2011年11月30日

レモンバーム香るさつま芋たっぷりバターケーキ

先日の日曜日。
そろそろ畑のさつま芋を全て掘り起こしましょうか、ってんで母親と共に勤しんで参りました。
只今の我が家、さつま芋の在庫が必要以上に豊富であります。

ま、このさつま芋たちの消費方は追い追い考えるとして・・・と。
前回収穫した分がそろそろ熟成して甘みも増している頃ね。じゃ、さつま芋でこんな主食。

さつま芋をたっぷり生地に練り込んだバターケーキですよ。畑の脇に群生しておりますレモンバームも生地に混ぜ込んでみたら、爽やかな風味の美味しいケーキが焼き上がりました。

レモンバームって、とても使いやすいハーブだと思うのです。
ケーキに入れてもサラダにしても良し。
そして何より、フレッシュなレモンバームで淹れたハーブティは本当に良い香り。

しっとりしたさつま芋のケーキに、すっきりとしたレモンバームの香り。
焼きたても良いけれど、冷蔵庫で冷やして食べるもなかなかの高得点。美味しいわよ。










以下の分量で18×9×8センチのパウンド型 1個分。



【下準備】
  • パウンド型に合わせてクッキングシートを敷いておきます。
  • 発酵バター 100グラムと卵 2個は室温に戻しておきます。
  • 薄力粉 30グラム・ベーキングパウダー 小さじ1を合わせてふるっておきます。
  • オーブンは180度に予熱しましょう。
  • レモンバームは飾り用を除いて刻んでおきます。量はお好みで。




【作り方と分量】
  1. さつま芋は皮をむいた状態で250グラム。
    適当な大きさに切り、たっぷりのお水に5分程浸けてアク抜きをしましょう。

    さつま芋をザルにあけて表面の水気をおさえ、レンジ対応のボールに移して牛乳 50CCを加えます。ふんわりとラップをし、500Wのレンジでさつま芋がやわらかくなるまで4〜5分レンジ加熱しましょう。
    加熱むらが出ないよう、途中でざっくりと全体を混ぜてあげて下さいね。
    やわらかくなったさつま芋をマッシャーでつぶし、冷ましておきましょう。

  2. 室温に戻しておいたバターをクリーム状に練り、お砂糖 20グラムを2回に分けて加えながら更に白っぽくなるまですり混ぜます。
    ここに溶き卵を分離しないよう少量ずつ加えては混ぜ合わせ、更にハチミツ 20グラム加えて滑らかに混ぜ合わせましょう。
    更に1のさつま芋も加え、泡立て器で滑らかに混ぜ合わせます。グランマニエ 小さじ1も加えて更に更に混ぜ合わせましょう。

  3. ふるっておいた粉類・刻んだレモンバーム・冷凍レモンのすりおろしも加え、スパチュラでさっくり切るように混ぜ込んで型に流し入れます。
    飾り用のレモンバームを並べ、予熱しておいたオーブンに素早く入れます。

    オーブンの設定温度を170度にし、焼くこと40分。
    串をさしてみて、どろりとした生の生地がついてこなければ焼き上がりです。
    焼きたて熱々も良いけれど、冷やして食べてもまた美味しいのよ。











主菜はドライ・ベルモット “Noilly Prat (ノイリー・プラット)” を使って。
なんてことはない・・・ただ野菜を焼いてノイリーで蒸し焼きにして塩をふるだけ。

ただこれだけなのに、意外な程美味しいの。
  • オリーブオイルでカボチャを両面こんがり焼きます。
    カボチャを端に寄せ、薄切りにした玉ねぎとセロリ・さいの目に切った人参・ほぐしたマイタケを加えてさっと炒めます。
    油がなじんだらノイリーとお塩を加え、ぴったり蓋をして蒸し焼きに。










在庫豊富な柿を使って、簡単なひと品。柿と白菜のサラダです。
柿と酸味の効いたドレッシングって、とても相性が良いのです。

  • 白菜は繊維を断ち切るよう細切りに。お塩をふってしんなりするまでしばらくおきます。
    お酢・ハチミツ・黒コショウを混ぜ合わせたところに薄切りにした柿を加えて和え、更に白菜を加えて和えれば出来上がり。










畑の隅っこに蒔いたハーブの種。
フェンネルも、小さいながらもそれらしく成長して参りました。
そのフェンネルを使って、リンゴ・さつま芋・フェンネルのポタージュです。うぅ〜ん、良い香り!



  1. バターで薄切り玉ねぎをしんなりするまで炒めます。一緒にフェンネルの根元や茎の部分 (要はやわらかな葉っぱ部分以外) も炒めましょう。
  2. 更に薄切りにしたさつま芋・リンゴも加えてさっと炒め、ひたひた量のお水・冷凍保存してあるフュメ・ド・ポワソンも加えてしばらく煮込んで火を止めます。
    少量の牛乳を足してバーミックスでピューレ状にします。
  3. 2をお好みの濃さになるよう牛乳でのばして軽く温め、塩コショウ・刻んだフェンネルを加えて出来上がり。
    フレッシュフェンネル、自家製なのでうんと小ぶりですが本当に良い香りなのです。






ハーブ多用のお弁当
フレッシュハーブの優しく確実な存在感

『ハーブってどう使って良いのかよく分からないの』
・・・母親を始め、よくそんな言葉を耳にします。

『このハーブって何に使うハーブなの?』
・・・このテの質問は、非常に答えに困る類。お好きなように・・・としか答えられないもの。


好きなよぉ〜に使えば良いのよ、ハーブなんて。要は食べられる葉っぱの総称だもの。
大葉やミツバ、セリ、ヨモギ、ワサビ・・・馴染み深い食材、これらって日本のハーブよね?

ハーブの使い方にルールなんてないのです。
ふんふんっと香りをかいでみて、相性の良さそうな食材に組み合わせれば・・・ほら、立派なひと品がいとも簡単に出来上がります。

せっかく畑に群生しているレモンバームだもの、母親もどんどん使ってみれば良いのにね。


posted by しんさん at 21:15 | Comment(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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