あ・・・マシーンってほど仰々しいものでもないのですが・・・手動で小ぶりでお手頃価格ですが・・・
でも、このミンサーがまた非常によろしい。
前回はこのミンサーを使用し、レバー込みの猪肉でハンバーグを作ってみました。
あら?私、やや苦手気味だった猪肉が少し好きになりましたよ。
そしてその時作った猪ハンバーグ、成形して焼いた段階で冷凍保存しておきました。
その猪ハンバーグを使って。今日のお昼は、 “いのししバーガー” ですよ。 猪肉と意外と相性の良いフルーツのソース。
“柿チャツネ” と冷凍してあった “スターアニス風味のりんごコンポート” を使ったソースで。
柿チャツネのスパイスが効いたフルーツソース、猪バーグとの相性はばっちり。
止めは彩りも美しいグリーンのソース。
これはヨーグルト・ミント・アボカドのソース、白味噌を隠し味にしてみました。
そうそう・・・こぉゆぅハンバーガーが作りたいのよね、たまには。
お弁当では叶わないたっぷりソースのハンバーガー、ナイフとフォークで召し上がれ。
- 先ずはソースから参りましょうか。
ヨーグルト・刻んだミントの葉っぱ・少量の白味噌
以上をよく混ぜ合わせます。ここにアボカドを加え、フォークで粗く崩しながら混ぜるだけ。
こってりした猪バーグに添えるソースなので、引き算ソースとして。塩コショウはしません。
- お次はパンに参りましょう。
お好みのパンをバーガー用にカットし、バターをとかしたフライパンに断面を下に並べます。断面に綺麗な焼き色がついたら取り出し、お皿に並べてスタンバイ。
今回はオリーブ入りのプチパンで。
- パンを焼いたフライパンを洗わずそのまま使用し、いよいよ猪ハンバーグに参ります。
猪ハンバーグは、既に焼いて冷凍保存してあるものを自然解凍して使用しました。
油等をひかず猪バーグをフライパンに並べ入れ、両面をしっかり焼きつけます。
ここに “柿チャツネ” と “刻んだリンゴのコンポート” を加え、とろりとしたソースになるまでしばらく煮詰めて猪ハンバーグにからめましょう。 リンゴのコンポートは、スターアニス・白ワイン・お砂糖で作ったシロップに色止めしたリンゴを加えて真空密封し、冷凍保存しておいたもの。シロップもソースに使用します。
用意しておいたパンにフルーツソースをたっぷりあしらい、その上に猪ハンバーグを。
ヨーグルトのソースをたっぷり添えて召し上がれ。
- ちょっと・・・ねぇ。
あまりに簡単だったので、紫キャベツで作るザワークラウト風のサラダでもどうかしら。
赤ワインビネガー・ハチミツ・キャラウェイシード・包丁の腹でつぶしたジュニパーベリー・ローリエ・・・以上をひと煮立ちさせて冷ましておきます。
粗みじんにした紫キャベツにお塩をもみ込み、しんなりしたら重石付きお漬物容器に移します。冷ましたビネガーを注いで重石をし、キャベツが浸かるまでてしばらくおけば出来上がり。
冷蔵庫で半日もおけば、さらに美味しくなるのです。
あぁ・・・もぉ何で今まで猪肉を毛嫌いしていたのかしら。
何でミンサーをもっと早くおねだりしなかったのかしら。
猪ハンバーグ美味!いのししバーガー美味!ヨーグルトとミントとアボカドのソース美味! 隣でいのししバーガーを褒めちぎっていた主人。
その主人が真顔で突然言います。
『どぅみぃ(私のこと)、
いのししバーガー美味いよ!これはお勧めだよ(誰にだ?)
でもさぁ、僕ひとつだけ残念なことがあるんだよなー』
『これにワインがついてこないってのが唯一の残念ポイントだよなー』
・・・知りません、そんなこと。お昼ごはんが済んだらお買い物に行くんでしょ?生麹買いに行くんでしょ?運転するんでしょ?
ワインは夜まで我慢なさい。
でも、確かにその点は私も残念だったけどね。
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