お美しいイギリス人料理研究家 “ナイジェラ・ローソン” 嬢の “ナイジェラキッチン” がそれ。
お料理そのものはナイジェル・スレイター氏の方が好みでなのすが、ジェイミー君より男前なお料理・豪快な彼女の言動が好き。我が家では、料理番組をはるかに飛び越えたエンターティナー的存在。
その番組の中でいつぞや彼女が作っていらっしゃったキャロットケーキ。
以前ちらと見かけ、いつか作ろう!と思っていたのですが・・・あら?知らぬ間に主人が録画消去。
偶然、運良く今週再放送されていたのも・・・あら?それもちょっと目を離した隙に主人が録画消去。
ワザとか?
でも最近はちょっとGoogle検索すれば・・・見逃したレシピも、ほーら出てくる出てくる。
ナイジェラ姐さんのキャロットケーキが本日のお弁当ですよー!
ちなみにナイジェラ姐さんの元祖レシピは こちら ・・・手順も材料も分量も全く無視してしまいました。
言うこときいたのは、表面の松の実・シナモンでなくナツメグを使ったってくらいかしら・・・スミマセン。
薄力粉+アーモンドプードルで生地はしっとり。オートミール入りなので、栄養的にも優等生。
ジンジャーエールに使った生姜の出がらしをたっぷり使ったので、主張し過ぎない生姜がよろしい。
グランマニエに浸したドライいちじくもポイントかしら。それなら、ナツメグの香りだってポイントよね。
とにかく美味しいキャロットケーキが焼きあがりました。
あり合せ寄せ集めのキャロットケーキ、偶然が偶然を呼んだ一期一会のキャロットケーキです。
下準備が色々ありますが、手順そのものは実に基本的なことばかり。
18×9×8センチのパウンド型 1個分ですよ。
【下準備】
- 型に合わせてオーブンシートを敷いておきます。
- 卵 2個を室温に戻しておきます。
- ドライいちじくはあられ切りにし、グランマニエに浸しておきます。
- 松の実はフライパンで乾煎りをしておきます。
- ナツメグはすりおろしておきます。小さじ1ほどもあればOKです。
- 人参 1本 (約150g) は皮をむき、鬼おろしのような粗いおろし器ですりおろしておきます。
- ジンジャーエールに使用した生姜 (要は出がらしです) を細かく刻んでおきます。
ライムの皮・クローブ・シナモン等は除きます。カルダモンだけはサヤを除いて使用しました。
【長くなりました・・・ケーキに取り掛かりましょう】
- 然るべきタイミングでオーブンを180度に予熱しておきましょう。
薄力粉 125g・アーモンドプードル 30g・オートミール 20g・重曹 小さじ1・ベーキングパウダー 小さじ1/2・ナツメグ 小さじ1・お塩 ひとつまみ。
以上を大きめのビニール袋に合わせ入れ、よくふり混ぜておきます。 - 卵を大きめのボールで軽くほぐし、お砂糖 70gを加えてもったりするまでよく混ぜ合わせます。次にオリーブオイル 100ccを少量ずつ加えながらもったりするまで混ぜ合わせます。
マシュマロコーティング・ジンジャーエールの出がらし生姜の甘みの分、お砂糖は控えめ。 - 人参・生姜・軽くお酒を切ったドライいちじくを2に加え、スパチュラで混ぜ込みましょう。
合わせた粉類も加え、さっくり混ぜ込みます。途中でレモンの表皮もすりおろして加えます。 - 用意しておいた型に生地を流し入れ、表面をならして松の実を散らします。
180度に予熱しておいたオーブンに移し、設定温度を170度にして焼くこと30〜40分。途中松の実が焦げてしまうようなら、アルミホイルで表面を覆います。
竹串をさして生の生地がついてこなければ焼き上がりです。
網の上で冷まし、粗熱がとれたら型から外します。
カウンターの上が焼きたてケーキの定位置なのですが、ちょっと動くたびナツメグや生姜の魅力的な香りがふわふわと辺りを漂います。幸せな香り。
【マシュマロコーティングで仕上げましょう】
- マシュマロ 50gをザルにひろげ、さっと水洗いをして表面のコーンスターチを落とします。
これを耐熱性のボールに移してお水 70〜80ccを注ぎ、ラップをしないで600Wの電子レンジで1.5〜2分ほど加熱してマシュマロを完全に溶かします。
加熱するとマシュマロが大きく膨らみます。少しずつ様子を見ながら加熱して下さいね。 - よく混ぜ合わせ、透明になったらドライいちじくを漬け込んでおいたグランマニエのボールに移します。混ぜながら冷まし、とろりとなったらケーキの上にたっぷりとかけます。
バッドと網を重ねた上にケーキを置き、バッドに垂れたマシュマロ液をケーキにかける・・・といった手順をマシュマロ液がなくなるまで繰り返します。マシュマロがかたまれば出来上がり。
ケーキが主食のお弁当、我が家では当たり前のこと。
この主食ににおかずなんて必要ないことは重々承知の上で、今日も野菜たっぷり添えてみましたよ。
嫌がらせではありません・・・が、ちょっと緑緑し過ぎかしら。ピーターパン色のお弁当。
- 十六ささげは、さっと塩茹でにして塩麹・黒胡麻と和えます。
シンプルですが美味しい。旬の野菜って、シンプルなのがいちばんなのかも。きっとそうね。
- 旬のゴーヤは、ワタ・種部分に詰めものをしてオリーブオイルでソテーに。
フィリングは細かく刻んだシイタケ・オリーブオイル漬けの自家製ドライトマト・ドライトマトと一緒に漬け込んであったパルミジャーノ・ざっとほぐした水煮缶の鯖。
ここに少量の小麦粉を加えてよく混ぜます。
種とワタを除いたゴーヤの内側に小麦粉を薄くはたき、前述のフィリングをきっちりと詰めて1センチ強の輪切りにします。
トマトを漬けてあったオリーブオイルで両面じっくり焼き、軽く塩コショウして出来上がり。
- サバの水煮缶・・・栄養たっぷりの缶汁を捨てるのは、あまりに忍びない行為。
本日のスープに有効利用しましょう。
お尻部分に軽く十文字の切れ目を入れた小さな小さな自家製玉ねぎは軽くレンジ加熱ます。押し麦と共にスープストックでとろとろになるまで煮込み、残った鯖缶を缶汁ごと加えます。
火を止める直前に自家製ザワークラウトを加えて器に盛り、白胡椒を挽きます。
フレッシュタイムをあしらって出来上がり。ザワークラウトの塩分がよい感じ。
はい、今日も無事お弁当が完成いたしましたよー。さーさ、ゆっくりと朝食を。
・・・となるのが常ですが、あまりに代わり映えしない ぬか漬け〜納豆〜きゅうりの類〜お粥さん〜 の朝食ゆえ、カウンターに置いてあった自家製ドライトマトのオリーブオイル漬けを写してみた。
・・・ものの、すぐに使うアテがなかったので、オイル漬けにしただけってお話。
ついでに、削り切れなかったパルミジャーノがたまっていたのでそれもぶち込んだよってだけのお話。
ところがぎっちょん。
意外とこいつが万能選手であることが判明。意外と使える優れモノです。
偉いなー、旬の野菜って。
さっそく作ってみます.
ナイジェラレシピを、基本した、応用力すごいと思います。ナイジェラより美味しいかも、絶対〜
オリジナルより美味しいかも・・・なんて。
このひと言のおかげで、気分上々です。
外国のレシピって、ハーブやスパイスの使い方がとても参考になりますものね。
ナイジェラのレシピも見ていて楽しいです。
がっつりと人参を使った容赦ない人参ケーキ、人参好きでもそうでなくても美味しいですよ♪
是非お試し下さいね。