2012年04月05日

里芋ニョッキで 〜 アボカドと紫キャベツのシンプルニョッキ・ナイジェラ風揚げニョッキ

“ジェイミー・オリバーの30MM” ・ “ナイジェルのシンプルレシピ” ・  “ナイジェラキッチン”
外国人料理家の方々が作る楽しいお料理・そして番組の面白さに魅了されております昨今。

どなたかがご自身のブログで、ナイジェラ・ローソン嬢のことを “ナイジェラ姐さん” と表現していらっしゃいました。あの大胆な彼女になんだか妙にぴったりな表現・・・姐さん・・・言い得て妙だわ。

さて。昨日はそのナイジェラ姐さんがご紹介していらっしゃったトライフルを朝食にしました。
そのトライフルと同日に紹介されていたお料理が “ニョッキ”
しかも彼女、ニョッキを茹でずに大胆に揚げ焼きにしてローストポテト風の逸品を・・・さすが姐さん。

あら、楽しそう。
ならばお弁当には普通のニョッキ、朝食にはナイジェラ風熱々ローストポテト風ニョッキなんてどう?

・・・ありゃりゃ、紫キャベツの存在感が裏目に出てしまった感じね。

ニョッキなんざぁ我が家に常備しておりません。でも里芋ならば冷凍保存してありましてよ。
じゃ簡単。里芋と薄力粉で作ってしまえば良いのよね、ニョッキを。

もちもち里芋のニョッキをアボカド・帆立貝柱・紫キャベツで。味付けはシンプルにレモンとハーブ塩。
この風貌なら、素直に旬の春キャベツで作った方が良かったかしら・・・でも味は上々の出来ですよ。



里芋のニョッキ、とっても簡単なのです。
  1. 冷凍里芋は約170グラム。
    たっぷりのお湯を沸騰させてお塩を加え、冷凍里芋を凍った状態のまま加えて充分にやわらかくなるまで茹でましょう。ザルにあけてしっかりと水を切り、ボールに移してつぶします。
  2. つぶした里芋にチーズスプレッド・ナツメグをくわえて混ぜ、薄力粉を70〜75グラム加えてよくこね混ぜます。
    チーズスプレッドは、粉チーズやピザ用チーズ等何でも。なければなくてもOK。お好みで。
    薄力粉は様子を見ながら加減してくださいね。成形可能な生地になればそれで良いのです。

  3. 生地を打ち粉の上に移して棒状にのばし、包丁で切り揃えて打ち粉をまぶしながら成形します。お弁当用は、フォークですじをつけながらくるりと丸めましょうか。朝食用は長方形に。






  • お弁当用のニョッキは、お塩を加えた熱湯で茹でましょう。
    余分な粉を落として熱湯に加え、ぷかりと浮いてきたらザルにとって水を切ります。ニョッキと一緒にざっくりと大きめに切った紫キャベツも茹でておきましょう。

    フライパンにオリーブオイル・鷹の爪・みじん切りにしたセロリを合わせ入れて弱火にかけ、小さな泡がたってきたら2〜4等分した帆立の貝柱も加えて炒めます。
    貝柱の表面が白っぽくなってきたら、ニョッキ・紫キャベツ・アボカドも加えて炒めましょう。

    仕上げにレモン汁と自然塩を少々。
    うーむ・・・春キャベツだと緑々するだろうと、紫キャベツにしたのが裏目に出た感じ。
    紫キャベツ、存在感があり過ぎです。











そして本日の主役が登場。
試してみたかったナイジェラ姐さん風の揚げニョッキ、ニョッキで作るローストポテト風。

ただし里芋のニョッキですけどね。

でもこれ、ナイジェラ姐さんがおっしゃっていた 『外はかりかり中はもっちり』 ・・・だっけな?・・・まぁ、とにかくそれに限りなく近いのであります。もっちり感はジャガイモのニョッキ以上でありましょう。


  • 作り方は・・・生のニョッキを、多めの油で揚げ焼きにするだけ。至ってシンプル。
    ベランダのローズマリーを活用しましょうか。油が冷たいうちに加えて香りを油に移します。
    ここに余分な粉を落としたニョッキを並べ入れ、両面こんがりと揚げ焼きに。

    お好みでお塩をふって、熱々を召し上がれ。











そんなこんなで、里芋のニョッキをお弁当・朝食に使い回し。

お弁当用にはアボカド・帆立・紫キャベツと合わせて、シンプルな塩レモン風味で。紫キャベツがドギツイ配色をかもし出す結果となりました。でも味は良いのです。



  • 残ったアボカドと帆立の貝柱で、オーブン任せの一品を。
    マヨネーズを少量加えて卵をよくとき混ぜたところに、貝柱を加えてバーミックスで攪拌します。アボカド・軽くレンジ加熱した人参を加えて混ぜ、塩コショウしましょう。
    牛乳パックの内側にバターをぬり、卵を流し入れてしっかり空気抜きをします。

    180度に予熱したオーブンで25〜30分。指で押してみて弾力があれば焼き上がり。
    完全に冷めてから牛乳パックを開いて取り出し、包丁で切り分けてお弁当箱へ。






畑で収穫したばかりのやわらかなワケギ。収穫したてならではのシンプルな一品。
  • ワケギは表面の水気をしっかりとふき取り、主に青い部分を2〜3センチ長さに切り揃えてボールに移します。ぱらりと自然塩をふっておきましょう。
    にんにく・鷹の爪・セロリの葉っぱ・パセリをみじん切りにし、ほぐしたシメジ・オリーブオイルとともに弱火にかけます。小さな気泡が出てシメジがしんなりとしてきたら、ワケギにじゅっとまわしかけて素早く和えれば出来上がり。冷蔵庫で冷やしても美味しいの。





本日のスープは、セロリと白胡麻のポタージュです。もちろんえのき氷入りでとろーり濃厚仕立て。











そして、ナイジェラ姐さんのローストポテト風ニョッキで朝ご飯であります。
ニョッキの主材料が里芋だけど、これはこれで合格点をつけてあげたい仕上がりであります。

実家の母親が仕事中に摘んできたツクシ、母の手によって卵とじとなっておりました。
春のご馳走をいただきます。

主人は、ナイジェラ姐さんの容赦ないトライフルが最高に気に入った様子であります。
週にいちどフルーツを変えて食べたい、と。バナナがあればそれ最高ぉっ!と。生クリーム万歳!と。

・・・君ぃ、お腹に手を当ててよく考えてご覧なさい。

posted by しんさん at 16:19 | Comment(0) | アボカドを使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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