もちろん大喜びでというわけではありませんが、不満を押し殺しているってワケでもありません。
芽吹き始めたじゃが芋を早々に消費するという根底ながら、意外とそれを楽しんでもおります。
お弁当・朝食の主食 = じゃが芋って生活、もぉ何日続いているのかしらね。
でも・・・ご免ね主人・・・はい、召し上がれ・・・本日のじゃが芋料理ですよ。
もちもちっとして、つるんっとした食感のじゃが芋団子。スープの具にしたりするアレですよアレ。
冷凍した状態で販売されているんですもの、自宅だってきっと出来るわよね?って安直な発想で。
中には豚挽肉がたっぷり。ちょっと見た目はイビツだけど、食感は限りなくアレに近いわ。
約700グラム分のじゃが芋がお団子になりましたよ。たっぷり作って、たっぷり冷凍しておきました。
お弁当用にはスープの具に、朝食用には熱々を酢醤油で。
熱々のじゃが芋団子、主人はいたく感動しておりました。しめしめ・・・じゃが芋完食も間近かしら。
前述の通り、じゃが芋は正味700g弱使っております。
が、この量を作るのは想像以上に大変 (しかも朝だし・・・)。半量以下で作ることをお勧めします。
- フィリングには豚挽き肉を使いました。
玉ねぎはたっぷりみじん切りに。ラップなしで軽くレンジ加熱し、粗熱をとっておきます。
豚挽き肉・玉ねぎ・刻んだキムチ・チャンジャ・お醤油等々・・・要は有り合わせで充分。ボールに合わせ入れ、粘りが出るまでしっかり捏ね混ぜてからお団子にしておきます。
- じゃが芋生地に参ります。
綺麗に洗ったじゃが芋を皮付きのまま串がすっと通るまで茹で、熱いうちに皮をむいて丁寧につぶします。今回は中くらいサイズが6〜7個。つぶした状態で685gでした。
片栗粉 160g・強力粉 100g・薄力粉 50gを大きめのボールに合わせ入れ、泡だて器でよく混ぜ合わせます。ここにつぶしたじゃが芋を加え、ひとつにまとまるまで捏ね混ぜましょう。
次いでこれを台の上に移し、滑らかな生地になるまでしっかりと捏ねて棒状に。
包丁で均一に切り分けてお団子にしましょう。
生地の縁の方をを出来るだけ薄くのばし、用意しておいた挽肉をしっかりと包みます。
予めクッキングシートを蒸し器の底に合わせてカットし、蒸し器の底に敷いておきましょう。
蒸気の充分上がった蒸し器に、閉じ口を下にしたじゃが芋団子を並べ入れます。水滴が落ちないよう蓋を布巾で包み、中火で15分ほど蒸せば出来上がり。
右の蒸し上がり写真は “挽肉なしver.” です。
後々、お味噌汁の具等に活躍するに違いありません。
蒸し器から取り出す時は、トングをほんの少しお水で湿らせてから使うと良い調子。
濡れ布巾の上に並べて完全に冷まし、クッキングシートを敷いたアルミバットに並べて冷凍庫へ。完全に凍ったらジッパー付きの保存バッグに移して冷凍保存します。
本日のお弁当は、このじゃが芋団子をスープ仕立てに。
流石にこぉ毎日毎日主食がじゃが芋ではねぇ・・・って配慮だったのですが、あまり意味ないかしら。
- ちなみに主食は、クレソンたっぷりのバゲットサンド。
なんてこたぁない・・・じゃが芋団子のフィリングを少々拝借し、フォークでざっくりつぶしたアボカドと混ぜます。これをハンバーグの要領で焼き、軽くトーストしたバゲットに挟んだだけ。
- じゃが芋団子のスープは、押し麦・インゲン・干しエノキ・シイタケ・鰹だし・塩麹を合わせて煮立てます。押し麦が充分やわらかくなったらお醤油・みりん等で味付けをし、じゃが芋団子を加えてひと煮立ち。お弁当の場合、軽くレンジ加熱すればもちもちじゃが芋団子の復活です。
今朝は、このじゃが芋団子を熱々蒸したての状態で。
酢醤油をちょこっとつけて食べれば、ほらほら・・・主人がお代わり催促の笑顔。
『どーせ冷凍するんなら、僕が今この場で食べてやる!』 ですって? ・・・ ほとほと困った人だこと。
これだけ毎日毎日じゃが芋を食べさせられているというのに・・・
主人、あなたって人はなんて懐が深いのかしら。
段ボールの中の芽吹きじゃが芋たち、ようやく底が見え始めました。
あら?でもその横には “弘法芋” が出番待ちですわね。まだまだじゃが芋生活は続きそうです。