2013年01月23日

不器量ですが・・・キャラメリゼりんごのクレープです

りんごの日持ちの良さには、とかく驚かされます。
ビニール袋の口をしっかり閉じ、野菜室に入れておいたりんご。我が家にやってきたのは確か年末。
・・・にも係わらず、いまだにみずみずしい姿を誇っておりました。

本日は、この辛抱強いりんごを使ってお弁当を作りましょう。いくら何でもそろそろ使わないとね。

・・・・・・・ものすごい不器量な主食になってしまった!

クレープなんです。
キャラメリゼしたりんごをクレープ生地で包んだのですが、ココナッツシュガーを使うものだから・・・
色黒のココナッツシュガーでキャラメリゼすれば、当然こうなるのは想定内ではありましたが・・・
まさかこぉもこぉも恐ろしい色合いに仕上がるとは・・・想定外。

近頃主人は、上白糖使用をことごとく嫌うのです。なのでココナッツシュガー。そしてこの仕上がり。
よく言う台詞ですが、味は上々。
仕上げにソーテルヌを使った (主人、事後報告です) 贅沢なキャラメリゼりんご、ほろ苦くて美味!
見た目より、味と血糖値改善を重視ってことで。





クレープ生地は前日に合わせておき、ラップをしてひと晩冷蔵庫で寝かせておきます。
しっとりした美味しいクレープ生地に仕上がります。以下の分量で5〜6枚のクレープが焼けます。
  1. 薄力粉 100g・お塩 ひとつまみを大きめのボールに合わせ入れ、ここにナツメグをお好み量挽き入れます。よく乾いた泡立て器で、丁寧に混ぜ合わせておきましょう。
  2. 別ボールに 卵 1個・牛乳 250cc・サラダ油 大さじ1を合わせ入れ、丁寧に混ぜ合わせます。これを1のボールに少しずつ加えては、丁寧に丁寧に混ぜ合わせましょう。
    ラップをして冷蔵庫に移し、じっくりひと晩寝かせます。
  3. 厚手のフライパンにしっかりと油をぬり込み、弱火でしっかりと温めます。油をひくと言うよりは、極々少量の油をキッチンペーパー等で正にぬり込むといった感じ。
    ひと晩寝かせた生地を再度丁寧に混ぜて均一にし、薄く薄くフライパンに流し込みます。
    端がちりちりっとフリル状になったら、菜箸等を使って破らないようそっと裏返しましょう。
    焼き上がったクレープは次々平皿に重ねておき、乾燥しないようラップをかけておきます。






りんごをキャラメリゼしましょう。
  1. 厚手のフライパンにココナッツシュガー 大さじ2をひろげ、やや強めの弱火でじっくりと溶かしましょう。上白糖と違って色の見極めが出来ません。やや早めに次の工程に参りましょう。
  2. ココナッツシュガーの縁がふつふつと泡立ってきたら、縦16等分したりんご (1個分) を並べ入れます。同時に無塩タイプの発酵バター 10g・クローブ 2〜3個も加えましょう。
    ぴったり蓋をして、しばらく蒸し焼きにします。

  3. りんごの水分が出てきたら、フライパンを揺すってココナッツシュガーと馴染ませましょう。
    時々りんごをひっくり返しながら、キャラメル液をりんごに充分からめます。焦がさないようとろりとするまで煮詰め、最後にソーテルヌ 大さじ2を加えて馴染ませます。

    クレープ生地を半分にカットし、粗熱をとったキャラメリゼりんごを並べます。
    シナモンパウダーをたっぷりとふって、クレープ生地で包みましょう。

    りんごの皮はむいた方が良かったわね。
    ・・・それにしてもすごい色。鹿肉か何かにしか見えないわ、こりゃ。










その佇まいを恥じつつも、本日のお弁当。
鹿肉でもレバーでもありません、キャラメリゼしたりんごのクレープが主食です。りんごですよ。






この上なく不器量なりんごのクレープ、添えるサラダだけでも色美しく・・・
みかんと人参のはちみつサラダです。双方のオレンジ色が鮮やかです。
  1. お鍋にお湯を沸騰させ、少量の重曹を加えて小房に分けたみかんを加えます。
    様子を見ながら数十秒茹でて冷水にとり、丁寧に洗って薄皮をむきましょう。
    茹で過ぎて、みかんの薄皮だけでなく果肉まで溶かしてしまわないよう要注意。
  2. 千切り人参に少量のお塩をふり、しんなりするまでしばらくおきます。ここにハチミツ・オリーブオイル・白胡椒を加えてよく和えましょう。
    1のみかんの水気をしっかりと切り、ボールに加えて和えれば出来上がり。






本日のスープは、緑豆のスープです。
青小豆とも呼ばれる緑豆は、なるほど甘いぜんざい風に煮込んでもとても美味しい!

緑豆ぜんざい緑豆寒天緑豆あんまん

でも本日は、最近お気に入りの “深漬け白菜のスープ” を緑豆と合わせて。
緑豆って、意外と塩味とも相性良いのね。
  • 緑豆はさっと洗い、たっぷりのお水にひと晩浸けておきます。
    これを浸け水ごと火にかけてアクを除き、煮立ったら弱火にして煮崩れるほどにことこと煮込みましょう。途中スープストックを注ぎ、刻んだ深漬け白菜を加えます。
    仕上げに牛乳を足して軽く温め、白胡椒をたっぷり挽いて出来上がり。











余ったクレープを使って朝食と参りましょう。
ガレットってほど大層なものでもありませんが、まぁ一応クレープ生地の簡略版ガレットってことで。
更に残ったクレープ生地は、ラップに包んで冷凍保存。




  • 薄く焼いたクレープをフライパンにひろげ、シメジ・ベーコンを並べます。
    中央辺りに卵をそっと割り落とし、パルミジャーノをたっぷり挽いて縁を折り返しましょう。
    ぴったりと蓋をして卵を半熟状に仕上げ、お皿に盛って黒胡椒をたっぷりと。




お出汁の効いたお味噌汁も良いけれど、たまにはこんな朝食も良いでしょ?

『朝食のお味噌汁・朝食の干物がとても楽しみだ、1日気持ち良く仕事をするも否も朝食次第だ』

近頃よくそんな台詞を口にする主人に聞いてみ・・・・・・・
・・・・・・るまでもないわね。
嬉しそーに簡略版ガレットを頬張る主人、この質問は愚問というものね。また焼きましょう、クレープ。

posted by しんさん at 15:28 | Comment(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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