2012年04月13日

冷凍レモン一掃!丸ごとレモンジャムのマフィン

我が家の冷凍庫に “丸ごとのレモン” が冷凍保存されたのは随分前のお話。
“レモンを丸ごと冷凍し、すりおろして使うと風味がUPする!” ってのを聞きかじったのが事の発端。

レモンをよくお料理に使う我が家。これは良い情報を仕入れたとばかりに、買い込んだレモンをお塩でもみ洗いしてどんどん冷凍庫へ。
そしてどんどん使ってはみたのですが・・・冷凍レモンをすりおろすって、意外と難儀することが判明。
そして哀れ冷凍レモンは、いつしか冷凍庫の中の厄介者。かさ張る上に収まりが悪いときたもんだ。

そんな冷凍レモン、見て見ぬふりして本日まで。いくらなんでもそろそろ何とかしないとね。

はい、何とかなりました。

冷凍レモン・・・ついでに、調子にのって丸ごと冷凍してあった冷凍柚子まで一掃してみました。
種とヘタ以外を全部使って、ジャムにしてみましたよ。これを使ったマフィンであります。

材料が冷凍レモンだったからなのか、レモンの片隅に柚子も仲間入りしていたからなのか、はたまた使いかけで半分程度すりおろした冷凍レモンも使ったからなのか・・・
とにかく理由は定かではありませんが、このジャム美味しい!皮の苦味も良い感じで穏やかです。

通常のジャムよりお砂糖はぐっと控えてあるので、保存には不向きです。
でもこれならすぐ食べきっちゃうわ、きっと。
あの番組を見てレモンを丸ごと冷凍した方々・・・持て余していらっしゃるのなら、私が頂きますわ。





丸ごと冷凍レモンの丸ごとジャム、作り方はとっても簡単ですよ。

  1. 冷凍レモンは、凍った状態のままたっぷりのお水とともにやや強めの中火にかけます。沸騰したら弱火にし、落し蓋をして40分ほど茹でて火を止めます。そのまま一晩おきましょう。
    えぇ・・・使いかけのレモンも、横着して丸ごと冷凍した柚子もあれやこれや入っていますよ。

  2. レモンをそっとザルに移して水を切り、布巾で表面の水気をしっかりとふき取ります。とてもやわらかいので、崩さないようにそっとそっと・・・
    ボールの上でレモンの果肉をそっと取り出し、崩しながら種と皮を除きます。皮も果肉もとてもやわらかくなっているので、びゃっと中身が飛び出さないように気をつけて下さいね。
    崩した果肉を泡だて器で混ぜながら、更に取りきれなかった種を丁寧に取り除きましょう。
    ここにみじん切りにした皮を加えてひと混ぜし、計量してお鍋に移します。

  3. レモン総量の4〜5割程度のグラニュー糖を加え、やや弱めの中火にかけます。
    今回は、レモンが約350グラムだったのでグラニュー糖は150グラムにしました。

    全体が煮立ったら弱火にし、焦がさないよう気をつけながらお好みの状態になるまで煮詰めて出来上がり。冷めると幾分かかたくなります。10〜15分も煮詰めれば、かなりしっかりとしたジャムに仕上がります。とろとろジャムがお好みなら、ほんの少し煮詰めればOKです。

    今回は煮詰めて火を止めてから、仕上げにノイリー・プラットを少々加えてみました。
    ノイリー・プラットの香草の香りを柑橘系に合わせるのが好きなのです。

    ちなみに、冷凍レモンを茹でた際の茹で汁・・・捨てずにお掃除に使うのです。オーブン庫内・冷蔵庫内等々、この茹で汁なら安心でしょ?ほんのりレモンの香りも心地よいのです。
    あぁ、やっとこの梅*さんの素敵なアイデアを頂くことができましたわ・・・サンクスです。





さ、冷凍レモンを一掃したところで・・・ささっとマフィンなんぞ作ってみましょうか。
ホットケーキミックスを使うので、失敗知らずなのです。以下の分量で、小ぶりなマフィン5つ分。

  • 発酵バター 40g・卵 1個・牛乳 50CCは室温に戻しておきます。
    頃合を見て、オーブンは190度に予熱しておきましょう。

  1. バターをクリーム状になるまで泡だて器で混ぜ、お砂糖 20gを加えます。全体が白っぽくなるまで更によく混ぜ合わせたら溶き卵を少量ずつ加え、その都度しっかり混ぜ合わせます。
  2. ホットケーキミックス 150グラムを加え、練らないようゴムベラでさっくりと混ぜ込みます。
    7分通り混ざったところにレモンジャム 70g・牛乳を加えて混ぜ込み、マフィンカップに移します。焼くとふくれるので、カップの5〜6割高さまでにとどめてくださいね。
  3. 生地を鉄板に並べ、鉄板ごと数回打ち付けて空気抜きをします。レモンジャムをノイリー・プラットでのばして生地の上にトッピングし、190度に予熱したオーブンへ。

    設定温度を180度にし、焼くこと20〜25分。
    良い香り!厄介者だった丸ごと冷凍レモンが生まれ変わりましたよ。











焼きたて熱々のレモンジャムマフィン・・・やっぱり、焼きたてならではの食べ方を楽しみたいものね。

  • 朝食用には、焼きたて熱々レモンジャムマフィンにノイリー・プラットをたっぷりしみ込ませて。
    これをしばらくおいてノイリーを充分になじませ、ゆるめに泡立てた生クリームを添えて。

    もちろん生クリームの仕上げにも、ノイリー・プラットを少々。
    サバランやババのノイリー版、または我が家風あり合わせ版ってところかしら。

    で・・・なんでこの献立に納豆が君臨しているワケ?
    さぁ、最初に納豆をやっつけてしまいましょう。
    その後ゆっくりとノイリー風味のマフィンをいただきましょう。










そして本日のお弁当。

金曜日ともなると、野菜室の中のフレッシュ部隊がさびしくなって参ります。
そんな時に役立つのが乾燥豆類。

  • 本日は、レンズ豆が活躍いたしました。
    レンズ豆とクレソンのサラダは、マスタードドレッシングで。


  1. レンズ豆を洗い、たっぷりのお水・つぶしたニンニク・ローリエ・ハーブ塩少々と一緒に中火にかけてアクを除きながら煮立てます。弱火でレンズ豆がやわらかくなるまで煮て、そのまま冷ましましょう。冷めたらザルにあけ、しっかりと水切りをしておきます。
    クレソンはサラダスピナーでしっかりと水切りをし、ざく切りにしておきます。
  2. ディジョンマスタード・白ワインビネガーを混ぜ合わせたところに、オリーブオイルを少しずつ混ぜながら加えます。分量は全て1:1:1。
    ついでにレンズ豆を茹でたときのつぶしニンニクも加えてしまいましょう。
    ここにお好み量のハチミツ・塩・コショウを加えて混ぜ、レンズ豆を加えて和えます。最後にクレソンを加えてざっくり和えましょう。
    あまりに色が地味だったのでトマトも。水気が出るので、お弁当には不向きなんですけどね。




本日のスープは、人参とコリアンダーのポタージュです。
  • つぶしたニンニク・オリーブオイルをじっくり炒めたところに、薄切り玉ねぎ・人参を加え更にじっくりと炒めてスープストックを注ぎます。
    人参等が充分やわらかくなったらざく切りにしたコリアンダーを加え、しばらく煮ましょう。
    もちろん今日もえのき氷入りですよ。
    火からおろして牛乳を少量加え、バーミックスでピューレ状に。牛乳でお好みの濃さにのばし、塩コショウして軽く温めれば出来上がり。器に盛り、コリアンダーをたっぷりあしらいます。






本日のお弁当はいかがでしたか、主人?

・・・え?
生クリームが添えてあった分、朝食のマフィンの方が良かったですって?

ボールに残った生クリームを綺麗に平らげた主人。そのくらいお魚も上手に食べられるようになると良いのにね・・・彼の今のブームは、生クリームのようです。体重にひびきますよ。

posted by しんさん at 16:35 | Comment(0) | 保存食・調味料・常備菜等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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