通常のミョウガに比べると確かに器量悪しではあるけれど、風味にさほど差があるでなし。
どうせ刻むことが多いミョウガですもの、お買い得な “茎ミョウガ” で私は全く不満はありません。
先日のミョウガご飯も美味しかったし、ならば今度はミョウガの定番 “甘酢漬け” なんてどうかしら。 ・・・美しい。
前日甘酢に漬け込んでおけば、翌日には美しく染まったミョウガの甘酢漬けが食べられます。
多めに作っておけば、夏の定番常備菜に大活躍。
さくっと刻んで熱々ご飯に混ぜれば、食欲のない暑い日だって・・・ま、我が家には無縁ですけどね。
- ☆甘酢ミョウガの作り方、基本的には普通のミョウガも茎ミョウガも同じ手順です。
根元部分に包丁で切れ目を入れ、お塩をまぶして重石をします。1時間ほどしてミョウガがしんなりしたらたっぷりの熱湯にさっとくぐらせ、ザルにひろげてしっかりと水切りをしましょう。
お酢 100cc・お砂糖 大さじ4
以上をお鍋に合わせ入れ、ひと煮立ちさせてお砂糖をしっかりと溶かし冷ましておきます。
今回は黒酢とてんさい糖で作りました。
水を切ったミョウガを酸に強い器 (琺瑯・ガラス製) に移し、冷ましておいた甘酢を注ぎます。 ・・・ほんの少し残っていた寿司酢も入れてしまいました。細切り昆布は寿司酢の名残。
1日も経てば水が上がり、全体が美しい色に染まって美味しい甘酢漬けに。
たっぷり入ったお買い得な “茎ミョウガ”
そんな茎ミョウガをたっぷり使って、本日のお弁当がさくさくっと出来上がりましたよ。
ご飯を土鍋で炊くのにも慣れました。
最近は、真っ白艶々に炊き上がる “ミルキークィーン” がお気に入り。
- 色鮮やかに漬かったミョウガを細かく刻んで、炒り胡麻と一緒に炊きたてご飯に混ぜ込みます。小ぶりなおにぎりさんにしてお弁当箱へ。
来週に迫ったバンコク旅行を前に、出来るだけ生鮮食材を買わぬように心がけております。
こんな時助かるのが常備しております “サバ缶”
冷凍保存してあった油揚げでくるくるっと巻いて、
- 自然解凍した油揚げの3辺を切り落として開き、切れっ端は細かく刻んでおきましょう。
サバ缶は軽く缶汁を切ってボールに移します。
鬼おろしで粗くおろした人参・油揚げの切れっ端・おろし生姜・戻した干ししいたけの軸部分 (細かく刻みます)・刻んだネギとミョウガ・・・とにかく何でも有り合わせの野菜をサバと合わせ、片栗粉を少量加えてよく混ぜ合わせます。
開いた油揚げにひろげて三つ葉と一緒に巻き込み、巻き終わりを爪楊枝で留めましょう。 テフロン加工のフライパンに油をひかずに並べ入れ、そっと転がしながら全体に焼き色をつけましょう。合わせ調味料を注いで蓋をし、しばらく蒸し焼きにしてから調味料をからめます。
合わせ調味料は黒酢・だし醤油・お酒・みりんを同量ずつ合わせたもの。
粗熱がとれたら爪楊枝を除き、食べやすい大きさに切ってお弁当箱へ。 余ったサバ缶種は、明日サバハンバーグにでもしようかしら。
本日のスープは、押し麦・自家製のちびっ子玉ねぎ・干しシイタケの梅干しスープ。
梅干し風味のスープは主人の大好物です。
- とっても簡単。
干しシイタケの戻し汁・お尻部分に切れ目を入れたちびっ子玉ねぎ・戻して削ぎ切りにした干しシイタケ・たたいた梅干し・・・これらを全て圧力鍋に合わせ入れて火にかけます。
梅干しの種も一緒に入れてしまいます。今回はサバ缶の缶汁も入れてしまいましょうか。
圧がかかったら弱火にし、10分ほど煮込んで圧を抜きます。
これで出来上がり。梅干しの種を除いて器にもり、刻み三つ葉・ひねり胡麻で仕上げます。
そしてお待ちかねの朝ご飯。
今朝は、すっかりお気に入りリストに仲間入りした “へしこのお茶漬け” ですよ。
- 周りの糠を綺麗に落として (水洗いは厳禁ですよ) 薄切りにし、さっと炙って熱々ご飯の上に。本日は、さっとお水に晒してしっかり水気を切った千切りミョウガ・白髪ネギもたっぷり。
熱々の蕎麦茶を注ぎ、三つ葉をあしらって出来上がり。
へしこ茶漬けには蕎麦茶がとても相性が良いと思うのだけど・・・どうかしら。
へしこ茶漬け。
もぉね、写真を眺めながらもうっとりしてしまう程美味しいのです。
私、只今軽いへしこ茶漬け中毒であります・・・こぉ断言出来るほどお気に入り。
そして今の課題。
なんとかしてこのへしこの糠、有効利用は出来ぬものだろうか・・・筋金入りの貧乏性です。