母はゴーヤ等夏野菜の苗木を植え、私は地味ぃ〜に草むしり。身分の差は畑仕事でも明確なのね。
今年は油断していて、木の芽の収穫期を逃してしまいました。
でも・・・あら素敵!わさっと茂った山椒の下、ふと見上げましたら・・・まぁ今年も青山椒がわんさか!
主人が買ってくれた新しいカメラに持ち替えて。慣れぬカメラに戸惑いつつも今年初の青山椒です。
極々少量の青山椒ではありますが、今年もちりめん山椒を作りましょう。余力があればまた来週。
程よく山椒らしさを残しつつご飯が進むちりめん山椒は、なんといっても下茹でがポイント。
気に入っているのが去年試したこの手順
小さな小さな青山椒を枝から丁寧に外す・・・誰もが躊躇するこの作業、私案外好きなのです。
何がすごいって、この爪でそれをするってことかしら。まぁ実家の母親がよく言う台詞ですけどね。
真っ赤なキャンディーみたいなフレンチに赤ラメの縁取り。これも撮っとこ。新カメラに慣れるためよ。
醤油漬けにするも良し、佃煮にするも良し・・・でもやっぱり初ものはちりめん山椒よね。
お酒・みりん・お醤油を煮立て、ここにさっと熱湯をまわしかけて水切りをしたちりめんじゃこ投入。
軽く煮てアクを除き、水気をしっかりふき取った青山椒を加えて煮汁がなくなるまで煮ます。
バットにひろげて冷ませば出来上がり。今年はちょっと薄味に。
そして当然こぉなるワケですが・・・うぅーんうぅーん、なんだか美味しそうに写っていないわ。
あれこれごちゃごちゃカメラをいじったのが凶と出たのかしら。
・・・とまぁ今年初の青山椒のお話でしたが、これは月曜日のお話。
本日の朝食と朝ご飯だって日記に書きたいのです。
昨日金環日食を楽しんだ後、愛車エクリプスでのろのろと根尾の伯母宅に行って参りました。
平日で当然一緒に行けなかった主人にと、伯母が色々伯母らしいおかずを持たせてくれましたよ。
本日の朝食は “根尾食材尽くし” です。
- 手前の味噌和えは、ほうれん草じゃぁないのよ、主人。
これね “トウキチナ” っていうの。ほんのりキク科の風味を持つ山菜なのよ。
伯母がさっと湯がいておいてくれたの。伯母自慢の甘味噌とこれまた相性が良いの。
失礼な主人は、私が煮た筍には難色を示すくせに伯母の筍は大いにお気に入りの様子。
木の芽筍、蕗の煮物、ウドと自家製アスパラの胡麻味噌和え、伯母米のおにぎりさん。
遊びに行くと、ご飯をいっぱい炊いておいてくれる伯母。残りはおにぎりさんがお約束です。
根尾伯母定食、ご馳走さまでした。
まだまだ・・・お弁当もあるのです。
ひとり暮らしの伯母です。作ったお惣菜等を残していっても困るとかで、全部持たせてくれるのです。
昨日のお昼伯母と食べた煮物・伯母がお出かけした際に買ってきたイカのみりん干し・・・全部ね。
- イカのみりん干しは、ミンチ状にして焼きロールキャベツに。
バターをちょんっとのせてオーブンでこんがりと焼くだけ。半分に切ってお弁当箱へ。
- 湯掻いておいてくれた “トウキチナ” ・突然行くからという私の為に急いで煮ておいてくれた蕗・伯母のお隣のおこわおばさんが摘んでおいてくれた菜の花・・・これらはスープに。
粉寒天を使って、冷たいスープに仕上げてみましたよ。湯むきしたミニトマトを彩りに。
主食はめずらしく白いご飯。だってちりめん山椒が食べたかったのですもの。
隙間埋めには切り干し大根の煮物を。
そう言えば、この切り干し大根も根尾の伯母が以前持たせてくれたものだっけね。
それにしても写真が・・・もっと美味しそうに撮らねば伯母に申し訳ないってものよね。
来月にはじゃが芋が採れるから。またいつでもおいでね、と。じゃ、今度は主人も一緒に。
掘りたてのじゃが芋で、主人の得意なマッシュ・ド・ポテトを伯母に食べさせてあげるわ。
尋常でない生クリームとバターの量に、伯母はびっくり仰天するかしら。そして太らせてしまうかしら。
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。