2012年10月23日

カルダモンの香りがふんわり・・・冷凍レモンのさくさくレモンパン

勤しんで参りました “芽吹きじゃが芋” の消費。
先が見えてきたのと、流石にちょっと飽きてきたのでちょっとここらでひと休み。
今週は、冷凍庫中の冷凍カボチャや冷凍里芋・・・これら冷凍野菜の消費を楽しむ方向で参ります。

さ、昨日はカボチャ餡の大福だったっけねー。今日は・・・と。
カボチャ・里芋と並び、我が家の冷凍庫ではレギュラーメンバーであります “冷凍レモン” を使って。

白崎裕子さん著 〜 『にっぽんのパンと畑のスープ』 記載の 『ふわふわ丸パン』 生地で。
“メロンパン” ならぬ “レモンパン” を焼いてみましたよ。

中のパン生地は、タイトル通りのふわっふわ。
冷凍レモンのすりおろしをたっぷり加えたクッキー生地は、ざっくざくの素敵な食感。
そして、なんと言ってもトッピングのカルダモンがよろしい。なんとも言えぬ幸せな香り・・・ふぅー。





  • 白崎裕子さんのパンレシピは、材料に全く負担をかけない魔法のようなレシピ。
    彼女にしてみれば不本意でしょうが、私は全て半量で。しかも微妙に材料があり合わせ。

    地粉 (近所のパン屋さんで分けてもらうもの) は225g・イーストは1g。イーストは、近所のスーパーで手に入るちょっと良いものを選んでおります。決して有機天然酵母にあらず。
    70ccのぬるま湯に溶かすのは、アガベシロップではなく安物のハチミツ 8g。
    なたね油でなく太白胡麻油10gを使用し、海塩2gはカマルグ。塩だけは合格かな、うん。

    これらの材料を彼女独特の方法で優しく2分ほど捏ね、ビニール袋に入れて野菜室でひと晩発酵させます。焼き上がり時のイースト臭さも全くない完璧なパンが焼きあがります。






パン生地は、既に野菜室の中でむくむく発酵中。
今朝は、すりおろしレモンたっぷりのクッキー生地でパン生地を包んで焼くだけ。香りが抜群!
発酵バターと卵は、室温に戻しておいてあげて下さいね。
  1. 室温に戻した無塩タイプ発酵バター 45g・グラニュー糖 90gをボールに合わせ入れ、白っぽくなるまで泡だて器ですり混ぜます。ここに冷凍レモンをたっぷりすりおろして混ぜます。
  2. 室温に戻しておいた卵 1個をよくときほぐし、少しずつ1に加えては混ぜ合わせます。
    最後に薄力粉 180gをふるい入れ、スパチュラでさっくりと混ぜ込みましょう。
    今回は 薄力粉 120g・全粒紛タイプ薄力粉 60gを合わせて。だからちょっと色黒なのです。

    冷凍レモンは、お塩でもみ洗いしたレモンを丸ごと冷凍保存してあるもの。チーズおろし等で必要分だけをすりおろして使用します。
    おろし切れない分がたまったりした時は、こんな風にして消費してしまうのです。






野菜室発酵が完了したパン生地は、白崎さんの手順通りに分割して丸めます。
レモンクッキー生地はダレてこないよう、1も2もなくとにかく冷やすことを第一に。
  • 丸めたクッキー生地を手の平でのばし、丸めたパン生地を包みます。底部分は包まないで。

    表面に指先で牛乳をぬり、鞘を除いて軽くつぶしたカルダモン・グラニュー糖を少量散らして指で軽く押さえて固定させます。
    この状態で鉄板に並べ、きつく絞ったぬれ布巾・ラップをかぶせて温かい場所で40〜45分。

    生地が約1.5倍になったら、210度に予熱したオーブンに素早く移します。
    オーブンの設定温度を200度にし、焼くこと13〜15分。

    さくさくもっちりレモンパンの焼き上がり。香りがもぉたまりませんわ。
    残ったレモンクッキー生地を冷凍しておけば、次回は更に楽々焼きたてパンが楽しめます。










主食は、優しーい風味のレモンパン。その姿も素朴で、なんとなくノスタルジックな雰囲気。
でも、最近の我が家のお弁当はどうなんでしょうか。

自家製唐辛子の消費に勤しむが故、唐辛子使用のとび辛メニューが日々登場している気がします。





  • じゃが芋を使った一品は、千切り野菜のサラダ。果物の甘さとチリソースが相性良し。
    これも昨日のスイートチリソース (中盤以降のおかず辺り) を使ったぴり辛仕立てです。

    千切りにしたじゃが芋をお水に晒し、お水が濁らなくなるまでしっかりとでんぷん質を落とします。これを熱湯でさっと茹でて冷水にとり、しっかりと水気を切っておきましょう。
    キュウリも千切りにして少量のお塩をふり、しんなりしたらしっかりと水気を絞っておきます。

    スイートチリソース・胡麻油・お酢・レモングラス塩を合わせて混ぜ、千切りにしたナシを加えます。じゃが芋・キュウリ・細かく刻んだドライレモンも加えて和えれば、それで出来上がり。
    ひと晩おくと更に美味しいのです。






  • そして・・・これ、本日のスープが問題でした。
    辛党の主人ですら、 『うっ!こ・・・これは!』 と言わしめた瞬殺の激辛スープ。
    ちょっと今、わたくし胃がしくしくします。

    鶏の手羽肉をみじん切り玉ねぎと一緒にこんがり焼き、自家製チリソース・スープストック・ざく切りトマト・つぶした黒胡椒やクローブ等々を加えて煮立てます。
    全体が煮立ったら冷凍里芋を凍ったまま加えます。押し麦その他お好きな食材を加え、後はことこと煮込むだけ。自家製のチリソース・・・これは危険。侮ってはならぬ危険な食材だわ。











今朝は、昨日作った “栃餅のカボチャ餡大福” を主食に。
ひと晩経っても、栃餅はぷよぷよのやわらかさ。餡とも更になじみが良くなって美味しい!

あら、でもねぇ・・・やっぱり焼きたてのレモンパンも食べさせてあげたいじゃない?主人に。
いちばん小さなレモンパンを選んで、仲良く半分こ。
かりかりのクッキー生地とふわふわのパン生地がお見事!

そ、それにしても胃が・・・こぉきゅーんとするわ。
・・・明日は唐辛子を使わないでおこう。うん、絶対使わないでおこう。

posted by しんさん at 15:54 | Comment(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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