昨日は鏡開きでしたね。
我が家のお鏡さんは、風情に欠ける例のプラスチック容器にちゅぅ〜っと充填したタイプのもの。
このタイプのお鏡さんに刃物を使うなと言われても、それは無理よね。
割るどころか思いっきり薄くスライスして、これが我が家の鏡開き。そしてお弁当の主食に。
いびつなその形は鏡餅が故。鏡餅で作るおかきですよ。歯固めにぴったりの食べ応え。
もちろん揚げておりません。なのでダイエッターの主人でも大丈夫・・・うん、きっと大丈夫。
しかもとても簡単。
【あまりに簡単なので、早速ですが作り方】
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鏡餅は薄くスライスしてザルにひろげ、表面がひび割れるまで半日天日に干しましょう。
これをオーブン又はオーブントースターでこんがりと表面に焼色がつくまで焼きます。
オーブンならば予め温めておいた両面グリル機能で10〜15分ってところかしら。ぷくっとお餅がふくらんできたら、焦げすぎないよう様子を見ながら焼いて下さいね。 -
お餅を焼いている間にたれを作りましょう。お醤油とハチミツを2:1で合わせてひと煮立ちさせ、ここにこんがりきつね色にふくらんだお餅をからめるだけ。
充分お醤油がからんだら網に並べて乾かしましょう。
仕上げにグラニュー糖をまぶしても良し、塩だれ+黒コショウで仕上げるも良し・・・
香ばしくって本当に美味しいの。
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鏡餅おかき・・・これだけでは、あまりに簡単すぎてどぉも面白くない。
なので、じっくりじっくり味を煮含める煮豆なんぞをもう一品。
前日下茹でまで済ましておけば、美味しい美味しい煮豆がお弁当にだって余裕で持っていけるもの。
ね、艶々の良い仕上がり。
本日は、紫花豆 (・・・だと思う、多分) のほんのり赤紫蘇風味で。
仕上げに加えた赤紫蘇は、梅干しの中に入っていたもの。そう、色づけの赤紫蘇です。
紫花豆の風味が良くなるだけでなく、赤紫蘇そのものもとっても美味しく仕上がるのです。
ゆかりに飽きたら作ってみます?紫花豆の甘煮〜赤紫蘇風味、豆好きの私にはストライクの出来。
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紫花豆は100グラムちょい。きれいに洗って、たっぷりのお水に一晩浸けておきます。これを浸け水ごと強火にかけ、煮立ったらやや火を弱めて3分程煮て茹でこぼしましょう。
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お鍋をさっと洗って新たにお水 600CCを注いで沸騰させ、茹でこぼした紫花豆・お塩 小さじ1/2・重曹 ひとつまみを加えます。キッチンペーパーの中央に穴を開けて落し蓋代わりにし、ことことお鍋が微笑む程度の火加減で40分程。
紫花豆が充分やわらかくなったら火を止め、そのまま一晩おいて冷まします。
崩れないようそっとザルにあけましょう。ここまでが下茹での工程です。 -
お砂糖 120グラムを2回に分けて加えながら、じっくり煮含ませていきましょう。
きれいに洗ったお鍋にお水 600CCを注いでお砂糖の半量を加え、強めの中火にかけてお砂糖を煮溶かします。
お湯が煮立ったら豆をそっと加え、キッチンペーパーの落し蓋をして弱火で30〜40分。鍋底の火の当たりが均一になるよう、お鍋を餅網に乗せて煮込むと良いです。
残りのお砂糖を加え、更に10分ほどことこと煮ましょう。
梅干しの中の赤紫蘇をたっぷりと散らし、落し蓋を除いて更に10分ほど煮て火を止めます。そのまま冷まして出来上がり。これ、本当に美味しいの。赤紫蘇がまた良いのよね。お茶請けにぴったり。
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本日のお弁当は・・・
鏡餅の簡単ヘルシーおかきを主食に。
じっくりじっくり煮含めた紫花豆の甘煮〜赤紫蘇風味。
人参の炊飯器蒸し。
皮をむいてアルミホイルでしっかりとくるんだ人参を、お米を炊く際の炊飯器にぽい!
ご飯と同時に、甘い甘い人参が蒸しあがるって寸法の横着料理。お塩をふってお弁当箱へ。
豆もやしのナムル風。
スープは、なめたけと長芋で。
要はなめたけのお吸い物を作って火を止め、すりおろした長芋を加えて混ぜ合わせるだけ。
意外と温めない方が美味しいの。
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そして本日の朝ごはん。
主人はもちろん卵かけご飯に。
私?えぇ・・・卵かけご飯をしたいのは山々ですけどね、今のお米が不味くてねぇ・・・卵かけご飯は美味しいご飯でないと嫌なの。だからとろろ芋にね、卵黄ぽんっで決まりですわ。
ちなみに本日のお魚はシシャモ。
・・・アタシ、オスの卵持ってないシシャモが好きなんだけどなぁ・・・
え、ナマ申すでないと?ははっ、申し訳ありませんでした主人。
とにかく主人は卵かけご飯でご機嫌の様子でありました。ビバ!朝ごはん。


