2012年02月02日

冷めてもふわふわ、山芋生地の有り合わせ中華まん 2種

ヤマノイモや山芋等々、この類のお芋が大好きです。
幸運にも質の良さそうなヤマノイモ系に出会うと、ついつい買ってしまいます。

でも、麦とろご飯をかっ込むことは致しません。
幼少の頃、父親の真似をして 『麦とろご飯をかっ込む』 にチャレンジしたところ溺れましたので・・・

まぁ、そんなことはどぉでもよろし。
今朝は山芋を使って、朝食用とお弁当用にこんなん作ってみましたよ。

ふわんふわんの中華まんです。

すりおろした山芋を生地に混ぜ込んであるので、本当にふわんふわん。蒸したての美味しいこと!
蒸したてはもちろんですが、山芋入りの生地は冷めてもふわふわで美味しいのです。


お弁当用には甘く煮た緑豆をフィリングに。いわゆる “あんまん” の類です。
えぇ、いつぞやの 緑豆ぜんざい の残りを 紫花豆の甘納豆 の煮汁で煮てみましたの。
やや緑がかったその色に少々たじろぎますが、これがまた小豆餡に勝るとも劣らぬ上々の出来。
有り合わせと言われればそれまでですが、これがまた美味しいの。緑豆餡を侮るなかれ。


そして蒸したてふわんふわんの朝食用には・・・

主人が大喜びした 『アボカドまん』 ですよー。

トマト缶で作るやや酸味の効いたトマトソースでしょ、大きめにカットしたアボカドがごろごろでしょ、ぱかっと割るととろりととろけるグリュイエールチーズでしょ・・・たまにはいかが?こんな中華まん。


明日は節分・・・てことは、明後日は立春ね。でも、現実はまだまだ寒い日が続きそう。
昨日からの大雪を見てもそれは明らか。ふかふかの中華まんで温まりましょうか。










【緑豆餡を作りましょう】

  • ・・・と言っても、前述の通り “緑豆ぜんざい” の残りを “紫花豆の甘納豆” の煮汁で煮詰めるだけですけどね。

    緑豆ぜんざい 100グラム・甘納豆の煮汁 100CCを弱めの中火にかけ、煮立ったら全体がふつふつと煮立つ程度に火を弱めましょう。
    焦がさないよう混ぜながら、全体がぽってりするまで10分程煮詰めれば出来上がり。




【トマトソースを作りましょう】

一応分量もいい加減に書いてはみましたが、適当に作ってもうんと美味しく仕上がります。大丈夫!

  1. 玉ねぎとニンニクをみじん切りにして耐熱性ボールに入れ、ふんわりとラップをして500Wのレンジで2分程加熱します。
    ニンニクは1欠片分・玉ねぎは・・・みじん切りにした状態で、大さじで3〜4ってところかしら。
  2. トマトソース缶 (今回はダイスカットタイプを使用) 150グラム
    コンソメキューブ 1/2個
    トマトケチャップ/フォン・ド・ボー/ハチミツ 各大さじ1程度

    以上を1のボールに加え、ここからはラップなしで様子をみながら加熱して参ります。

    我が家の500Wの電子レンジなら、2分加熱しては混ぜる・・・を5〜6回。
    よい具合に煮詰まってきたら、刻んだフレッシュローズマリー お好み量・極少量のお醤油を加えて最後に1分間程レンジ加熱して出来上がり。これ、色々使えて便利ですよ。

    コンソメキューブはセブ島のJadeが送ってくれるタマリンド風味のものを使用しております。
    酸味があってトマトと相性が良いのです。
    が!何でも良いのです。もちろんフォン・ド・ボーだって、無ければ無いで平気平気。











さ、中華まんの皮作りに参りましょう。以下の分量で、やや小ぶりな中華まん 4つ分です。



【下準備】

  • 我が家では、食べ切れなかったヤマノイモの類はすりおろして冷凍保存してあります。
    蓋つき製氷皿 (100均製) で50グラムずつ冷凍しておけば、1キューブずつ取り出して使えるので中華まんやパン生地作りにとっても便利。
    室温に戻して半解凍状態にした山芋 50グラムに、熱湯 大さじ1を加えてよく混ぜておきます。



【生地作り、参ります!】

  1. 薄力粉 125グラム・強力粉 25グラムを大きめのボールに合わせ入れ、泡立て器で混ぜ合わせましょう。中央に窪みを作り、窪みの中にお砂糖 大さじ1・インスタント ドライ イースト 小さじ1/2を入れます。窪みから離し、粉の縁の方にお塩ひとつまみをおいてスタンバイ。
  2. 窪みの中に用意しておいた長芋を加え、菜箸でそっと混ぜ合わせます。この時、もし長芋が冷めているようならレンジで数秒加熱して人肌程度に温めてあげて下さいね。

    少しずつ窪みから外側に向かって混ぜ合わせていき、様子を見ながら少しずつぬるま湯を足していきます。全体がそぼろ状になればOK。今回は、大さじ2弱のぬるま湯を加えました。

    この辺りで胡麻油 大さじ1/2も加え、更に菜箸で混ぜ合わせて参りましょう。

  3. 胡麻油を加えて更に菜箸で混ぜ合わせていくと、生地がひとつにまとまってきます。手で軽く捏ねてから台の上に移し、がんばって10分間ほど捏ねましょう。

    おろし山芋効果でしょうか・・・もっちもちのもち肌生地が捏ね上がりますよ。
    ボールに極々薄くサラダ油をぬって丸めた生地を移し、きつく絞ったぬれ布きん+ラップをかぶせて1次発酵させましょう。今の時期なら、オーブンの発酵機能 (40度) で40〜50分。

  4. 生地が倍になったら、人指し指に小麦粉をまぶしてフィンガ―チェックを。穴が戻らなければOKです。打ち粉をした台に生地を移してガス抜きをし、生地をまるめ直して4等分しましょう。
    断面を包み込むようにして丸め、ぬれ布きん+ラップをかぶせ15分間のベンチタイムです。

  5. 打ち粉をした台の上に生地を移して平らにつぶし、両手で生地の縁を持って薄くのばしていきましょう。中央にそれぞれの具をのせ、ひだを寄せるようにしながら包み込んでいきます。

    アボカドver. の方は、サイコロ状にカットしたアボカドに極少量のバルサミコ酢をまぶしてからトマトソースで和えます。これをグリュイエールチーズと共に生地で包み込みましょう。

  6. フィリングを包んだ状態で、それぞれを生地の大きさに合わせてカットしたクッキングシートにのせて2次発酵させましょう。
    ぬれ布きん+ラップをかぶせ、オーブンの発酵機能で30〜40分間。

    生地が1.5倍程にふくらんだら、蒸気の上がった蒸し器に間隔をあけて並べ入れます。

    蒸気が落ちないよう蓋を布巾で包み、強めの中火で13〜15分。
    蒸したてふわふわの中華まん、どうぞ召し上がれ。











いけないわ・・・ついつい主食に力が入ってしまってツラツラ長々と。

ほんの少し残った甘納豆の煮汁、型抜き人参と自家製干し芋のグラッセで使い切りました。
トマトソースの残りのトマト缶は、型抜き人参の切れっ端・シイタケ・押麦のスープに。
隙間埋めは、今週の常備菜であります自家製の蒸し干し大根ですよ。











そしてアボカドづくしの朝ご飯。

主人お気に入り、蒸したてほかほかのアボカドまんを主食に。
残ったアボカドとトマトソースは、ココット皿に入れてトマトソースグラタンになりましたよ。
昨日の緑豆とココナッツミルク寒天はデザートね。粕汁、お約束の納豆+根尾らっきょうを添えて。

これだけ品数があるというのに、干物が食べたいと言って聞かない主人。
はいはい、鯖焼きましょうね。え?はいはい、明日は鯵ね。



昨夜、岐阜市内でも雪国よろしく大降りした雪。ものの5分で一面真っ白になりました。
本日はお昼頃から青空がひろがり、屋根の上の雪もほとんど溶けた状態です。

早朝、我が家の小さなベランダからの風景・・・今年はあと何度雪が降るのかしらね。

posted by しんさん at 15:29 | Comment(0) | お弁当日記 〜 アボカドを使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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