しかも寒い・・・今週末、そろそろストーブの準備をした方が良さそうね。
さて、寒くなると無性に食べたくなるもののひとつ “信州名物のおやき”
具はあるものを包んじゃえばそれなりに様になるし、フライパンで気楽に出来ちゃう優れもの。
出来るだけ薄くのばした生地、お水は一切使わず すりおろした山芋で練ってみました。
具は、大量に冷凍保存してある間引きした自家製大根葉・おから・最後の欠片となりました 焼きイノシシ ですよ。冷凍保存してあった焼きイノシシも、昨日今日で完食。冷蔵庫もすっきりです。
もちろん、焼きイノシシの煮汁まできっちりしっかり使い切ってね。
具沢山のボリュームお焼きが本日の主食。
熱々をはふはふ食べたいところだけど・・・まぁそれはそのうち。週末のお昼にでも、ね。
生地作りは、横着してビニール袋で。
以下の分量で、具沢山おやき 3個分ですよ。
- 薄力粉 100グラム・強力粉 15グラム・お塩 ひとつまみ。
以上を丈夫なビニール袋に入れてよくふり混ぜ、更にすりおろした山芋 90グラム・ラード 5グラムを加えましょう。これを生地がひとつにまとまるまでよく揉み、形を整えて冷蔵庫で30分休ませます。
- 生地を休ませている間に、具の準備と参りましょう。
さっと茹でて冷凍してあった大根葉。半解凍の状態で細かく刻みます。
刻んだ人参 (面取り人参の切れっ端ですけどね) ・ 刻んだシイタケと共に胡麻油で炒め、しんなりしたところにおからを加えて炒めます。
最後に適当な大きさに切った “焼きイノシシ” を煮汁ごと加えて炒りつけましょう。
焼きイノシシは脂分が白くかたまっています。軽くレンジ加熱してから加えて下さいね。
- 休ませた生地を3等分して丸めます。やわらかめの生地なので、包丁や手の平に薄く胡麻油をぬって作業すると良いですよ。一緒に具も丸めておきましょう。
丸めた生地をラップで挟んで薄くのばし、そっと上側のラップだけをはがします。
生地の中央に具をのせ、4点を中心部でつまんでしっかり閉じましょう。隙間を指でつまむように閉じて裏返し、両手で包み込むようにして形を整えます。閉じ口はこんな感じ↓
薄く胡麻油をぬったフライパンに閉じ口を下にして並べ入れましょう。綺麗な焼き色がついたら裏返し、両面こんがり焼きましょう。
最後に少量のお水を回しかけてぴったりと蓋をし、水がなくなったら火を止めます。
そのまましばらく蒸らし、しっとりと仕上げましょう。
おやきの具が少しあまりましたよ。
ならば油揚げに詰めてしまいましょう。そしてじっくりお出汁で煮含めてしまいましょう。
- さっと湯通しした油揚げの1辺を切り落とし、袋状に開いておやきの具を詰めます。
爪楊枝で縫うようにしてしっかりと口を閉じましょう。 - 人参は面取りをして軽くレンジ加熱し、皮をむいた里芋・たっぷりのお出汁・お酒・みりんと共に弱めの中火にかけます。煮立ったら油揚げを並べ入れましょう。
キッチンペーパーの中央に穴をあけて落とし蓋代わりにし、数回に分けてお醤油を加えじっくり煮含めましょう。煮汁を切り、お揚げの爪楊枝を除き包丁でそっと2等分してお弁当箱へ。
ちょっと・・・かなり分かり辛い写真ですが、さつま芋です。
何かで小耳に挟みました、さつま芋のきな粉和えです。大学芋より、うんとずっとお手軽。
- さつま芋は基本的に皮つきのまま。気になる部分を削り取って適当な大きさに切り、5〜10分お水につけてから胡麻油でこんがりと焼き色をつけます。
お砂糖とお醤油を1:1.5程度の割合で加え、お酒とお酢を極少量加えてとろりとするまで少し煮詰めます。火を止め、きな粉を適量加えてまぶせば出来上がり。
小ぶりですが、銀杏を頂きました。
銀杏と言えば粉吹き銀杏がいちばん好きな食べ方なのですが、たまにはスープなんぞ。
花豆と銀杏、ブロッコリースプラウトのスープです・・・体に良さ気ですわ^^
- 花豆はひと晩たっぷりのお水に浸けて戻し、お水が減っていたらお水を足して中火にかけます。アクを丁寧に除き、煮立ったら弱火にして30分程茹でましょう。我が家では茹で汁をそのままスープにしてしまうので、ここにコンソメキューブ 1/2欠を加えます。
- 銀杏は殻にヒビを入れ、10秒ちょい様子を見ながらレンジ加熱します。殻と薄皮を除いて花豆のお鍋に加え、軽く塩コショウしましょう。
ブロッコリースプラウトを加え、さっとひと煮立ちさせて出来上がり。
素朴なおやきにほっとします。
そしてイノシシ完食。
山芋生地の薄皮おやき。
具はイノシシ・大根葉・おからですよ。ヘルシーですよ。
残ったおやきの具を油揚げに詰めて。
里芋・人参と一緒にじっくり煮含めます。
さつま芋のきな粉まぶし。
甘辛お醤油味+きな粉が鉄板。
大きくて食べ応えのある花豆。
銀杏・ブロッコリースプラウトと一緒にスープにしてみましたよ。
ベランダの “コブミカン” の鉢も、昨日からお家の中に入れてあげました。えぇ、主人がね。
もともとは 『本格的なタイ料理を作ろう!』 ってことで取り寄せたこのコブミカン。
主人が毎朝頑なにミネラルウォーターを与えております。水道水で充分!ってのに聞きません。
『ねぇ、そろそろ摘んでタイ料理作ろうよ・・・』 と言う私に 『残酷なことを言うな!』 と睨む彼。
先日意を決した様子で摘んだと思ったら、根元のどうしようもない葉っぱをちびっと・・・
コブミカンを使った本格的タイ料理、我が家で食べられる日はいつになったら来るのかしら。