を使って “すり流し” を作る予定だったのですが・・・じゃが芋が大きすぎたのね。スープというより煮物になってしまった。
    梅風味のじゃが芋のすり流し、これはまた次回ということで。ごめん主人。










主人からリクエストがあったので、今朝は久しぶりに “煮干し出汁のお味噌汁” が登場。
貧乏性の我が家・・・いえ私は、お出汁の煮干しもそのまま具のひとつとしてしまいます。
煮干し丸ごとお味噌汁です。






  • 雑穀入りのご飯・刻み玉ねぎがたっぷり入った納豆・具沢山のお味噌汁
    これらに加え、本日の干物は鮎の開きで。
    程よく塩気を効かせた鮎の開きは、私の大大好物。






油がガス台に落ちないお魚焼き網、これは重宝致します。
これがなかったら、こうも毎朝お魚を焼くかどうか怪しいところ。

さ、明日カルフォルニアに帰るおちびさんたち4人。
今夜は彼らと焼肉です。どのような会になるのか、今から少々びびってもおります。
取り合えず彼らお気に入りの日本のお菓子、 “ハイチュウ” をまとめ買いしてこようかな。
ささやかなプレゼント。

posted by しんさん at 14:33 | Comment(0) | 保存食・調味料・常備菜等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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