伯母が2回分に分けて冷凍しておいてくれたので、前回は “鹿ビーフストロガノフ” に。
さてさて。今回はこの鹿肉、どぉやって食べましょうか。
せっかく薄切りにしておいてくれたのだから、薄切り肉ならではのお料理方法はないものかしら・・・
で、こぉなりました。
そう、白いご飯のお供 “しぐれ煮” です。牛肉のしぐれ煮があるのですもの、鹿肉だって良いわよね。
問題は、ジビエ好きの主人が気に入るか否か。ジビエ好きって、あの獣臭さも好きのうちなのよね。
しぐれ煮になんてしたら、折角の鹿の風味がなくなるじゃん・・・なんて言われないかしら。
朝食時、パクリと一口食べた主人・・・
『どぅみぃ(私のこと)、美味いっ!これ美味いっ! 』
そしてその後、いかに自分がこの “鹿しぐれ煮” が気に入ったかを延々と語る彼。
『美味いなぁ・・・このほろ苦さも良いんだよねぇ。
甘ったるいばっかだと飽きちゃうけれど、このほろ苦さが良い!』
他にも、柚子種を漬け込んでおいたお醤油とか・・・濃い味付けは、ごまかしが効いてよろしい。
鹿肉のしぐれ煮、薄切りの鹿肉が手に入ったら作ってみる?
田舎ジビエの苦手な方でも、これなら意外といけるかも・・・
- 鹿の薄切り肉は、繊維を断ち切るように細く切ります。半解凍の状態で作業するのがベスト。
これをお鍋に移し、全体がたっぷり浸かる量のお水を注いで強火にかけましょう。
アクが大量に出てきますのですくい取ります。全体が沸騰してアクが中心に寄ったところで素早くアクをすくい取り、同時に火を止めます。これを素早くザルにあけて水を切りましょう。
水切りをした鹿肉にお酒を少量振りかけ、軽くもみ込んでおきます。 - お鍋を綺麗に洗って1の鹿肉を戻し入れ、千切り生姜・斜め薄切りにした青ネギをたっぷりと上に散らします。濃口醤油・お酒・みりん・ハチミツを加え、やや弱めの中火にかけて煮詰めます。ここで本日は、ハチミツの代わりにサンフルーツの煮汁を使ったってワケですね。
煮汁が少なくなってきたら、焦がさないよう箸で全体を混ぜながら更に煮詰めます。
煮汁がほとんどなくなって、全体に艶が出てこれば完成です。意外と簡単でしょ?
お弁当用には、レモン汁を少量まぶしたアボカド・茗荷の甘酢漬けと一緒に太巻きに。
- 本日のお弁当は、鹿肉しぐれ煮とアボカドの太巻き寿司を主食に。
油揚げで福袋を作ろうと思ったのですが・・・油揚げが上手く開いてくれなくて断念。
急きょ、人参・大根・冷凍里芋の薄煮に変更。罪悪感かしらね、お花型で抜いてみましたよ。
油揚げやらお花人参の切れっ端を昨日の胸肉のネギ塩だれと炒りつけ、ささやかな一品。
お花大根の切れっ端は、発酵バターでじっくり炒めたネギの白い部分と合わせてスープに。
味付けは塩麹とごく少量のウェイパー。
そして朝食。
お弁当用の太巻き寿司と材料は同じだけれど、ほんの少しだけ姿を変えて。主人は大喜び。
押し麦を少量炊き込んだご飯を酢飯にし、アボカド・鹿肉のしぐれ煮をたっぷりと。
2月も今日でおしまい。生憎の雨模様ですが、お昼からはお天気も回復するとか。
さてと。
とっとと主人に言いつけられたお仕事を片付けて、雨上がりを待ってお買いものに行こうかしらね。
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ススムくんよりもごはんがすすみますよ、これ。
あ〜私も甘辛濃味鹿肉のしぐれ煮が食べたーいっ!
今年、朝食充実宣言をされたのは読んでいましたが、
本当に朝ごはんもいつもきちんとですね。
我が家にも欲しいです、しんさんが。
ほんのり曇り空の日曜日を迎えております。
昨日は1日じゅう本当に良いお天気でした。ランチデートに出かけたお店の小さな小さなお庭の小さな梅の木が、愛らしい姿をようやく披露してくれていましたよ。
さてさて。
梅*さんのコメントを拝見して小さな幸せを頂き、うぅっ!お返事が書きたいっ!!と思いつつばたばたと数日が経過してしまいました。
ただ今、ようやく心落ち着いてPCの前に座ることが出来ました。やったー^^
王子共々、改めて梅*さんのセンスに大笑いしました。
“ススムくん”ときましたか!ぷぷっ・・・
このコメント以来、私の鼻唄にススムくんがやたら登場するのです。
“ご飯がご飯がススムくん”・・・
甘辛濃味の鹿肉しぐれ煮、本当にススムくんでありましたよ。温かほかほか炊きたてご飯に乗せると、ほろっと脂分が溶けるのです・・・
えぇ、私も梅*さん宅に里子に出されとぉございます。
なんでしたら王子も一緒に・・・