スィートスポットも沢山現れ、甘い香りがキッチンに漂います。見るからに食べ頃になってきましたよ。
ならば今朝は、バナナケーキでも焼いてみましょうか。もちろんお弁当の主食としてね。
但し、時間はかけられなくってよ。ちゃちゃっと生地の準備をしてオーブンにお任せしましょう。
完熟バナナにきりりっとカルダモンを効かせたスパイスバナナケーキ、きな粉もふんわり香ります。
カルダモンはホールを潰して加えてあるので、甘ーいバナナケーキの中にあってかなりの存在感。
そうそう、このテのケーキが好きなのよ。
使用したスパイスは、カルダモンとジンジャーパウダー。敢えて、王道のシナモンを外してみました。
その分カルダモンが活き活きとしております。ふっ・・・私好みだわ。
作り方はとっても簡単ですよ・・・って、最近コレばっかりね。
以下の分量で、18×9×8センチのパウンド型 1個分ですよ。
【下準備】
- 卵 1個を室温に戻し、オーブンを200度に予熱しておきます。
- 無塩の発酵バター 70グラムは、湯せんにかけて溶かしておきましょう。
- 薄力粉 40グラム・全粒粉 30グラム・きな粉 20グラム・ベーキングパウダー 小さじ1/2
以上を合わせてふるっておきます。 - パウンド型に合わせてクッキングシートを敷いておきます。
- ホールのカルダモン 3粒のサヤを開いて種を取り出し、すり鉢で潰しておきます。
- バナナは小ぶりなものを2本、正味190グラム弱でした。
皮をむいてボールに適当にちぎり入れ、グランマニエ 小さじ1をふって全体にまぶします。
更にジンジャーパウダーを適量ふり、まぶしながらフォークでざっくり潰しておきましょう。
【作り方】
- 卵を軽くときほぐしてお砂糖 50グラムを加え、全体が白っぽくもったりするまで泡立てます。
溶かしバターを少量ずつ加えながら、更にもったりするまで泡立て器で混ぜ合わせましょう。
熱い状態で溶かしバターを一気に加えると、卵が茹だってしまいますよ。少しずつ少しずつ。 - ふるっておいた粉類を1に加え、練らないようさっくりと混ぜ込みます。8分通り粉類がなじんだところで、用意しておいたバナナとカルダモンも加えて混ぜ込みましょう。
- パウンド型に2を流し入れ、表面を平らにならします。
予熱しておいたオーブンに素早く入れ、設定温度を170度にして焼くこと35分。串をさしてみて、どろりとした生の生地がついてこなければ焼き上がりです。
型から出して網の上で冷まし、完全に冷めたら切り分けます。
焼き立てより、1日おいて味がなじんでからの方が美味しいの。
そして本日のお弁当。
オーブンにぶち込んだら後はお任せってのも素敵。
- ロールキャベツならぬロール白菜だって、忙しい朝はオーブン仕様。焼きロール白菜に。
しんなりするまでレンジ加熱した白菜をひろげ、豚薄切り肉・かき菜・少量の白味噌を混ぜ込んだこぼれ梅 (みりん粕です) をロールキャベツと同じ要領で巻き込みます。
アルミホイルとクッキングシートを重ねた鉄板に並べ、サラダ油をふってオーブンへ。200度で20〜30分、表面に綺麗な焼き色がつけば出来上がり。2〜3等分してお弁当箱へ。
じっくり焼いた白菜、こぼれ梅と豚肉の相性が良いのです。酒粕系大好きな私にストライク。
- 大好きな千切り人参のサラダ。
基本的に、お塩をふってしばらくおいてしんなりさせた人参のお好みの味付けをするだけ。
本日はミックスハーブソルトを使い、ハチミツ・オリーブオイルでシンプルに。
- ちょっと・・・かなりシュールなスープ。
初チャレンジした小アマゴの燻製、塩気が強すぎたこともあってスープにしてしまいました。
ネギの白い部分を胡麻油でじっくり炒め、芽キャベツ・シイタケを加えてお水と塩麹を加えます。更に小アマゴの燻製も加え、弱火でしばらく煮れば出来上がり。
。。。以上、主食とおかずの組み合わせを全く無視したお弁当でありました。
実に我が家らしいお弁当であります。
朝食には、昨日のアボカドソーダブレッドをかりりと温めなおして主食に。
人参サラダ・薄切りハム・甘夏のコンポートを添えて。
- これに今朝は、レモンバーム風味のミルク紅茶を添えて。
ドライのレモンバーム・縦2等分したカルダモンをお湯でじっくり煮だしたところに牛乳・紅茶の茶葉を入れます。ぐらぐら煮立てないように気をつけながら、全体が温まって紅茶の茶葉が開いたところで火を止めて茶こしで濾します。お好みでハチミツを加えてどうぞ。
さーて。明日はお彼岸の入りね。
私、まだまだ真冬の格好をしておりますが、そろそろ春らしくなってくれるのかしら。
週末は、冷凍庫で凍り漬けになっている “イノシシ” でも料理してだらだら飲みましょうか、主人。
もうちょっと温かければベランダで・・・って言いたいところだけどねぇ、この寒さったらないわ。
ベランダのチューリップはすくすくと成長しております。