だったのですが・・・
先日の台湾旅行で、お土産用にと偶然入ったベーカリーで買った “台湾名物パイナップルケーキ” は、思いのほか皆々様に好評でありました。そして実際美味しかった。
台湾の至る所で見かけたパイナップルケーキ。
しっとりとした正方形の生地の中には、もっちりとしたパイナップルジャム。ちょっと懐かしい風味。
ちょうど生パイナップルが手に入ったので、このパイナップルケーキ 見よう見まねで作ってみました。 ちょーーーーーっと違うかしら。
“台湾名物パイナップルケーキ” とは、ちょっと・・・随分違うかしら。
でも、割ってみるわね。 うん。明らかに “台湾名物パイナップルケーキ” とは別物だわ、これは。
サクサクサブレ生地でパイナップルジャムを包みました・・・って感じかしら。本当に生地がサクサク。
見た目も味もパイナップルケーキとは全くかけ離れてはおりますが、これはこれで美味しい!
ほらほら、主人からもお褒めのメールが届きましたもの。
そりゃそうよね、昨日あなたが調達してきてくれたカルピスバターをふんだんに使った生地だもの。
発酵バターをたっぷり使用した生地は然る事ながら、パイナップルジャムも上々の出来ですよ。
本場台湾でも、最近はパイナップル100%のジャムは少ないのだとか。
それに肖り、フレッシュパイナップルに冬瓜・水飴をたっぷり加えてみましたよ。 ・・・このジャム美味しい!
“台湾名物パイナップルケーキ” には至りませんでした。
でも、このサクサク生地&パイナップルジャムの組み合わせは大成功・・・と申しておきましょうね。
フレッシュなパイナップルが手に入ったら是非!
まずは “冬瓜入りパイナップルジャム” の作り方と分量。
- 冬瓜は皮とワタを除いて適当な大きさに切り、バーミックス等でピュレにします。正味300g。
弱めの中火にかけ、木べらの跡が鍋底にくっきり残る程に煮詰めます。大根おろしみたい! - 次いでパイナップルもピュレにし、1のお鍋に加えます。パイナップルは正味420g強。
限りなく弱火に近い中火にかけ、全体が煮立ったら焦がさないよう極々弱火で煮詰めます。
1〜2で合計1時間も煮詰めれば、再び右下の写真のような大根おろし状態になりますよ。 このタイミングで 水飴 150g・お砂糖 50gを加え、混ぜながら更に15分ほど煮詰めます。
冷めるとややかたくなります。ちょっとゆるい程度でお塩をひとつまみ加えて仕上げます。 これは冬瓜を加えて正解なのでは・・・
夢のような香りです。そして、もちろんその風味も最高です。美味しいジャムが出来ましたよ。
ジャムを時間のある時にまとめて作っておけば、クッキー生地作りは至って簡単。
以下の分量で、なかなか大ぶりなパイナップルクッキー (・・・と言っておきましょう) が10個ほど。
- 無塩タイプの発酵バター 150g・卵 1個は室温に戻しておきます。
- 薄力粉 280g・コーンスターチ 20g・スキムミルク 20g
以上を合わせてふるっておきます。 - 頃合を見計らい、オーブンを210度に予熱しておきます。
- 室温に戻したバターをクリーム状に攪拌します。
お砂糖 100gを2回に分けて加え、その都度しっかりと混ぜて空気を充分に含ませます。
次いでハーブ塩をひとつまみ加えて混ぜます。
最後に室温に戻しておいた卵を溶き、分離しないよう少しずつ加えては混ぜ合わせます。 - ふるっておいた粉類を一気に1のボールに加え、スパチュラで練らないようさくさくと混ぜ込みます。全体がそぼろ状になればOKです。
手でひとつにまとめて台の上に移し、棒状にまとめて約50gずつに切り分けて丸めます。 - クッキー生地を手の平で平らにのばし、ジャムを包んで丸めます。
日曜日に畑でフレッシュミントを摘んできたので、刻んでジャムに加えてみました。 これをラップを敷いた型に押し込んで正方形にまとめ、オーブンシートを敷いた鉄板に並べて鉄板ごと冷蔵庫へ。生地を10〜15分ほど冷やしてから、210度に予熱したオーブンへ。 設定温度を200度にし、焼くこと15〜20分。
あ・・・
20分ではちょっと長すぎたかしら。もうちょっと手前でストップすれば良かったかしらね。
でも、香り・味ともに最高ですよ。
パイナップルクッキーがお弁当の主食・・・まぁ我が家ではいつもの事。
クッキーがまだ完全に冷めていなかったので、オーブンシートに包んでリボンで固定。
主人、食べる時は気をつけてね。つるっとクッキーが滑り落ちる可能性大ですからね。
- もともと根菜の煮物は大好きなのですが、最近のお気に入りは “塩麹煮”
濃いめに煮出した鰹だしをベースに、塩麹で味付けをするだけ。濃い味好きの主人の為に、本日は仕上げに白味噌を少々。彩りも良くてお弁当にもぴったりなのです。
根菜を煮込んだら、さっと茹でた葉野菜を煮浸しにしてそのまま冷まします。本日は水菜で。
- 今シーズン最後のゴーヤは、手の平サイズのミニサイズ。
ちゃんぷるにする程でもないので、じゃが芋・玉ねぎ・ニンニクを加えてポタージュに。じゃが芋多めで優しい緑色、この色がなぜだかホッとします。
つぶしたニンニク・薄切り玉ねぎをじっくり炒めたら薄切りゴーヤを加え、スープストック・薄切りじゃが芋を加えてことこと煮ます。塩コショウの代わりに塩麹で味を整えます。
今朝は、随分前に焼いた人参ケーキを主食に。
あらら・・・本当に随分と長い間冷凍保存されていたようね。 自然解凍して軽くオーブンで焼けば表面かりっ、香ばしい松の実も上々。
冷凍保存しておいた焼き菓子の類って、焼いたその日より確実に美味しくなっているのよね。
さ、明日は久しぶりにじゃが芋消費に勤しもうかしら。