そして昨今の塩麹ブームが到来。
はてさて、それ程までに世間を騒がせるのならばちょっと私も波に乗ってみようかしらと試した塩麹。
甘酒用に買ってあった在庫の米麹を使い、好奇心で作ってみた塩麹。これがまた優れもの。
塩麹ブームのおかげで麹もうんと購入しやすくなったし、今や我が家の必須調味料のひとつです。
そこで本日のお弁当。
自家製塩麹を使って、焼き鯖なんてどうかしら。本日の主食は焼き鯖寿司ですよ。
あら、美味しいわ!週末普通に焼いた焼き鯖より、こっちの方がうんと美味しいわ!
以前なら鯖の半身全てを使っての焼き鯖寿司でした。
が、主人の最近の体重を考えると・・・いつまでもそれではいけません。
半身からちょいと拝借して朝食用にし、うんと小ぶりな焼き鯖寿司の出来上がり。
ご飯の量を少しでも減らすべく、大豆ご飯でダイエッターさん仕様ですよ。ささやかな悪あがき。
- 鯖の半身は肉厚な部分に切れ目を入れ、ラップの上に薄くひろげた塩麹の上におきます。上になった面にも薄く塩麹をぬり、ぴったりとラップで包んで冷蔵庫へ。
このままひと晩以上おきましょう。
極々薄く油をひいたフライパンで皮面をこんがり焼いたら裏返します。
ぴったりと蓋をし、弱火でふっくら焼き上げれば美味しい美味しい焼き鯖の出来上がり。
焼く前に塩麹をこそげ取る方もいらっしゃるようですが、私はそのまま焼いてしまいます。
ただし塩麹は極々少量。焦げやすいので、皮面に焼き色をつけたら後はうんと弱火で。
- ご飯は我が家の定番であります “大豆ご飯” 。
お米を洗う時に乾燥大豆も加えて洗い、後は普通に炊飯すればOK。
今回はいつもよりややかために炊き上げて酢飯にします。
- ラップを大きめにカットし、鯖を皮面を下にしておきます。
らっきょうの甘酢漬けを千切りにして鯖の上にたっぷりとひろげ、酢飯を軽くおにぎりさんにして並べます。ご飯がほろほろで崩れやすいので、素早く素早く。
ラップで形を整えながらピッタリと包み、必要ならば包み直してから巻きすで巻きます。
鯖とご飯がなじむよう、巻きすの上から2〜3箇所を輪ゴムでとめた状態でしばらくおき、それからラップごと切り分けます。パンナイフを軽く湿らせて切ると、包丁より綺麗に切れますよ。
主食が焼き鯖寿司、本日のお弁当。
主食がこれなら、やっぱりおかずだって和風にしないとね。
きんぴらゴボウにだし巻き卵なんてどうかしら。
- ゴボウはお野菜ブラシで表面を綺麗に洗います。無理に皮をこそげ取ったりしません。
縦に細かく切れ目を入れてからささがきにし、ささがきにした傍からお水に放します。
自家製フレッシュな唐辛子・彩の人参と共にさっと油で炒め、油がなじんだらお醤油・お酒・みりん・お砂糖を加えます。水分がとぶまで炒りつけ、仕上げに胡麻油と炒り胡麻を。
我が家のだし巻き卵は、鰹だしをたっぷり効かせるものの甘口寄り。
巻きに少々難儀したって、巻きすに巻いてしばらくおけば大丈夫。
本日のスープは、トマトベースの和風仕立て。
シイタケ・ゴーヤを具に、梅干しで味付けをします。
- お鍋に鰹だし・ざく切りトマト・ほぐした梅干しを合わせ入れ、軽く煮立てます。
ここにシイタケ・ゴーヤ等お好みの野菜を加え、お好きな状態まで火を通せば出来上がり。
梅干しは種も一緒に煮込み、器に盛りつける時に除きます。仕上げに胡麻油を数滴。
そして朝食。
焼き鯖寿司用の半身から少々失敬した鯖、立派に朝食の一品となっております。
職場の駐車場に植えたイチジクの木、今年は小ぶりながらもなかなか甘い実りにありつけたとか。
小鳥と真剣にイチジクを奪い合う母・・・
元気でなによりですわ。うん、そーゆぅことにしておこう。