ついその日持ち良さに甘んじ、明日はバレンタインディだという本日まで放っておいてしまいました。
・・・いくらなんでもそろそろ食べてあげないとね。
“しじみの紹興酒漬け” の漬け汁で味をつけてあるので、風味は満点!
ほんのりお焦げのおまけつき。
- 作り方は至ってシンプル。
お米は洗ってからしばらくザルにあけておきます。
これを炊飯器に移し、炊飯器の目盛り通りに鰹だしを注いでお醤油を少々。
軽く全体を混ぜ、皮をむいた里芋 (大きいものは適当に切って) を散らして炊飯スタート。
後は炊飯器にお任せ。スイッチが切れたら全体を大きく返して出来上がり。
今回はお醤油の代わりに、前述の通り “しじみの紹興酒漬けの漬け汁” を使用。
炊き上がる時のこの香り・・・至福以外の表現が思い浮かびません。
しじみの紹興酒漬け、その漬け汁で炊き上げた里芋ご飯。本当に良い香り。
ちょっと鄙びた感じもある里芋ご飯ですが、炊飯器の蓋を開けた時のあの高揚感ったら!
本日は、なんとなくお弁当も和風ティストに。
- 里芋ご飯で使った鰹だし。お出汁をとった花かつおで一品。
ちょうど先日、白菜の古漬けが漬かりました。この古漬けでロール白菜を。
お出汁をとった後のかつお節、軽く水気をしぼって包丁で刻みます。
鶏挽肉・面取り人参の切れっ端・炒った大根葉・片栗粉を加えてよく混ぜてお団子にし、丁寧にひろげた白菜の古漬けで包みます。ロールキャベツの要領で。
これを葉っぱがほどけないようぴっちりお鍋に並べ、面取り人参・椎茸で隙間を埋めましょう。
鰹だしを注ぎ、後は落し蓋をしてことことことこと煮込むだけ。
古漬けの塩気のおかげで、特別な味付けは不要。なんとも味わい深い仕上がりです。
そのまま粗熱をとってからザルに並べ、自然に煮汁を切ってからお弁当箱へ。
- さて。
古漬けの旨味あふれる上記の煮汁、貧乏性は捨てるなんて出来ません。本日のスープに。
本日は焼き豆腐とおネギのスープ。もちもちのじゃが芋団子も加えましょうか。
具の入っていないじゃが芋団子、大量に作って冷凍してあります。何かと重宝致します。
適当にちぎった焼き豆腐、ぶつ切りにしたネギと一緒に胡麻油で炒めます。油が馴染んだところで上記の煮汁を注ぎ、お酒・必要ならば鰹だしを注ぎます。
ネギがやわらかくなったらじゃが芋団子を凍った状態のまま加えます。
じゃが芋団子に火が通ったら、塩麹を極少量加えて出来上がり。
もちもちほこほこの里芋ご飯。
お弁当でも美味しいけれど、やっぱり朝食で食べる炊き立てには敵いません。
我が家のお味噌汁、ほぐしてから炒った煮干しをひと晩お水に浸けてからじっくりじっくり煮出します。
こうすると煮干しもそれはそれはやわらかくなるので、そのまま具の一員となってしまうのです。
上品にとったお出汁はプロに任せれば良いわ、というのが私の持論。
こんな大胆なお味噌汁でも、充分体にしみ渡るのです。
さ、明日はバレンタイン。
先ほど注文しておいたチョコレートが届きました。ぎりぎりセーフです。
ぶっつけ本番のチョコレート作り、失敗しては後がありません。あぁ緊張してお腹が痛くなりそう。