2013年03月04日

毎週月曜の朝はお味噌汁の日 〜 赤カレイのお味噌汁 合わせ味噌ver.

日曜の夜から月曜の朝にかけて・・・ちょっと憂鬱だったな、私も。人並みに働いていた時は。
でも、今の主人は楽しそう。
彼の小さなお楽しみ、月曜日の朝食。ちょっとお味噌汁に力を入れる日、お味噌汁の日。
日曜日、二人で彼の思い描くお味噌汁の食材を調達して参ります。そして月曜の朝を迎えます。

・・・が、運悪く昨日日曜日は3月3日のおひな祭り。
彼が狙う鮮魚コーナーは、“はまぐり” “散らし寿司用お刺身セット” “鯛の尾頭付き” の類ばかり。
彼が思い描いていた “カワハギ” も “白子” もありません。がっくり肩を落とす哀れな主人、くすっ。

応変柔軟な対応に些か欠ける主人ですが・・・
大丈夫よ。元気をお出しなさいな。君の欲するお魚のお味噌汁、ちゃんと作ってあげるから。

はい、召し上がれ。
本日は 『赤カレイのお味噌汁』 ですよ。真子付き、合わせ味噌ver.ですよ。

赤カレイを選択した私を疑わしそーに睨みつけていた主人。どーだ、美味しかろう。
カワハギ・・・白子・・・ハタハタ・・・毎週、主人の好きなお味噌汁の具がひとつずつ増えていきます。





  • ほんのひと手間を惜しまなければ、旬のどんなお魚でも美味しいお味噌汁になるのではないかしら・・・と言うのがわたしの意見なのですが。腕や具材なんてさほど関係なく。

    赤カレイは冷水でさっと洗い、真子をそっと取り出します。真子は水中で血管をそっと押し出すようにし、中の血を丁寧にお掃除してザルにひろげておきます。
    身部分は、お味噌汁に入れるので食べやすいようヒレを骨部分からハサミで切り取ってしまいます。これをさっと湯通しし、水中で残ったウロコや血の塊等を綺麗にお掃除します。

    切り取った縁側部分は網でかりかりに焼いて、厚削りでとったお出汁に加えてお出汁役に。
    ・・・これが正解か否かは存じませんけどね。

    丁寧にアクを除き、お出汁が煮立ったらカレイの身を加えます。
    少し身に火が通ったところで真子とおネギも加え、身と真子に火を入れすぎないタイミングでお好みのお味噌を溶き入れましょう。器に盛り、刻みネギを散らして出来上がり。






月曜朝の小さな小さなお楽しみ、主人の好きなお魚のお味噌汁。
旬に疎い主人、お魚の旬を知る良いお勉強にもなるのではないかしら。











毎週月曜日は、お味噌汁に少々の力を入れる日・・・
でもありますが同時に、お弁当の手を少々抜かせていただく日・・・でもあります。

本日のお弁当は、昨日のお昼ご飯にした 『ローストヴェニスン』 を使って。
“ローストヴェニスン” と “ほんのり酸っぱ甘い紫キャベツ” のサンドイッチですよ。






紫キャベツのサラダ、ちょっとザワークラウトを意識したお手軽サラダです。
昨日飲み残したブルゴーニュも使った “お片づけサラダ” でもありますけどね。
  • ジュニパーベリーは軽く包丁の腹で潰してお鍋に移し、赤ワインを注いで軽く煮詰めます。
    火を止めて白ワインビネガー・てんさい糖を加え、てんさい糖を溶かして冷ましておきます。

    その一方で紫キャベツを千切りにしてビニール袋に移し、フルールドセルを少量ふって軽くもみ込みます。全体がしんなりしたら冷ましておいたマリネ液を加え、重石をします。
    味がなじめば出来上がり。数日冷蔵庫で馴染ませると、更に私たち好みの仕上がりに。






後は軽くトーストした食パンに挟むだけ。
  • 室温に戻しておいた発酵バター・粒マスタードをよく混ぜ合わせ、軽くトーストした食パンの片面にぬります。紫キャベツの水気を軽くしぼり、バターをぬった方のパンにたっぷりと。
    キャベツの上には、スライスしたローストヴェニスン・りんごのソースをたっぷりと。
    パンでサンドし、キッチンペーパー等で包んで軽く重石をします。
    しばらくおいて具とパンが馴染んだところで、食べやすくカットして出来上がり。











月曜日の気楽なお弁当。
主人、こんなものでいかがでしょうか。






My畑のホウレン草。今年は豊作で色々楽しませてもらいましたが、そろそろ今シーズン終了のよう。
  • ひと晩水に浸ける必要のない “ムングダル” は、とっても便利なお豆。
    “黄色いムングダル” と “緑のホウレン草” が綺麗なスープ・・・のはずだったのですが。
    何だかムングダルが多くて、ただの豆とホウレン草の煮物になってしまったようです。

    さっと洗ったムングダルをお鍋に移し、スープストック・お塩を加えてやわらかくなるまでことこと煮ます。色よく塩茹でにしたホウレン草を加え、ひと煮立ちさせれば出来上がり。
    途中、自家製の唐辛子ペーストを加えてピリ辛仕立てに。

    この自家製唐辛子ペースト、保存してあった瓶の裏に覚え書きが貼ってあったので備忘録。

    唐辛子はヘタ付きで378g。軽く干して水気を除いてからヘタを除き、種ごと粗く刻みます。
    トマト水煮缶 400g・ニンニク 3欠を加えてバーミックスでピュレにし、赤ワインビネガー 大さじ2・みじん切り玉ねぎ (小1個分)を加えて中火にかけます。
    混ぜながらゆっくりと全体を煮立たせたら弱火にし、30分ほど煮詰めてからお塩 小さじ1.5を加えます。再度バーミックスで攪拌し、お酢 大さじ1を加えてひと煮立ち。
    熱いうちに瓶詰めし、真空処理して保存します。

    ・・・とまぁこんなところ。





なんだか急に暖かくなった気がします。
週間天気予報によると・・・あら、週末は4月の陽気ですって!

畑に植えたマリリン・ムスカリ・イエローボンネット。
奥さま、まずはマリリンがその小さな芽を覗かせておりましたよ。

posted by しんさん at 14:45 | Comment(0) | 月曜はお味噌汁を尊ぶ朝食を | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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