年末根尾の伯母が持たせてくれた丸大根、新聞紙に包んで教科書通り保存しておりましたが・・・
その保存性についつい甘んじること1ヶ月弱。
今朝切ってみたら、瑞々しい丸大根にびっしりとスが入ってしまっておりました! あ゛ーーーーー!
でも、そこは貧乏性。大きな大きな丸大根、見す見す捨てるなんてことは致しません。
じっくりじっくりお米のとぎ汁で下茹でをし、昆布出汁でじっくりじっくり煮含める・・・そ、風呂吹き大根。
水分の抜けた大根、ゆっくりじっくり煮ることで水分補給が出来るのではなかろーかとの安直思考。
そして本日のお弁当。
やっぱりね、いくらスが入った大根で作ろーが何だろーが、大根は熱々が美味しいと思うのですよ。
特に風呂吹き大根はね。
なので、じっくり昆布出汁で煮込んだ丸大根は、お出汁に浸し十二分に水分補給を試みております。
本日のお弁当は、風呂吹き大根に使用した昆布を使って。
お出汁をとった後の昆布を細切りにし、乾煎りしたクルミと一緒に甘辛い佃煮にしてみましたよ。
これを目下の課題である細巻き寿司に。
ちなみに、じっくりと大根を煮た昆布出汁は、この後スープと朝食用のお味噌汁になりました。
風呂吹き大根は、副産物があれこれあって実によろしい。
- スが入ってしまった丸大根。皮をうんと厚めにむいて大きめの乱切りに。
面取りをして、たっぷりの米のとぎ汁と共に強火にかけます。煮立ったら弱火にし、落し蓋をしてことことことこと20分。ザルにそっとあけて茹で汁を切り、ぬるま湯で優しく洗いましょう。
お鍋を綺麗に洗い、鍋底に昆布を敷いて大根を並べます。
たっぷりのお水を注いで中火にかけ、煮立ったら弱火に。落し蓋をして30分程煮てそのまま冷まします。
食べる際にその都度温め直し、お味噌を添えて頂きます。
スの入ってしまった丸大根、己の計画性のなさを反省しつつそれなりに頂くといたしましょう。
今朝は、お出汁に使った昆布を取り出して・・・と。
クルミを適当に砕いて乾煎りし、一端火を止めてお鍋を冷ましておきます。
細切りにした昆布をボール等に移し、お醤油 3 : お酒 2 : みりんとお砂糖 1の割合で加えて混ぜ合わせましょう。
これをクルミのお鍋に加え、弱めの中火で水分が飛ぶまで煮詰めます。
これを細巻きにしたのが本日の主食。
うーん・・・細巻き寿司を極めるには、まだまだ修行が必要のようです。
先は長い。しかもかなり。
細巻き寿司の出来はイマイチですが・・・主人にス入り大根を食べさせる妻ですが・・・
今日も何とか形にはなりましたよ、お弁当。
うんとうんと皮を厚くむいた丸大根。
皮だって使ってしまう腹積もりですもの、惜しくなんてありません。思いっきり厚くむきますよ。
- うんと厚くむいた丸大根の皮。
黒ずんだりして気になる部分だけを捨てて細切りにし、きんぴらさんに。
小口切りにした高の爪を胡麻油でじっくり炒め、ここに大根の皮 + 面取りした切れっ端部分を加えて更に炒めます。
油が馴染んだらてんさい糖を加えます。お砂糖が溶けてしっとりしたら合わせ調味料を加え、水分が飛ぶまで炒りつければ出来上がり。仕上げにひねり胡麻をたっぷり散らします。
今回は、青唐辛子ピクルスの漬け汁 (要は辛い辛いお酢) とお醤油で。
本日のスープは、最近お気に入りの “お漬物スープ” ですよ。
意外と純粋な白米を食べる機会の少ない我が家、お漬物が残りがち。
ちょっと酸味が出た白菜漬け、漬かり過ぎたたくあん・・・全てスープにしてしまいます。古漬けの塩分だけで充分な旨味、お漬物のお片づけメニューです。
- 文字通りお漬物を煮込むだけ。
今回は干しエノキを乾煎りしたところにお出汁を注ぎ、刻んだたくあん・白菜漬け・押し麦等々を加えます。そして乾煎りしたカシューナッツ、これが意外と相性良しなのです。
押し麦がやわらかくなれば出来上がり。味付けは不要です。
彩があまりに地味だったので、塩茹でしてお醤油洗いしたホウレン草・軽くレンジ加熱した千切り人参を塩麹で和えてみました。
水分補給中のス入り丸大根・・・お味噌汁にも活用させていただきましょう。
風呂吹き大根の昆布出汁を使って。本日のお味噌汁は、大きな大きな丸大根がででんっと具に。
でも、大根の状態が状態だけに味の濃い赤味噌の方が適当かしら・・・と。
主人がクリックショッピングした “大き過ぎる鯖の干物” ・・・ 半分こしても、お・・・重い!
重過ぎる鯖に朝から手こずるなんて!
お願い、主人。
今度干物を買うときは、菜箸が折れない程度の重量までとして下さい。重過ぎるのはお止め下さい。