年末にね、在庫豊富な白菜の消費に息詰まって “白菜ザワークラウト” なるものを作ってみたの。
お歳暮で頂いたローストビーフが残っていたので、これと一緒にホットサンドにしてみましたよ。
がっつりキャラウェイシードの風味が効いた “白菜ザワークラウト” は、意外と万能選手。
お肉との相性は本家本元のザワークラウトに負けず劣らず、煮込み料理にだって本領発揮。
なかなか使える良い子であります。
近頃ザワークラウト (もちろん本来のキャベツのものね) の煮込みに凝っている主人は、“白菜ザワークラウト” を仕込む愛妻に しらーっ とした目線を送っておりました。
キャベツで作るからザワークラウトなんだよ、ぼけぇ!・・・とても言いたげな冷たい目線をね。
・・・負けないわよ。また作るわよ、主人。
【白菜ザワークラウト・・・作ってみる?】
- 白菜は縦3等分し、それを更に繊維を断ち切るように細切りにします。大きめのボールに移し、白菜の2パーセント量のお塩・キャラウェイシード 適量を加えてしっかり揉み込みましょう。今回は、白菜
1キロ・お塩 20グラム・キャラウェイシード 5グラムで。
- かさがぐぐっと減った白菜を密封容器に移します。白菜から出た水分も一緒に入れてあげて下さいね。ローリエ・鷹の爪をここに加え、白菜の外葉で蓋をして
(この辺は本家本元ザワークラウトをリスペクト) 重石をのせましょう。重石はお水の入ったペットボトル2本くらいでOK。
ぴったりと蓋をし、冷暗所で 夏なら3〜7日 今の季節なら10日間ほど放置して発酵を待ちましょう。 キャベツが浸る程充分なお水が出てきたら、重石は徐々に軽くしてあげて下さいね。
葉っぱが黄色っぽくなって酸味がでてこれば出来上がりです。
アクが出ていたら取り除き、清潔なビンに詰めて冷蔵庫へ。
薄くバターとディジョンマスタードをぬった食パンにローストビーフをのせ、漬け汁をしぼった白菜ザワークラウトをどっさりと。他の調味料は必要なしです。これも白菜ザワークラウトのなせる業。
こんがり焼き色がつけば出来上がり。
本日のお弁当は、このボリュームがっつりのホットサンドを主食に。
人参と自家製かき菜の胡麻和え。
胡麻油でささっと炒めたら甘味噌・おろしニンニクで味付けをし、粗く擂ったゴマで和えるだけ。
菜の花の柚子和え。
畑で摘んだ菜の花をさっと塩茹でして醤油洗いし、昆布茶・柚子練りのシロップで和えるだけ。
焼きネギとナメコのスープ。
煮干しでとったお出汁に、ナメコ・こんがり焼いてぶつ切りにしたネギを加えてみました。
いつまでも、お菓子の空き缶で代用じゃぁあんまりかしら・・・
そしてしっかりと朝ご飯。
主食は、冷凍してあったヨモギ味の白玉団子でぜんざいですよ。
・・・って、あれ?
鏡開きって今日だっけ??白玉団子食べてる場合じゃぁなかった??
いつも間違えるのよね・・・ダメだわ、今年も鏡開き=1月12日だと思い込んでおりました。