夕食は鴨鍋。その際、水物として “蜜柑のゼリー” が出ました。
それが本当に美味しくてですね、俵屋さんの底力を思い知らされたのでありました。
実に実に日常的な食材を、こぉも洗練されたデザートにしてしまうなんて・・・と。美味しかったー。
それ以来、見慣れたミカンが何やら愛おしくなりましてね。ミカンに限ったことではないのですが、ありきたりの食材をもう一度見直したくなりましてね。まずは、こんなん作ってみましたよ。
ころんっと愛らしい日本のミカン、丸っとコンポートにしてみましたよ。
生姜とカルダモンを効かせたシロップ、これ日本のミカンととっても相性が良いのです。
軽くさっと煮て、後は冷蔵庫でしばらくおいて味をなじませるだけなのでとっても簡単ですよ。
小ぶりなミカン 4個を使って。
ミカンを並べ入れた時、ミカンの上までたっぷりシロップに浸る大きさのお鍋がベストです。
- まずはミカンの皮をむきましょう。
白いスジはそのままでも平気ですが、気になる方は取り除いても。 - 白ワイン 100CC・お水 200CC・ハチミツ 80グラム・ カルダモン (縦半分に切って) とクローブ 各3〜4粒・皮付きのままスライスした生姜
適量。
以上を強めの中火にかけ、ハチミツを煮溶かしましょう。 - 2が煮立ったら、煮汁がことこと微笑む程度の火加減にしてミカンを並べ入れます。再度煮汁が煮立ったら、煮汁を時々ミカンに回しかけながら5分程煮てそのまま冷ましましょう。
完全に冷めたら煮汁ごと密封容器に移し、煮汁が充分ミカン全体になじむようミカンを上下逆に返して容器に移します。冷蔵庫で味をなじませれば出来上がり。
美味しい!シロップがまた美味しい!カルダモンの風味が効いています。
あら、主人。
このワイン、美味しくなかったから放っておいたワケじゃぁなかったの?あら、ごめんなさい。
でも安ワインでしょ?コンポート、美味しかったから良しとして頂戴ね。
使用するハチミツは、あまり主張し過ぎないさらっとした味わいのタイプがお勧め。安物で充分。
カルダモン好きの我が家ですもの、このシロップもお気に入り。
当初の予定では、このシロップはゼリーか何かに変身する予定だったのですが・・・
コンポートのシロップを濾し、冷凍バナナ・ヨーグルト・牛乳を加えてバーミックスで攪拌するだけ。
さ、今日はこれから歯医者さんへ。月にいちどの定期健診です。
お天気は抜群だけれど、風がとにかく強い強い。お洗濯ものは取り込んでおいた方が良さそうね。