2013年02月28日

これは美味しい!シカ肉ハンバーグ。

日々何かと恩恵を受けております、根尾の伯母。
今シーズン、根尾辺りでは地元ジビエの “シカ” “イノシシ” 捕獲量が軒並み増加傾向だったとか。
そんな訳で、今シーズンは例年以上のシカ・イノシシが我が家に貰われてきましたよ。

我が家の冷凍庫に眠る豊富なシカ・イノシシ。
本日は朝からミンサーを引っ張り出して、こんなん作ってみましたよ。

シカ肉ハンバーグ!
淡白なシカ肉だから・・・というわけではありませんが、昨日お出汁に使った厚削りの出がらしを刻んで加えてみました。そしてカロリー低下を狙い、刻んだ糸こんにゃくをこっそり混ぜ込んでみました。
ピリ辛トマトソースが味付けのベースですが、アボカドディップともなかなか好相性。

鹿肉にあまり馴染みのない方も多いでしょう。それ故、毛嫌いするのも重々理解できます。
でもね、鹿肉って本当にクセがなくて扱いやすいお肉なんです。

捕獲量が多いから、いつもは丁寧に赤身部分のシカ肉を選りすぐってくれるご近所さんも大雑把。
しっかりと脂肪分を抱いたシカが無骨な固まり肉で・・・
あら、素敵!先日主人が買ってくれた “ミンサー” の出番ですよ!腕の見せ所だわ!




我が家のミンサーはプラスチック製の貝印製品。さほど高価なものでもなく、はっきり言って安い。
レビューを見ると酷評も多々ありますが、私は大満足です。
  • 脂肪分や皮部分がスクリューにからみつく→半解凍シャリシャリの状態で挽けばよろしい。
    脂肪分ばかりを一気に挽こうとすると空回りします。脂肪分でスクリューが空回りし始めたら、赤身部分を材料投入口に入れて赤身で脂肪分を押し出すようにすれば問題解決。






見事な鹿ミンチが用意されたところで、早速ハンバーグ作りに参りましょうか。
お弁当にも持っていきたいもの。出来るだけ冷めても美味しいハンバーグを目指しましょう。
  1. みじん切りにした玉ねぎ・生姜・ニンニクを耐熱性ボールに合わせ入れ、少量のサラダ油を回しかけます。ふんわりとラップをし、時々全体を混ぜながら800Wのレンジで5分ほど加熱して粗熱をとっておきます。
    厚削りの出がらしは細かく刻み、パン粉を牛乳でしとらせておきます。
    糸こんにゃくは細かく刻んでザルにあけておきます。

  2. 鹿ミンチに少量のお塩を加え、全体にねばりが出るまでしっかりと捏ね混ぜます。
    ここに1の玉ねぎ・厚削り・パン粉・糸こんにゃくを加え、更に捏ね混ぜます。
    葉っぱ部分を摘んだフレッシュタイムも加えてナツメグを擂り入れ、全卵も加えて滑らかになるまでしっかりと捏ね混ぜましょう。

  3. 空気を抜きながら成形し、極少量の油をぬり込んだフライパンで片面をこんがりと焼いて裏返します。後はぴったりと蓋をして蒸し焼き状態に。
    ふっくら仕上がったハンバーグを一端別皿に取り出しましょう。

    残った肉汁に赤ワインビネガー・自家製唐辛子トマトソース・自家製リンゴジャムを加えて肉汁と馴染ませ、更ににオイスターソース・スープストックを加えてソースを作ります。
    ハンバーグを戻し入れてそっとソースにからめれば、美味しい鹿ハンバーグの出来上がり。











やわらかな心もとないハンバーグではありません。
しっかりとお肉の存在感漂う昔ながらのハンバーグです。
お弁当用には、アボカドディップと一緒に鹿サンドに。




  • アボカドディップは、根尾の伯母自慢の “らっきょうの甘酢漬け” をみじん切りにし、フォークでざっくりつぶしたアボカドに混ぜて白ワインビネガーをふるだけ。
    軽くトーストした食パンにアボカドディップをたっぷりとぬり、やや平たく成形した猪バーグにたっぷりとソースをからめてパンで挟みます。これが美味しいんだな。
    ほらほら、主人から “鹿サンドさいこー” のメッセージが届きましたよ。

    そして残った鹿バーグは、真空パックして冷凍保存。






但し、主人からの指摘がひとつ。

『今度はさぁ、こんにゃくなしで作ってくれない?』

ちっ、妻の心夫知らず・・・
とり合えず我が家のミンサーは、まだまだ活躍してくれそうです。

posted by しんさん at 16:17 | Comment(8) | お家ジビエ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
しんさん、おはようございます。

この頃、この『野菜もりもり』に肉料理の記事がうんと増えましたね。
もしかしてミンサーの影響かなって思いました。
本当に大活躍ですね。

今朝は(こちらただ今午前9:25を過ぎたところです)私の大好きな鹿肉のハンバーグ!
鹿肉料理はなんでも好きですが、ハンバーグにするのが一番好きかもしれません。
とっても美味しそうです♪
しかも王子さんの健康を考慮され、糸こんにゃくを混ぜるところがしんさんらしいタッチ。

家族はそうでもないらしいのですが、私はヴェニスンソーセージも好きなのです。
でもそういえばここしばらく鹿肉を買っておりませんでした。
シーズンが過ぎてしまうまえに買っておこうかな。
うん、そうします!
またしんさんの食卓にインスパイアされちゃいました。

今日は朝日の射し込む三階の寝室でコーヒー片手に読みました。
ここでは貴重な太陽の光、たっぷり浴びてビタミンD&ハッピーホルモン生成するといたします。

しんさんも春間近な2月最後の日を暖かくしてお過ごしくださいね。
Posted by 梅* at 2013年02月28日 19:12
シン様

先日はとっても嬉しく有難いお言葉をいただき感激です(=´∀`)人(´∀`=)

今日のお弁当も凄く美味しそうヾ(@⌒ー⌒@)ノ

が、しかし、鹿肉は10年程前に軽く塩漬けにしたものをおつまみでいただいたのが最初で最後です。

鹿肉ハンバーグ、いつかご縁があるといいなぁ。
シン様の旦那様、羨ましい限りです!

あっ、先日シン様からオススメいただきましたアボカドのレシピですが、本日卵を仕込みました。
アボカド、望む状態のモノに出会えることを願って
就寝いたします。

Posted by ヒナ at 2013年03月01日 03:16
もう凄すぎます。サンドイッチ好きとしては見逃せません。鹿肉サンドイッチは是非食べてみたいです。そういえば先だって、懐かしい俳優さんのコメントをいただきました。ロバート・レッドフォード。私も以前好きでしたよ。ナチュラルを見て感動していたことを思い出しました。音楽もとてもよかったです。料理関係映画でおもしろかったのがバベットの晩餐会でしたね。なお、私のつぶやきコメントにご返答を毎回書き込んでくださり恐縮です。
Posted by ぷりん431 at 2013年03月01日 07:35
こんにちは、梅*さん。

2月もあれれっ?という間に終わってしまいましたね。
こちらはしとしと雨模様の3月を迎えました。
春蒔きハーブの種数種を前に、期待半分不安半分の週末です。

さて。
ご指摘の通り、我が家のお肉登場頻度は劇的に増加しております。
これはもちろん、今年から食材調達係として迷走する王子が原因・・・でもありますが、それ以上に“外国のレシピに興味を持った”というのがそれ以上なのではないかしら・・・
薄切り肉に慣れてしまった私たちの目には、梅*さんのお料理も含めた外国のレシピはとてもとても魅力的なのです。

お家でうんと粗く挽いた鹿・猪のハンバーグ、肉々しい食感も然ることながら本当に美味しいのですもの。
なんだか人よりほんのちょっと得をしている気分・・・
あら?ヴェニスンソーセージ?・・・あらまた魅力的な食べ物が。
これを見て王子が、良からぬことを企まぬようお祈りします(笑)
今年は鹿・猪料理がまだまだ堪能できそうです。

朝日を受けながら片手にコーヒー、のんびりとした梅*さんを想像しつつ、年末の大変だったであろうリフォーム期間のことをふと思い出しました。
快適なご自宅、そして素敵な食卓・・・春の陽気はもうちょっと先でもポカポカですね(*^-^)ニコ
Posted by しんさん→梅*さんへ at 2013年03月01日 14:22
こんにちは、ヒナさん。

鹿肉・・・普通に生活をしていて、そうそう食べる機会があるものではないですものね(笑)
『朝食は鹿肉ハンバーグだったの!』と昨日会った知人に言ったら、ものすごく珍しがられましたもの。
でもお勧めですよ、鹿肉ハンバーグ。
赤身の多いクセのないお肉なので、鹿と聞かされなければ抵抗なく食べられる方も多いのではないかしら・・・

アボカド卵、あぁ私も食べたくなってきてしまいました。
ヒナさんのお好きなアボカド料理がひとつ増えますように・・・
そしてぱかっと切ったアボカドが美しい美味しいアボカドでありますように・・・
Posted by しんさん→ヒナさんへ at 2013年03月01日 14:35
こんにちは、ぷりん431さん^^

サンドイッチ、これはもう無条件にワクワクしてしまいますよね。
私も大好きです、サンドイッチ。

そしてそして・・・ぷりん431さん、いつも何かしら素敵な情報をありがとうございます!
『ナチュラル』、『バベットの晩餐会』・・・私、見たことありません!
ぷりん431さんがお気に召したのなら、素敵な映画に決まっておりますもの。これは放っておけません。
今週末の過ごし方はこれで決定!です。ビール片手にお家で映画鑑賞です。

昔の映画って、ご縁がないと中々巡りあう事が出来ないものですもの。
さらりと教えて下さったぷりん431さんに感謝感謝の週末です。
Posted by しんさん→ぷりん431さんへ at 2013年03月01日 14:49
まさか映画の話で貴方様とコメントし合えるとは感激です。私は先だってレ・ミゼラブルを見てびっくり・感激を同時に味わいました。今度は姪っ子のお供に春休みのお子ちゃま映画のお供をする予定です。しまじろうが見たいようですが、女子はやっぱりプリキュアですよね。なお、このコメントへのお返事は結構ですので。
Posted by ぷりん431 at 2013年03月04日 07:23
ごめんなさい・・・
お返事は結構とおっしゃっているのに、どーしてもどーしてもお返事がしたくて。
短くまとめますのでどうぞご勘弁を。

実はあれから気になって仕方がなかったので、“バベットの晩餐会”本当に取り寄せて見てしまいました。
好きです、この映画。
そして何故だかロバート・レッドフォードのグレート・ギャツビーも今我が家に・・・
えへへ、取り寄せてしまいました。

まずは素敵な映画を教えて下さったぷりん431さんにお礼まで・・・
Posted by しんさん→ぷりん431さんへ at 2013年03月04日 14:53
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