食べ損ねた昨日の焼き芋。
先日作った緑豆ぜんざい+ココナッツミルクシロップ。
同じく先日作った紫花豆の甘納豆・・・いえ、残っているのはその煮汁ですけどね。
焼き芋と緑豆ぜんざいはお山部分、ココナッツミルクは降り積もった雪に。
それぞれに粉寒天を加えて混ぜ、型に流して冷やしかためるだけなのでとっても簡単なのです。
ゼラチンほど神経質にならなくても、上手くいっちゃうところが粉寒天の嬉しいところ。
ゼラチンと粉寒天、それぞれの特徴を知ればぐぐんとお料理の幅もひろがって楽しいですよ。
以下の分量で、15センチ角の正方形セルクル型ひとつ分。
- 焼き芋は、皮をむいて裏ごししておきましょう。裏ごしした状態で130グラムでした。
半分残ったお芋を前日に焼いたものなので、当然冷めておりますが気にしない気にしない。
- お鍋にお水 100CC・粉寒天 4グラムを入れて中火にかけ、よく混ぜながら粉寒天をしっかりと煮溶します。2〜3分沸騰させて火からおろし、紫花豆の煮汁
150CCを加えて混ぜ合わせましょう。次いで裏ごしした焼き芋 130グラム・緑豆 100グラムを加えてよく混ぜます。
ゼラチンと違い、粉寒天は数分沸騰させてから次のステップに移るのが特徴です。
セルクル型をさっとお水にくぐらせ、1の寒天液を流し入れます。スパチュラをさっとぬるま湯にくぐらせながら、表面を平らに整えましょう。型の壁面もスパチュラで綺麗にしておきます。 - 次いで先の寒天がかたまらないうちに、素早くココナッツミルク寒天の準備をしましょう。
お水 100CCに粉寒天 4グラムを加えて中火で煮溶かし、同じく2〜3分沸騰させて火からおろします。ここにお砂糖 20グラムを溶かし、更にココナッツミルク 200CC・牛乳 大さじ1を加えてよく混ぜ合わせましょう。先の寒天がかたまらないうちに、そっと流し入れます。
先の寒天液がかたまってから次の寒天液を流し入れると、型から抜いた際に2色の寒天がつるんと分裂してしまいます。これも寒天とゼラチンの大きな大きな違いですね。 - 粗熱がとれたら冷蔵庫へ移し、しっかりと冷やしかためて型から外します。
ほら、さつま芋と緑豆ぜんざいのお山に、ココナッツミルクの雪が積もりましたよ。
アラジンに点火してお部屋を暖め、どうぞお好きなだけ切り分けて召し上がれ。
昨年My畑で収穫したさつま芋たち。
まだまだ芽を出したりすることもなく、良い状態で保存出来ております。
さつま芋は泥付きのままひとつひとつ新聞紙に包み、毛布 (粗品のひざ掛け程度のものですが) を敷いた段ボールに入れて室内のフードストッカーの中へ。これで、まだまだしばらく大丈夫そう。
冷蔵庫の中が少し片付いて、私も嬉しくてよ。
朝食が柚子カードをたっぷり添えたスコーンであろうとも、お魚の干物を食べると言ってきかない彼。
よほど朝食のお魚が楽しみなようです。