2011年10月16日

自家製からすみ出来ました!美味しい焼酎頂きました!

『白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒は静かに飲むべかりけり』

言わずと知れた若山牧水の歌。
小学校の国語の時間に習って以来、秋になると想う歌のひとつ。そう、言うなれば私の理想。

そして今を遡ること3週間ほど前。大きな大きな “ニベ” というお魚を頂きましてね。
嬉しいことに、下ろして身の部分・カマ部分に分けて下さりしかも 卵巣 のおまけつき。

立派な卵巣を目の前にしたら、作るでしょ?そりゃ作るでしょ?作らねばならぬでしょ?

わーい!自家製のからすみ出来ましたよぉ!!お酒をさっとぬって軽くさっと炙って・・・
味わい深いもっちりしたからすみ・・・

ちょっと焦げたけどね。
そして正に絶妙のタイミングで、軽いおつかいの報酬にこの焼酎の頂きもの。

くぅ〜っっっ・・・たまりませんわ。静かになんて飲めませんわ、牧水さん。
シェフとマダムに感謝感謝の週末でありました。










自家製のからすみは、卵巣を丁寧に水洗いして太い血管を処理するところから始まります。
これを10%くらいの塩水に2〜3日漬けてから “干し” の工程に入るわけですが、このいちばん肝心なところを全てシェフが引き受けてくれました。要は私、美味しいとこ取りってことね。

見て、この美しい卵巣。

で、この処理済みの卵巣を天日で干します。ガラス板でサンドして水分を切りながら・・・となにかで聞いたことはありましたが、そんな都合よくガラス板なんてありませんもの。

形をととのえて刷毛で両面に日本酒を塗り、キッチンペーパーで挟んで竹のザルに乗せて天日で干します。朝外に出し、夕方取り込んで冷蔵庫へ。
朝になったらまた日本酒を塗って夜間は冷蔵庫へ。

日一日ごとに憧れのからすみらしくなっていくその姿・・・愛おしさすら感じられます。
そしてこれを10日ほど繰り返せば・・・

からすみよね?これはどこからどう見ても立派なからすみよね?
どうですかシェフ、どうですかマダム。合格でしょうか。マル頂けますでしょうか。










こうして週末は、白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒を静かに飲む・・・いえ、飲もうとしたの。
自家製からすみ・加藤 委 (つぶさ) さんの青白磁ぐい呑み・森伊蔵と役者てんこ盛りでね。

楽しくて楽しくて、静かになんて飲めませんでしたけどね。最後のからすみはお茶漬けで締めよう。
さ、明日からまた1週間が始まります。今週は色々と忙しい週になりそう。

あら、キッチンから良い香りが漂ってきましたよ。
主人のタイ風レッドカレーが出来上がった頃かしら。今日はビールかしらね。



posted by しんさん at 18:57 | Comment(0) | 保存食・調味料・常備菜等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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