昨日お弁当用に作った “鹿バーグサンド” ではありましたが、実は友人にお昼に誘われまして・・・
数少ない貴重な友人からのお誘い、断るなんて出来ませんもの。
なので、今日の私のお昼は昨日の鹿バーグサンド。
『たまにはどぅみぃ(わたしのこと)も、ゆっくりしなよ』 ・・・ 優しい言葉をかけてくれる主人に。
食べたいー食べたいーと随分前から切望しておりました “稲庭うどん” 、今朝はこれを朝食に。
おつゆは、風味の豊かな “あご出汁” で。
- 基本、私のあご出汁のとり方は大雑把。煮干し出汁とほぼ同じ方法です。
まずはあごを適当に裂いて焦がさないように乾煎りし、お水を注いでひと晩おきます。
翌朝、弱めの火加減でじっくりじっくり煮たたせてアクを除き、10分間ことことと煮出します。
細かなザルで漉せば、おうどんにぴったりな黄金色に輝くあご出汁が!
後は表示通り稲庭うどんを茹で、あご出汁で青菜をさっと茹でて彩りに。
シイタケ・お酒・薄口醤油等でおつゆを仕上げ、艶々に輝く稲庭うどんにたっぷりと。
自家製のかぼす胡椒を添えて召し上がれ。
そして “あご出汁” の副産物。
出汁をとった後のあごで、おやつにもなる (今朝はお菜のひとつとなりましたが・・・) こんな一品。
節分の “炒り豆” とあごの出がらしで“小魚アーモンド” 風に。貧乏臭いって言わないで下さいね。
- ザルにあけたあごの出がらしは、包丁で適当な大きさに切っておきます。
テフロン加工のフライパンで節分用の炒り豆を焦がさないよう乾煎りし、別皿に移します。
フライパンを乾いた布巾でさっと拭き、今度はあごを焦がさないよう気をつけながら乾煎りしましょう。次第にさらっとした状態になってきます。
さくさくに炒り上がったら、炒り豆と同じく別皿に。
フライパンを軽く洗って水気を拭き取り、てんさい糖 大さじ2・お水 小さじ1を合わせ入れます。弱めの中火でじっくりお砂糖を溶かし、全体が泡立ってきたら炒り豆・あごを加えましょう。
4本のお箸で混ぜながらからめ、全体がさらっとした状態になったらクッキングシートの上にひろげて乾かします。白胡麻を加えても美味しそう!ぽりぽり止まりません。
粉末お手軽な顆粒鰹だし、これを否定する気は毛頭ございません。
実際、私も以前はよく使っておりましたし、私の実家の母は顆粒鰹だし専門です。
なんと言ってもその香りが格段に違います。
お出汁の香り漂う朝のキッチン、主人でなくともお腹が空きます。食欲が湧いて困りますわ。
今日から3月だと言うのに、ちょっと前からしとしとと降り出した雨。今日は部屋干しね・・・
ベランダに目をやると。
その強さゆえ、コブミカン・パンダンリーフらのように温かなお部屋に取り込まれることもなく・・・
でも、昨日の暖かさのせいかしら。小さな紫色のお花を咲かせてくれましたよ。
ローズマリーのこの小さなお花は、マリア様のマントの色なんですって。
明日はお天気も回復するようです。
今日のメニューもあまりにおいしそうで、コメントせずにはおれませんでした。
だってだって、あの透き通る黄金色のお出汁ったら!!
そしてつやつやしたおうどんに、椎茸に、あざやかな緑!
大好きな小魚アーモンドのようなアゴ炒り豆!!
びっくりマークを文に多用するのはふだん極力避けていますが、この気持を表現するにはこうするしかありませんでした。。。
稲葉うどん、きっと特別なうどんなんですね。
こうして見ると平たい麺に見えますね。それが特徴なのでしょうか?
何にせよ、一枚目の写真、究極のごちそうに見えます。
業務連絡:昨日、さっそく鹿肉を注文いたしました☆
お出汁に始まる和の食材。
外国のレシピに目をやるきっかけを与えて下さったのが梅*さんならば、和食材の素晴らしさに気付かせて下さったのも他ならぬ梅*さんなのです。
手に入り辛いであろう和食材を工夫し、楽しみながらお料理していらっしゃる梅*さんを垣間見ては・・・日本国内に住んでいる私たちが和食材を無視してはバチがあたるってものですものね。
稲庭うどん、確か秋田の名物だったかしら。
製法で言えば、うどんというより手延べで作られるお素麺に近いものだったかと。
我が家は切れっ端の稲庭うどん専門なのですが、それでもその艶と食感は格別なのです。
・・・わたしも “!” と “、”は極力最小限にと心がけてはおりますが、日記程度といえ文章を書くのって楽しいけれど難しいですね。
鹿肉、どのようなお姿で登場するのかがとてもとても楽しみです^^