これがまた思った以上に主人には不評でありまして・・・
騙し騙し少しずつ少しずつ食べてはおりましたが、最後グリーンがいまだに残っておりました。
現在、食材調達係の主人。
気に入った食材を自らクリックショッピングするものだから、なかなかこれを使うチャンスが伺えない。
そーだな、そろそろいくら何でもこのジャスミンライス使い切りたいわね。
かりかりとした食感のジャスミンライス・香ばしく炒ったカシューナッツを、ほんのりお醤油の気配漂う甘い蜜でかためてみました。
あのぎょっとするようなグリーンも、これならばそれ程気にならない・・・でしょ?ねぇ主人、でしょ?
- ジャスミンライスは1合分くらいかしら。
たっぷりのお水に3〜4時間浸してからザルにあけ、しっかりと水気を切ります。更にキッチンペーパーで挟んでしっかりと水気を除きましょう。
私はお水に充分浸してから水を切り、ペーパーに挟んでひと晩冷蔵庫へ。
これをオーブンシートの上に均一にひろげ、150℃のオーブンで40分ほど焼いてカラカラの状態にします。
オーブンの予熱は不要ですが、時々様子を見ながら全体を混ぜ水分を完全にとばします。
その後オーブンシートごとレンジに移し、レンジ加熱して更に水分をとばします。
500Wのレンジで30秒ごとに全体を混ぜながら、合計で3分くらいかな?
カシューナッツは140℃のオーブンで様子を見ながら8〜10分焼いて (予熱なし)、ほのかな焼き色をつけておきます。お米と一緒にしておきましょう。
オーブンシートを大きめにカットし、バットに敷いておきます。
薄口醤油・お砂糖・ハチミツ 各大さじ1・胡麻油 小さじ1/2をテフロン加工のフライパンに合わせ入れ、弱めの中火でお砂糖を煮溶かしながら煮立たせます。今回てんさい糖を使用。
全体がふつふつと泡立ってきたら合わせておいたお米を加え、素早くからめます。
熱々のところを用意しておいたバットに移し、オーブンシートを上に被せて平らにならします。
熱いので、フライ返し・かまぼこの板状の何か等々を使ってしっかりと押し固めましょう。
粗熱が取れたら包丁で切り分けます。完全に冷めてかたまれば出来上がり。
ジャスミンライスの米おこし。
お水に浸けたりする時間はかかりますが、手順そのものは実に簡単なことばかり。
かりかりこりこりと、摘む手が止まりません。
米おこしを主食に・・・と言うのも実に珍しいお話ですが。
お弁当箱に鎮座しておりますのは、近頃お気に入りの白菜漬けをことこと煮込んだもの。
古漬けのロール白菜とでも申しましょうか。
- 白菜の古漬けを丁寧にひろげ、フィリングをロールキャベツの要領で包みます。
フィリングは、イワシのすり身、刻んだ沢庵と面取り人参の切れっ端・小麦粉をよく混ぜ合わせたもの。包み終わりを下にし、面取り人参や干しエノキで隙間を埋めて鰹だしを注ぎます。
後はじっくりと煮含めれば出来上がり。古漬けの旨味がたっぷりなので、味付けは不要。
ザルに並べて煮汁を切り、食べやすい大きさに切ってお弁当箱へ。
本日のスープは、ムングダルとホウレン草のスープ。
ムングダルの黄色・ホウレン草のグリーンが綺麗。牛乳たっぷり、優しい味のスープが出来ましたよ。
- ムングダルはさっと洗い、たっぷりのお水・ローリエ・キャラウェイシード・ターメリックパウダー・少量のお塩と共に中火にかけます。
煮立ったら弱火にし、やわらかくなるまで10〜15分ほどことこと煮ましょう。
下茹でしたホウレン草をざく切りにして加え、牛乳を注ぎます。
煮立たせないよう軽く温め、黒胡椒をたっぷりと挽いて出来上がり。
ブイヨンを使わず、調味料らしい調味料はお塩だけのシンプルなスープ。でも美味しいの。
今朝はシジミ汁ですよ。シジミ汁、サンマ、納豆・・・ザ!日本の食卓って佇まいね。
本日めでたく全て使い切ることに成功いたしましたー!
主人、約束します。
今後バンコクに行っても、サイアム・パラゴンに言っても、カラフルジャスミンライスは買いません。
安心してね、主人。
もう赤だの紫だの緑だののジャスミンライスが、カレーに添えられることはありませんからね。
今後は白一色です。安心して下さい。