昨晩も、お風呂上りに気分良く髪を乾かしている私の周りをウロウロウロウロ・・・
『明日の朝食は煮干しのお味噌汁?』 だの、『サンマの干物が良いなー』 だのと。
挙句、 『メニュー決まってないなら僕が決めてあげようか?』 とまで言い出す始末。あぁもぉっ!
明朝は、君の切実なリクエストにより登場した “しじみの紹興酒漬け” を食べ切らねばならないの。
そろそろ火を入れた方が良いかしらと、しじみスープにする予定だったのに・・・急きょ予定変更ね。
“しじみの紹興酒漬け” は、美味しい美味しい炊き込みご飯になりましたよ。
これで君の希望通り、朝食にはお味噌汁が登場するって流れよ。主人を甘やかし過ぎかしら、私。
昨晩はあれだけ “サンマが食べたい” を連呼していた主人ですのに・・・
『どぅみぃ、どぅみぃ・・・僕、こんなに美味しい炊き込みご飯を食べたの、今年に入って初めてだよ!』
・・・まぁ、そぉ。ありがとう。
え?今年に入って初めて・・・?
思いの外ハードル低めなのね、私の料理って。
“しじみの紹興酒漬け” を作ったのならば、是非是非〆は炊き込みご飯で。
しじみ好きならば気に入ること間違いなし。
- 昆布はひと晩お水に浸けておき、浸け水ごと弱めの中火にかけて沸騰直前まで温めます。
ここに漬け汁を軽く切った “しじみの紹興酒漬け” を加えましょう。昆布を除き、口を開けたしじみから順に取り出して別皿にとっておきます。お出汁は粗熱をとっておきましょう。 - お米は炊く30分前にザルにあけ、しっかりと水を切ってから炊飯器に移します。
1のお出汁を目盛り通りに注ぎ、刻んだ 干しえのき を散らして炊飯スタート。
この間に、しじみの身を殻から取り出しておきます。 - 炊飯器のスイッチが切れたら全体を大きく混ぜ、しじみを加えて混ぜ込みます。
あぁ・・・もぉこのお焦げ、そしてこの香りったら!
美味しくて美味しくて食べ過ぎてしまいましたわ・・・ワタクシとしたことが。お腹ぱんこちゃん。
“しじみの紹興酒漬け” の炊き込みご飯。
朝は炊きたてをぱくつき、お弁当には三角おにぎりさんに。
- 昨日、大失敗した小豆のサラダ。小豆を単に蒸しても、やわらかくならないなんて・・・
でもメゲナイ。小豆とおからのサラダにリサイクル。
今朝は様子を見ながらお水を少しずつ足し、やわらかくなるまで素直に煮てみました。
小豆がやわらかくなったところでおからを足して炒りつけ、火を止めて “鬼おろしでおろした人参” “刻んだ白菜の古漬け” “刻んだ甘酢漬けらっきょう” 等々を足して出来上がり。
- 炊き込みご飯で使った昆布出汁。お出汁をとった後の昆布で、本日のスープを。
昆布は細切りにし、細切り椎茸・刻んだ沢庵・押麦等と一緒に鰹だしでことこと煮ます。
沢庵の塩気で味付けはほとんど不要。仕上げに菜の花を加えてひと煮立ち。
器に盛り、白胡麻をひねって出来上がり。
はい、主人。
お待ちかねの朝ご飯ですよー、サンマですよー、煮干しのお味噌汁ですよー。
主人は、乾煎りした煮干しでとったお出汁が特にお気に入りの様子。
本日は、煮干し出汁+赤味噌+ずいきのお味噌汁です。
根尾の伯母が持たせてくれる “ずいきのお漬物” なる代物。
ちょっとそのまま食べるには慣れが必要な風味なのですが、軽く火を通すをそれはそれは美味。
保存食ってこぉゆう所が面白い。
さ、主人。
根尾の伯母つながりで、明日はイノシシでもやっつけようかしらね。
冷凍庫の中でマンモスみたくカチカチに凍ったイノシシ、どうやってやっつけようかしら・・・悩むわ。