巨大お鍋にたっぷり作りました。毎朝火を入れては、日に日に芯まで味がしみていく大根にうっとり。
鰤はすでに平らげてしまいましたが、頼もしい大根らががっちりとその旨味を抱いております。
美味しいなー、ぶり大根って。美味しいなー、冬の大根って。
さて、今回のぶり大根。きちんと丁寧に鰤のお掃除をしたので、嫌な臭みもありません。
それ故、この煮汁を捨てるなんて以ての外!
美味しく出来たぶり大根、貧乏性は煮汁まで使い切ります。そこで本日のお弁当。 ぶり大根の煮汁で “そぼろ” を煮てみました。残念ながら “鶏そぼろ” じゃぁありません。
鯖缶使用も考えましたが、それだと缶汁の分ぶり大根の煮汁力が発揮出来ないので止めました。
ぶり大根の煮汁を充分に使える食材 ・・・ うーん、高野豆腐だな。
ぶり大根の煮汁で煮た高野豆腐そぼろ ・・・ 最高に貧乏くさい “そぼろ弁当” でございます。
貧乏くさいけれど魚くさくない・・・美味しいのよ。
- 高野豆腐をぬるま湯で戻し、両手の平で挟んでしっかり水気を絞って小さくちぎります。
高野豆腐・皮付きのまま粗みじんにしたたっぷりの生姜を深めのお鍋に合わせ入れ、ぶり大根の煮汁をひたひたに注いでバーミックスでピューレ状にしましょう。 - 弱めの中火にかけ、鍋の内側についた高野豆腐をヘラで落としながらゆっくり煮詰めます。
少し煮汁が減ったところで下処理して冷凍しておいた実山椒も加え、やや火を弱めます。
焦がさないよう混ぜながら水分をとばします。 - 最後に少し火を強め、4本の菜箸で混ぜながらしっとりそぼろ状に仕上げましょう。
鰤の旨味が凝縮されたぶり大根の煮汁、余すことなく高野豆腐が頂戴いたしましたよ。
本日のお弁当は、 “アボカドご飯” に “ぶり大根そぼろ” をたっぷりのせて。
- アボカドご飯は、酢飯にアボカドを混ぜ込んだだけ。
酢飯のアボカドご飯、ちょっと甘めのそぼろと相性が良いのです。
主人がApple TVを買いました。
おかげで、我が家のテレビの利用頻度が上がること上がること・・・昨日寝たのは3時だったかしら。
完全に寝不足です。
- だからお弁当はちょっと手抜き。
カボチャ・人参・シシトウ・蕪・・・目に付いた野菜を鰹だしでことこと煮て、塩麹で仕上げます。
人参は予め軽くレンジ加熱し、キッチンペーパーの落し蓋を忘れない。これでOK。
塩麹で味付けをするので、野菜の色合いが綺麗なのも嬉しい。
本日のスープは、大根・シイタケ・セロリ・押し麦で。大好きな胡麻スープですよ。
火が通りやすいよう薄切りに切った大根・押し麦・さいの目に切ったシイタケ・セロリを鰹だしでことこと煮て薄口醤油で味付けをします。
乾煎りをして軽く食感が残る程度にすった白胡麻を仕上げに加えて出来上がり。簡単。
そして朝食。これぞ究極の貧乏性料理ってものかしら。煮こごりご飯です。
ぶり大根の煮汁を冷蔵庫に入れておき、煮こごりになったところで炊きたて熱々ご飯の上に。
ほかほかご飯で煮こごりがとろーん。
生臭い!なんてことないのです。だって上手に出来たぶり大根の煮汁ですから。 お願いだからドン引きしないで下さい。意外と凹みやすい性格なので。
・・・じゃ、載せなきゃいいのにね。
最初は主人もちょっとびっくりしたそうです。
熱々のご飯が基本ですよ。冷めてちゃダメですよ。
・・・まだまだぶり大根の煮汁シリーズは続くことでしょう。えぇ、もちろん煮汁がなくなるまでね。
ぶり大根の煮汁、私ももったいなく思っていました。
煮こごり美味しそうです。
今度のぶり大根の楽しみがひとつ増えました。
ぶり大根の煮汁、あれだけ旨味が流れ出ているのにもったいないですよね!
良かった!ドン引きされないかしらと少々(いえ、かなり)不安だったので。
飾りっ気の全くない煮こごりですが、煮こごりご飯大好きなんです。
煮込み料理が体にしみる季節到来ですね。