さぁ、本日はいよいよクリスマスワイン会であります。
今回は主人がお料理の一部を提供するってことで、いやぁ・・・そのおかげで我が家では、ひと悶着ふた悶着・・・いやそれ以上の悶着が繰り拡げられて参りました。
人の意見を全く聞かないクセに質問はじゃんじゃん遠慮なくする主人。
週末ごとにグジェールを作っては自己満足に浸る彼。
あぁ、今日でやっとグジェールから解放されるのかしら。質問攻めも今日でおしまいかしら・・・ どうも彼は、シュー生地の絞り出しが苦手なようで・・・
どぉやったらこんなアトムみたいなシューが焼けるの?こっちの方がハイレベルじゃぁなくて? ・・・彼の作ったグジェール、そしてカレーというシュールな夕食が週末ごとに供されたのであります。もぉホント・・・主人が料理に凝ると、我が家に大波小波が打ち寄せます。 あ、これ?
すり下ろしたグリュイエールを生地に練り込み、ついでにスライスしたグリュイエールを散らして焼き上げたもの。刻んだブラックオリーブも生地に練り込んでね。
ワインのお供だもの、これくらいがっつり塩気があった方が良いのではなくて? ・・・という妻の意見を頑ななまでに拒否し続けた主人。
『僕は自分の作りたいように作るんだ!
人の意見なんて聞かないんだ!』
殆どひとりで食べてしまったのはダレ?そぉ、君だよ君。主人、君だよ。
こうして本日のレシピもどぉにかこぉにか落ち着き、只今出掛ける準備をしている次第。
さて、本日のワイン会はどぉなりますことやら。
そしてささやかながら妻から主人へのクリスマス・プレゼント。
は、は、腹巻だぁ〜っっ!!
見事なまでのこの配色・・・えぇ、実家にあった毛糸を寄せ集めてみましたのよ。ひと目ゴム編み止めが苦手なので、ちょいとインチキしたけどね。 ・・・うん、よしよし。ちゃんと腹巻して寝てるな。うん、よしよし。
主人のお腹周りは、妻が思っていたよりもうんとうんとスリムでありました。
ぶっかぶかの腹巻、これでぬくぬくと熟睡出来るでしょ?暖かでしょ?
でも、後半身全部お布団から出して寝ていては、暖かさも半減いたしますことよ。
さ、何はともあれ時間です。主人、正念場よ。
見事に“グジェール” ・ “シュークルート・ガルニ” ・ “ブレス鶏のロースト” を仕上げるのよ。
皆をあっと言わせてさしあげるのよ。
・・・これって絶対主人の手掛けるべく料理じゃぁないって。