毎度の事ながら、突然の旅行を告げられて私は大忙し。野菜室のお片づけに余念がありません。
もー、主人ってば。もうちょっと早くに思い出してくれれば良いものを・・・まぁ諦めておりますけどね。
着々と野菜室のお片づけをこなし、残るは在庫豊富な長ナス。
お弁当も当面はお休み期間に入ることだし、本日のお弁当でがっつり消費いたしましょうか。
はい、がっつり。 肉まんですよー。ただし、 『肉<ナス』 ですけどね。
久しぶりに一生懸命に捏ねるタイプの生地で作ってみました。
形はちょっと・・・かなり不恰好ですけど、皮がふわふわですごーく美味しいのです。 じっくり皮が焦げるほどに焼いたナスは、とろとろですごーく美味しいのです。
たっぷりの焼きナスをフィリングに使った、あっさりふわふわの肉まんが蒸し上がりましたよ。
以下の分量で、ふわふわ肉まん4つ分。
- 薄力粉 130g・強力粉 20gを大きめのボールに合わせ入れ、均一に混ぜ合わせます。
中央に窪みを作り、この中にお砂糖 大さじ1・インスタントドライイースト 小さじ1/2を。
この窪みから離し、粉の縁の方にお塩 小さじ1/4をおいてスタンバイ。 - 1の窪みの中に 湯冷まし 80〜85ccを様子を見ながら少しずつ加え、中心から外に向かって徐々に混ぜ合わせていきます。
全体がなんとなくなじんできたら、太白胡麻油 大さじ1/2を加えてなじませましょう。 手を使って捏ね始め、ボールの中で生地がひとつにまとまり始めたら台の上に移します。
艶やかな生地になるまで10分ほど捏ねたら、薄く油をぬったボールに移しましょう。
乾燥しないよう濡れ布巾+ラップをかぶせ、温かい場所で2倍になるまで発酵させます。
今回は焼きナスを焼くオーブン上に網・鉄板を重ね、この上において40分ほどで発酵完了。
フィンガーチェックをしてOKなら次の工程へ。 - 生地の空気を抜いて4分割し、断面を包み込むようにして再び丸めましょう。
クッキングシートの上に並べ、乾燥防止の濡れ布巾をかぶせて約15分。
カットしたクッキングシートの上で生地をそれぞれ薄くのばし、具を包んで更に15分おきます。 蒸気が充分上がった蒸し器に、充分な間隔をあけて生地をクッキングシートごと並べます。
強めの中火で15分程蒸せば出来上がり。冷めてもふわふわですよ。
フィリングは生地を発酵させている間に作ります。
- ナスのがく部分をくるりと切り取り、オーブンで皮が焦げる程にじっくりと焼きます。
熱いうちに包丁で縦に切れ目を入れて開き、スプーンで身 (実?) をこそげ取ります。
これを包丁で細かくたたき、豚挽き肉・刻んだシイタケ・少量の小麦粉・お醤油・お塩等を加えて混ぜましょう。水分が多いので、今回は乾燥海苔も加えてみました。
ふわっふわの肉まん、蒸したて熱々の皮が本当に美味しい!あ、もちろん冷めても美味しいのよ。
本日のお弁当はこんな感じ。
辛党の主人には、肉まん用に自家製唐辛子たっぷりの辛味噌を添えて。
- 肉まんのフィリングが少し余ったので、ピーマンに詰めてファルシーにしてみました。
種とワタを除いたピーマンの内側に薄く小麦粉をふり、フィリングをしっかりと詰めてお好みの厚さに切ります。
胡麻油で両面こんがりと焼き、薄切りにしたパルミジャーノを乗せて蒸し焼きに。
- スープって、本当に優れたお料理方法だと思うのです。
これ以上に野菜室のお片づけに一役買ってくれる手段って、ないのではないかしら。
しかも、牛乳消費にも威力を発揮。
みじん切り玉ねぎを甘みが出るまでじっくりと炒め、人参・ピーマン (ヘタ部分ですけど)・昨日のおかず (ゴボウのたたきをナッツ衣で和えたもの) 等々加えて更に炒めます。
スープストックを注いで押し麦を加え、じっくり煮込んで牛乳でのばします。
味付けは塩コショウ・お醤油等お好みで。我が家は、残り少なくなった塩漬けキャベツで。
さー、良かった。
どーなることかと不安だったナスも、明日の朝食で貫食の兆し。ゴーヤもお漬物にしたし、ばっちり。
ゆっくり朝食タイム。 ただし台湾での暴飲暴食に備え、朝食用の肉まんは半分こ。
んー、やっぱり蒸したてはふわんふわんで美味しいわ。
さ、今日は本気で台湾旅行の準備に取りかからねば。まずはお洋服選びから始めようかしらね。
お天気に恵まれますように・・・