2012年04月01日

えのき氷を作ってみよう

先週の金曜日だったかしら・・・ぼけぇ〜っと新聞を眺めておりましたら、『んん??こ、これは!!』
・・・なんとも奇妙な “えのき氷” なる文字が目に留まりました。

なんでも、エノキとお水をピューレ状にして煮詰めたものを凍らせて保存しておく万能調味料だとか。
スープに加えると、とろみとコクが加わるというのは納得出来る・・・え?揚げ物はサクサク?マドレーヌに入れてもサクッとして良い食感に?中性脂肪改善・ダイエット等々に効果的ですと?

・・・素直なアタクシが好きであります。





食べ物に関しての好き嫌いは殆どない私ですが、数少ない苦手なもののひとつがこのエノキ。
食べられないわけではありません。自らはお買いものカゴには入れませんよ・・・って程度で。
それは、幼少の頃エノキをのどに詰まらせて恥ずかしい思いをしたからではありません。乳歯が抜けた時、“丸い前歯だじょぉ〜” などとエノキで遊んで父親にこっぴどく叱られたからでもありません。

でもね、とっても安上がりなエノキで毎朝のお味噌汁にコクがプラスされるったぁ素敵じゃぁなくて?
キノコ類のコクって、他の食材にはない独特の旨味があるものね。何はともあれ作ってみましょ。





1時間煮詰めるって工程がどうかしら・・・って感もありますが、まぁずっと混ぜ続ける必要もなし。
何かの片手間に1時間ことこと煮詰めてしまえば良いだけのこと。それほど手間ではありません。



  1. エノキダケは正味300g。
    スーパーなんかで並んでいるエノキダケの、ちょっと大きめのものが丁度これくらいの量。

    さっと洗って石突きを除き、ざく切りにしたら平ざるにひろげてお日さまの下へ。1〜2時間干すと、ビタミンD2が増加するんですって。干さなくても問題は全くないそうな。

  2. エノキダケ・お水 400CCをお鍋に合わせ入れ、バーミックスでピューレ状にします。これをやや強めの中火にかけ、混ぜながら煮立てましょう。

    小さな泡が立って全体がふつふつと煮立ってきたらうんと弱火にし、半量程度になるまで1時間ほど煮詰めます。網をお鍋の下に敷いて、火の当たりを和らげてあげるのも良いのでは。
    常にかき混ぜている必要はありませんが、鍋底が焦げないようちまちまと混ぜてあげて。

    とぽっとした感じに煮詰まったら粗熱をとり、製氷皿に移しましょう。
    この状態で冷凍保存し、必要な分だけぽこっと取り出して使います。







その名前にインパクト大の “えのき氷” ・・・ お好み焼きに入れる時は、レンジで解凍してから生地に混ぜ込むのだそうな。さくっとした生地に仕上がるのだそうな。

とりあえず私は毎日作るスープ・お味噌汁用に。

今頃は、冷凍里芋がコクの素となっておりますがそろそろ在庫に先が見えてきた頃。
昨日やや遅めのじゃが芋を植えて参りました。里芋〜じゃが芋へとバトンタッチされる間のピンチヒッターとして、この “えのき氷” とやらを使ってみましょという策略。まずは様子見・・・って感じかしら。

ラベル:えのき氷
posted by しんさん at 15:00 | Comment(0) | 保存食・調味料・常備菜等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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