2012年09月18日

素晴らしい!完璧なピタパンが焼きあがりました!

何を申し上げるより、先ずはお礼を。

梅*さん!素敵な本のご紹介ありがとうございます!
気になって購入しました。素晴らしいレシピです!

見てください、このピタパン。
こんなにぷっくら膨らんだのは初めて!奥のピタパンも、これ程ではありませんが上々の出来。

これ、生地をほとんど捏ねないのです。ほんの2分程度、軽く優しく捏ねるだけ。
夕食のお片づけついでに数分パン生地の用意をしたら、朝はちょちょいと成形して焼くだけ。
それだけで本日のお弁当、ピタパンのカレーサンドの出来上がり。

なーんて素敵なのかしら!

このレシピ、よくある横着な労力軽減の感は全くなし。
それどころか、きちんと材料に向き合ってゆっくりじっくりと生地の発酵を促している感じ。
メルヘンな言い方をすれば、材料の声をきちんと聞いてあげているって感じ・・・ワケワカランコトヲ?

これで、今後我が家においてピタパンを購入する機会は皆無となることでしょう。いいね!





  • これがその素晴らしい本。
    『にっぽんのパンと畑のスープ』  白崎裕子著  WAVE出版

    A5判の小ぶりな本です。

    今回は記載の1/2分量で作ったのですが、素晴らしい焼き上がり。
    アガベシロップ 又はメープルシロップとあるところを 純度の低いハチミツ (要は安物?) で代用してしまったり、なたね油を太白胡麻油にしてしまったり・・・

    どうやら私は、特別な材料を揃えなきゃ!と思う前に、取り合えず近場の有り合わせで実行してしまう人間らしい。
    それで上手くいけば儲けもの・・・程度にしか思っていないようです。






そして、焼きあがったピタパンに挟んだのは “ザワークラウトのカレー”

これもまた悲しい背景がありましてね・・・
今シーズン何度か作ったザワークラウト (塩の量10倍の失敗も含め) なのですが、今冷蔵庫に残っている最後のザワークラウトが不味いこと不味いこと。
あの寛大な主人でさえ首を傾げる不味さゆえ、早々に使い切ろうと思った次第。
不味いザワークラウトはカレーで消費。これ、なかなか名案だと思います。

  1. 玉ねぎをたっぷり薄切りにし、透き通るまでレンジ加熱してからピューレ状にしておきます。
  2. クミン・アジョワン・フェンネル等のシード系スパイス・包丁の腹でたたいてから刻んだニンニクと生姜・・・以上を油でじっくりじっくり炒めて香りを引き出したところに1を加え、じっくりと弱火で水分をとばすように炒めます。

  3. 更にざく切りトマトも加え、トマトの水分が出てくるまで炒めましょう。
    トマトが崩れてきたら、ザワークラウトとパウダー系のスパイスを加えます。今回使ったのは、グリーンコリアンダーパウダー・ガラムマサラ・ターメリック・キッチンキング。
    唐辛子を入れるのを忘れたので、ここで刻んで入れてみました。小さな事は気にしない。
    お塩の代わりに “10倍のお塩で漬けた失敗ザワークラウト” を加え、軽く煮て火をとめます。

    冷めたらピタパンに詰めて出来上がり。
    ピタパンって、何を詰めても様になるから好きよ。それがたとえ残り物でもね。











あと数回カレーを作ったら、失敗作のザワークラウト消費となりそうです。
失敗作とは言えど、多様なスパイスと交わるとなんとも奥深い味になるのです・・・強がりではなくね。

本日のお弁当。



  • 大好きな人参サラダ。
    千切り人参にハーブ塩をふってしばらくおき、しんなりしたらビネガー・ハチミツ・オリーブオイルで和えるだけ。今回は赤ワインビネガーで。黒胡椒をたっぷり挽いて出来上がり。



  • 本日のスープは、ゴーヤとじゃが芋のポタージュです。鰹だしベースの優しい味。
    つぶしニンニク・薄切り玉ねぎをじっくりじっくり炒めたところに薄切りゴーヤを加えて更に炒め、濃いめにとった鰹だし・薄切りじゃが芋を加えてことこと煮ます。
    じゃが芋が充分やわらかくなったら隠し味の白味噌を加えて火を止め、牛乳を少量加えてバーミックスでピューレ状に。最後に味をみて、塩麹を少量加えます。
    器に盛って白胡麻をひねって出来上がり。











そしていつものハチャメチャな朝食。

なんだなんだ?ジュースはゴーヤ・人参・なし・梅シロップの組み合わせですか。
それにぬか漬け?納豆?らっきょうの酢漬け?
イワシを焼こうと網を温め始めたものの、イワシの在庫なしだと発覚。急きょシイタケを焼いてみた。
炭水化物は・・・昨晩ちょっと食べ過ぎたので今朝はなし。

罰ゲームのような組み合わせのジュース、意外と美味しかったのにちょっと笑っちゃった。
早く台風がおさまりますように。

posted by しんさん at 13:11 | Comment(2) | エスニックなお料理・カレー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
しんさん、おはようございます。

すごい!ほんとうに完璧なピタパンですね!

フィリングもしんさんらしい工夫をこらしたカレーで、とってもおいしそう。
そのまま食するには向かないザワークラウトでもきっと旨みたっぷりでしょうから
カレーにしたら味に深みが出そうですね。
私ならお弁当の時間が待ちきれなくて、早弁してしまいますよ!

余談ですが、ザワークラウトの文字を目にするたびに
『大どろぼうホッツェンプロッツ』を思い出してしまいます。
Posted by 梅* at 2012年09月18日 16:50
こんにちは、梅*さん。

本当に素晴らしいピタパンが焼きあがりました!しかもあの工程で。びっくりです。
今まで汗をかきかき捏ねていた作業がウソのようです。材料ときちんと向き合ったレシピ、目から鱗がはらはらと落ちた感じ。
梅*さん経由で我が家にやってきたレシピ本、これで何冊になったのかしら。
どれもこれも大のお気に入りです^^

発酵食品って、お料理に加えると旨みがぐぐんっとUPするんですよね。
ちなみに、只今自家製唐辛子で麹漬けを仕込んでいる最中です。

主人が梅*さんのコメントを読んで興奮しておりました。
彼のザワークラウトとの出会いは、『大どろぼうホッツェンプロッツ』だったのですって。
私は・・・何かのお料理本で、小説に登場したお料理を作ろうってコーナーがザワークラウトとの出会いの場だったかしら。
Posted by しんさん→梅*さんへ at 2012年09月19日 14:31
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