当初は 京都の老舗旅館 『俵屋さん』 での餅花作りがその最たる目的だったのだけど、それに加わり 大おくさまが 『桂離宮』 の参観許可証をとって下さったものだからもぉ大変。
ずっとずっといつかは訪れたいと思っておりました桂離宮ですもの。気合も入ります。
川端康成氏の “虹いくたび” 、桂離宮のシーンばかりを読み返してはイメージトレーニング。
そして “正月事始め” に当たります12月13日。いよいよその日がやって参りました。
俵屋さんでは、板さんも総出でそれはそれは華やかな餅花作りが催されましたよ。
俵屋さんの坪庭が一気にお正月色に染まりました。
私たちが作った餅花は、後日それぞれの自宅に届けられる予定。そろそろ着く頃かしらね。
で、3人がそれぞれ個性豊かな餅花作りを楽しんだあとはMKタクシーで下鴨神社へ。
今年の紅葉は、日本全国どうも今一歩だった様子。
紅葉の名所のひとつ下鴨神社。見頃は過ぎてしまったようですが、そんなの問題なくてよ。
あぁっ、申し訳ないです。
Oおくさま、目つぶっちゃってたのに使っちゃった・・・でもこれしかなかったの・・・
貴重な3人のショットですもの・・・自慢したかったんだもの・・・ごめんね、ごめんね。
そして俵屋さんに戻り、夜はささやかな宴会。え、これって女子会?これが噂に聞く女子会?
やった!初女子会だわ。俵屋さんの “泉の間” にて初の女子会・・・あぁ至福。
鴨・粟麩・水菜・葱のシンプルな具に澄んだお出汁。これは美味しいですよ。
川の字に並んだお布団。かた過ぎずやわらか過ぎず、安眠のツボを熟知したお布団。
普段眠りの浅いワタクシが熟睡ですよ。ぐっすりですよ。
ぐっすり眠って翌朝は、待ちに待った “桂離宮” へ。
餅花が鮮やかに飾られた俵屋さんの坪庭、桂離宮へ挑む前の気合いの入った記念写真。
大島をびしぃぃぃっと着こなす大おくさま・・・あぁ憧れます。
写真?もちろん撮りましたよ。だって憧れの桂離宮だもの。麻子と夏二のあの場面よ。
でもね、案内係の人のあの言葉が・・・
『写真はご自分が楽しむだけに止めて下さいね、公の場での公表は相成りませんよ』
。。。ワタクシ、偉い方にはとことん忠実ですの。なので本日の日記、締めくくりは自作の餅花ってことで。
あぁ、良い旅でした。Oおくさま、どんぐりさんと匂い袋 ありがとうございました。
そして何より、お天気にしてくれてありがとうございました。